塗って学ぶ配色のコツ【塗り絵でまなぶ配色のきほん】かわいくファンシーな配色とは?

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コツを学んで配色上手になりたいみくるです。

『塗り絵でまなぶ配色のきほん』は「色の知識があればもっと素敵に塗れるのに」という塗り絵好きの方のために、塗り絵を楽しみにながら自然に配色の基本が学べるように構成された本です。

『塗り絵でまなぶ配色のきほん』表紙

「類似色を使った落ち着く配色」「反対色を使った動きのある配色」など、知っておくと色選びに自信がつく内容が丁寧に分かりやすく解説されています。
実際に手を動かして塗ることで、その違いが体感できます。

前回は、第2章「4つのイメージをつくってみよう」より「元気で楽しい配色とは?」のレッスンをご紹介しました。

今回は第2章「4つのイメージをつくってみよう」より「かわいくファンシーな配色とは?」のレッスンをご紹介します。

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塗り絵でまなぶ配色のきほん

2章 4つのイメージをつくってみよう

第2章は「4つのイメージをつくってみよう」です。

の4つの配色を、それぞれ5枚のイラストを塗りながら学べるようになっています。

今回ご紹介するのは「かわいくファンシーな配色」です。

かわいくファンシーな配色とは?

「かわいくファンシーな配色とは?」のテキストページです。

『塗り絵でまなぶ配色のきほん』より、かわいくファンシーな配色とは?

配色のコツと考え方

濁りのない淡い色を中心に使いますが、全体がぼんやりしてしまうときには、ビビッドトーンの色を1~2色アクセントカラーとして加えることで、画面がぐっと引き締まります。

塗り絵でまなぶ配色のきほん

隣の「塗ってみよう」のページです。テキストを参考に少し配色を変えて塗りました。

『塗り絵でまなぶ配色のきほん』より、かわいくファンシーな配色で塗ってみよう

ビビッドトーンの色(赤紫・濃い緑)をアクセントカラーとして加えてみました。

みくる
みくる

淡い色ばかりだと全体がぼんやりしてしまうのね

次のページからは、5枚のイラストを塗りながら「かわいくファンシーな配色」を学びます。

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パステルカラーのブーケ

左のページに解説とお手本があります。

メインカラーをすべてパステルカラーで揃えたトーン・イン・トーンの配色です。反対色同士の組み合わせであっても、トーン(塗り重ねる濃さ)が揃っているだけでまとまり感が出ます。

塗り絵でまなぶ配色のきほん

トーン・イン・トーンは「トーンの中で」という意味の言葉で、ひつつのトーンの中で配色を完成させる方法です。

『塗り絵でまなぶ配色のきほん』より、トーン・イン・トーンの解説

見開きの右側は「塗ってみよう」のページです。
お手本で使われている主な色の番号が示されているので、同じ色を使って練習することができます。

『塗り絵でまなぶ配色のきほん』より、パステルカラーのブーケ

「元気で楽しい配色」の「暖かく華やかなブーケ」と同じ題材です。実際に塗ってみることで、ガラリと印象が変わることが体感できました。

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ガーリーなクローゼット

左ページの解説を引用します。

ピンクの濃淡だけで配色を展開していますが、メインで使うピンクよりも黄みが感じられる「サーモンピンク(コーラルピンク)」を所々に使うことで、より可愛らしく仕上がっています。

塗り絵でまなぶ配色のきほん

見開き右側の「塗ってみよう」のページです。

『塗り絵でまなぶ配色のきほん』より、ガーリーなクローゼット

素材感が感じられるように工夫してみました。淡い色を表現するときは、影になる部分を意識して塗ることで柔らかさや優しさが際立ちます。

「元気で楽しい配色」では「カジュアルなクローゼット」をデニムの濃淡に濃いオレンジを組み合わせる配色で塗りました。

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女の子の宝物

左ページの解説を引用します。

ごく淡い色だけを使って、画面を均一に塗ることで夢の世界のように感じられる配色です。小さい頃に大切にしてたものや、見ているだけで癒されるかわいいものをイメージしてみましょう。

塗り絵でまなぶ配色のきほん

見開き右側の「塗ってみよう」のページです。

『塗り絵でまなぶ配色のきほん』より、女の子の宝物

薄塗りに白を重ねてパステルカラーを表現しました。

夢の世界を表現するコツは、メインカラー・アクセントカラーをあえて設定せず、すべての色が同じくらいの面積になるように塗ることです。

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夢のメリーゴーランド

左ページの解説を引用します。

「女の子の宝物」と比べると、大人っぽさが感じられる配色になっています。例えばピンクをパープル寄りにして、ブルーグレイやブルーグリーンを使うだけでかなり雰囲気が変化します。

塗り絵でまなぶ配色のきほん

見開き右側の「塗ってみよう」のページです。

『塗り絵でまなぶ配色のきほん』より、夢のメリーゴーランド

広い面積は薄塗りにして白を重ね、細かいパーツ部分や細いラインは意識してしっかり塗りました。メリハリが出て、それぞれの色の個性が引き立って見えます。

この本の紙質と『ポリクロモス色鉛筆』との相性が良く塗りやすいので、ベタ塗りの練習にも使っています。苦手な薄塗りもだんだんと綺麗に塗れるようになってきました。

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使用し大人の塗り絵の本

塗り絵でまなぶ配色のきほん 桜井輝子 ホビージャパン(2020/1/20)

『塗り絵でまなぶ配色のきほん』投稿一覧

使用した色鉛筆

この本では、ファーバーカステル社のポリクロモス36色セットを基本とされていますが、「どの色鉛筆でも大丈夫です」とあり、代表的な色鉛筆が紹介されています。

  • ポリクロモス色鉛筆
    混色がしやすく、表現の幅が広がる色鉛筆です。
  • トンボ色鉛筆
    芯が硬めですが、軽いタッチでも色のノリが良い色鉛筆です。
    ベーシックな色が入っていますが、特に青と緑が充実しています。
  • 三菱色鉛筆880
    芯はちょうどいい柔らかさ。
    重ねやすい色鉛筆です。
    塗り跡なめらかで、赤系、茶系が充実しています。
  • ファーバーカステル赤缶
    芯は少し硬めですが、発色が綺麗で重ね塗りもしやすいです。
    ピンク~紫の色が充実しています。
塗り絵でまなぶ配色のきほん

私は「ポリクロモス色鉛筆」の60色セットを使っています。この本でのレッスンを通して、使いこなせるようになりたいと思っています。

お手本で使われている主な色のチップが載っているので、お手持ちの他の色鉛筆を使う場合でも、色が選びやすいと思います。

「ポリクロモス色鉛筆」を使用した作品の一覧

最後までお読み頂きありがとうございます。

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