大人の塗り絵がもっと上手になりたいみくるです。
憧れの「ポリクロモス色鉛筆」を手にして、大人の塗り絵をもっと上手になりたいと始めた『塗り絵でまなぶ配色のきほん』は、色を塗りながら色彩をまなぶことができる書き込み式のドリルです。
「色の知識があればもっと素敵に塗れるのに」の思いに応えてくれる本です。
塗り絵で学まなぶ配色のきほん
1章 配色の基本レッスン
まずは基本レッスンです。
まずは色彩の基本を9つのドリルで学びます。色は無限にあること、組み合わせ次第で安心感があったり、刺激的であったりすること、色の扱い方がうまくなるヒントなどを凝縮しました。
塗り絵でまなぶ配色のきほん
レッスン1 すべの色は連続して変化している
レッスン1では色相環を塗って、すべての色は連続して変化していることを学びました。
レッスン2 トーンを変えて陰影を塗ってみよう
レッスン2では3つの濃度をそれぞれの面に塗ると立体が表現できることを学びました。
レッスン3 グレイッシュな色を楽しもう
レッスン3では中間色の作り方を学びました。
中間色を作るには、色鉛筆のもとの色に、さまざまな明るさのグレイを重ね塗りします。
重ねる色はグレイだけではなく、紺色やこげ茶で微妙なニュアンスを作れます。
あまり使えないでいる暗い色を上手に活用できるようになりたいです。
レッスン4 混色すれば色は無限大
レッスン4では混色でたくさんの色が作れることを学びました。
色相が近い色(類似色)の混色
あるひとつの色相を基準として考えたとき、色相で両隣にある色を「類似色」といいます。
似た者同士の色はなじませやすいです。
色相が遠い色(反対色)の混色
黄(イエロー)・青(シアン)・赤紫(マゼンタ)の「三原色」を掛け合わせることで、たくさんの新しい色相をつくることができます。
レッスン5 まとまり感のある配色のコツ
レッスン5では、まとまり感のある配色のコツを学びます。
類似色で塗ってみよう
あるひとつの色相を基準として考えたとき、色相環で両隣にある色を「類似色」といいます。基準となる色はどんな色でも良いのですが、似た者同士で配色を完成させることで、まとまりと安定感、落ち着き、安心感が伝わるものになります。
これは、色相を使ってまとめるテクニックなので、トーンは自由に組み合わせて大丈夫です。(レッスン1で塗った)色相環を見ながら、組み合わせを考えてみましょう。
➡大人の塗り絵【塗り絵でまなぶ配色のきほん】色相環を塗ってみよう(レッスン1)
類似色で塗ってみました。
似た者同士の色たちでまとめると、落ち着いて見えますね。
レッスン6 動きを感じる配色のコツ
レッスン6では、動きを感じる配色のコツを学びます。
反対色や補色をアクセントにしよう
基準の色相に対して、色相環で離れた場所にある色を「反対色」といいます。明確な決まりはないのですが、本書で紹介している10色相の場合は、右側にも左側にも3つ以上離れたものを「反対色」としています。
メリハリや躍動感が出る配色です。また、基準の色とは真逆の位置にある色を、特別に「補色」と呼びます。補色同士の配色では、どちらかの面積を大きくするとまとまりやすくなります。
反対色を組み合わせて塗ってみました。
反対色を組み合わせると、動きがでますね。
レッスン5と6と合わせて、巾着を6つも塗ったので、リボンと袋に丸みを出す塗り方の練習にもなりました。
レッスン7・8・9
こちらの記事で、レッスン7・8・9の内容をまとめてご紹介しています。
レッスン9で、1章「配色の基本レッスン」は終了です。
使用したレッスンブック
塗り絵でまなぶ配色のきほん 桜井輝子 ホビージャパン(2020/1/20)
本の内容はこちら記事でご紹介しています。
使用した色鉛筆
この本では、ファーバーカステル社のポリクロモス36色セットを基本とされていますが、「どの色鉛筆でも大丈夫です」とあり、代表的な色鉛筆が紹介されています。
塗り絵でまなぶ配色のきほん
- ポリクロモス色鉛筆
混色がしやすく、表現の幅が広がる色鉛筆です。- トンボ色鉛筆
芯が硬めですが、軽いタッチでも色のノリが良い色鉛筆です。
ベーシックな色が入っていますが、特に青と緑が充実しています。- 三菱色鉛筆880
芯はちょうどいい柔らかさ。
重ねやすい色鉛筆です。
塗り跡なめらかで、赤系、茶系が充実しています。- ファーバーカステル赤缶
芯は少し硬めですが、発色が綺麗で重ね塗りもしやすいです。
ピンク~紫の色が充実しています。
私は「ポリクロモス色鉛筆」の60色セットを使っています。この本でのレッスンを通して、使いこなせるようになりたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。