こんなに塗り絵にハマると思っていなかったみくるです。
SNSで皆さんの作品を拝見していると、上手な人が使われている色鉛筆が気になります。
「画材としての色鉛筆」の中で、特に人気の色鉛筆は次の3種類です。
※文具店で買える色鉛筆を「学童用の色鉛筆」として区別しています。
(例:三菱色鉛筆880、トンボ色鉛筆NQ)
- ファーバーカステル ポリクロモス
- ホルベイン
- カリスマカラー(プリズマカラー)
大人の塗り絵を日々楽しむようになって、「画材としての色鉛筆」を使ってみたくなりました。
今回は初めて購入した「画材としての色鉛筆」の『ポリクロモス色鉛筆』を使ってみた感想を書きました。
カラーチャートを作れるテンプレートもご用意しましたので、印刷してご利用下さい。
無料でダウンロードして頂けます。
塗り絵でまなぶ配色のきほんとポリクロモス
この3種類の中からどれを選ぼうかと随分と迷ったのですが、『塗り絵でまなぶ配色のきほん』で使われているのを知り「ポリクロモス」を選びました。
「どの色鉛筆でも大丈夫です」と書いてはあるのですが、ポリクロモスの色番号を指定してあるので、ポリクロモスを使ったら見本と同じように塗れて、色選びに悩まずに取り組めそうだと思いました。
ポリクロモスを使った配色の他に、色の重ね方や陰影の付け方、素材感の出し方なども学べそうです。
塗装も美しく、木の材質もよくて高級感満載です。
ポリクロモスのカラーチャート(色見本)
塗り心地を楽しみながらカラーチャートを作りました。
カラーチャートのテンプレート
印刷してご利用頂けるテンプレートです。
使ってみた感想
色んな塗り絵の本を塗ってみて、ポリクロモスの特徴が分かってきました。
- きめの細かい滑らかな描き心地
- 重ね塗りがしやすい
- 程よい硬さで細かい部分も塗りやすい
- 120色までありバラでも買える
- 落ち着いた色合い
- 1本300円と高価
例えば「コーリン色鉛筆」は柔らかく、色が乗りやすいので早く塗れるのですが、細かい部分を塗るのは苦手です。
減るのが早く、削ってもすぐに丸くなってしまうし、削り過ぎると折れてしまいます。
それに比べてポリクロモスは、程よい硬さなのでキンキンに尖らせて削ることができるので、細かい部分も塗りやすいです。
1本300円と高価なことを除けば、どなたにもおすすめしたい色鉛筆です。
Amazonなでの通販サイトでもバラ売りがあるのもおすすめのポイントです。
おすすめは60色セット
初心者のうちは、混色で色を作るのが難しいので、60色セットがあれば多彩な表現ができると思います。
36色セットにして、必要な色をバラで買い足しても良さそうですが、色を選ぶのが難しいのと、1本300円と割高になるので、60色セットを選ばれることをおすすめします。
ポリクロモスの実際の塗り絵での使用例
『なつかしのサンリオキャラクターぬりえBOOK』
この本は線が細くてはみ出しやすいので、細かい部分が塗りやすい硬めの色鉛筆で塗ることが多いです。
夕焼けのグラデーションになるように、色を重ねて工夫しました。
ヤシの木の葉っぱもグラデーションにしています。
『かんたんかわいいぬり絵帖』
124番「ローズカーマイン」で頭巾を塗りました。
可愛い好きな色です。
129番「ピンクマダーレーキ」と156番「コバルトグリーン」を組み合わせるのが好きです。
『森のちいさな女の子』
パステル系の色が少ないのですが、薄塗りにして白やクリームを重ねると淡い色も表現できます。
『夢見る国の12か月』
同じ線画が2枚付いているので、ポリクロモス(右側)と三菱色鉛筆888(左側)とで塗り比べしました。
ポリクロモスは落ち着いた雰囲気に、三菱色鉛筆888は軽やかな雰囲気に仕上がりました。
最後までお読みいただきありがとうございます。