色彩感覚を高めて、もっとセンス良く塗り絵をしたいと思っているみくるです。
今回は、塗り絵をされている方にも人気の『配色アイデア手帳』シリーズの著者・桜井輝子さんの『大人の3色塗り絵レッスン帖』より、前回に続いて、第1章「基本パターンと模様」の塗り絵を4枚ご紹介します。

『大人の3色塗り絵レッスン帖』では、巻頭で紹介されている色選びの基礎をもとに、お題のテーマ(塗り絵)を3色の色鉛筆で着色し、配色の妙を実践して学びます。
ファンション、手芸、工芸デザイン面での配色デザインのほか、SNS映えするちょっとしたスタイリングなど、センスUPに役立つ新感覚のテキストです。
5名のイラストレーターさんがイラストを描かれているので、雰囲気の違う塗り絵が楽しめます。可愛く楽しい塗り絵がたくさん。
大人の3色塗り絵レッスン帖
第1章 基本パターンと模様
前回の記事では、第1章「基本パターンと模様」より、ボーダー、ドット、マーブルの3枚をご紹介しました。
今回は、ヘリンボーン、チェック、幾何学の模様、曼荼羅をご紹介します。
ヘリンボーン
「イメージ別配色サンプル集」に掲載されている72コの配色を順に試そうと思っています。色番号は「トンボ色鉛筆」のものです。

ヘリンボーンを3色で塗り分けるのは難しくて、ベース、サブ、アクセントが明確でない配色になってしまいました
ポップ
弾むように元気で楽しいイメージの配色です。しっかりと濃く塗った色を、動きが出るように対照色相で組み合わせるのがコツです。
使ったのは、16番(群青色)を「ベースカラー」とする配色です。「サブカラー」は24番(紅色)。「アクセントカラー」の1番(白)。
定番のトリコロールカラーを使ってカジュアルなイメージを作ります。
ロマンチック
柔らかくて繊細な配色です。濁った色や濃い色を避けるのと同時に、穏やかなまとまり感が出るように色の組み合わせを考えます。
使ったのは23番(赤紫)を「ベースカラー」とする配色です。「サブカラー」は21番(藤色)。「アクセントカラー」は24番(紅色)。
赤~紫系の淡い色の配色。赤紫系が入ることで甘くなりすぎません。
エレガント
優雅な雰囲気が出るように、パープル系やグレイッシュな色を使います。ロマンチックよりもやや暗く仕上げると大人の印象に。
使ったのは32番(焦げ茶色)に35番(ねずみ色)を重ねたグレイッシュな色を「ベースカラー」とする配色です。「サブカラー」は23番(赤紫)に35番を重ねます。「アクセントカラー」は23番(赤紫)。
赤紫系の色は、エレガントなイメージを表現する時の定番色です。
チェック

細かくて綺麗に塗るのが難しいページでした。
クラシック
伝統的なもの、大切に育まれてきたものをイメージさせる配色。ブラウン系やグレイッシュな色を多く使うと雰囲気が出ます。
使ったのは31番(茶色)を「ベースカラー」とする配色です。「サブカラー」は32番(焦げ茶色)を薄塗りに。「アクセントカラー」は32番(焦げ茶色)。
ブラウン系もメインで使う色や面積比が変わると印象が変化します。
※配色サンプル集は、1度だけ淡く塗った色を①、2、3回濃く塗った色を②で表されています。

モダン
直訳すると「現代風の」という意味です。白・グレイ・黒に鮮やかな色を組み合わせ、ゴールドやシルバーをアクセントにします。
使ったのは12番(青緑)を「ベースカラー」とする配色です。「サブカラー」は34番(ねずみ色)。「アクセントカラー」は33番(黒)。
青緑はモダンな色に使いやすい色です。グレイと黒を組み合わせます。
幾何学の模様
幾何学模様は好きなパターンなので、楽しく塗りました。配色パターンも好きなものです。

ビジネス
オフィス街、スーツに身を包んだ人々、理路整然としたイメージを配色にするとこうなります。ブルー系を中心に使います。
使ったのは17番(藍色)を「ベースカラー」とする配色です。「サブカラー」は34番(ねずみ色)。「アクセントカラー」は12番(青緑)。
青と青緑の間にグレイをはさむと、カジュアル感が薄れます。
リゾート
南国のビーチリゾートとウインタースポーツを楽しむリゾートを配色にしました。濁り気のない鮮やかな色や明るい色を使います。
使ったのは22番(桃色)を「ベースカラー」とする配色です。「サブカラー」は13番(水色)。「アクセントカラー」は16番(群青色)。
メインを明るい暖色系、その他を寒色系にした組み合わせです。
曼荼羅
好きなマンダラが塗れた嬉しいページでした。

和風
赤・白・黒の配色はいにしえの時代からの日本の色とされています。藍染めの青や抹茶の緑、雅な紫などで和の雰囲気を出します。
使ったのは34番(ねずみ色)を「ベースカラー」とする配色です。「サブカラー」は19番(すみれ色)。「アクセントカラー」は36番(金色)。
雅なイメージの配色。紫×金は優美な印象を生み出す組み合わせです。
異国風
海外の国々をイメージさせる配色です。頭の中にあるイメージをやや膨らませてから色に置き換えると、それらしくなります。
使ったのは7番(緑)に34番(ねずみ色)を重ねたグレイッシュな色を「ベースカラー」とする配色です。「サブカラー」は32番(焦げ茶色)に34番を重ねます。「アクセントカラー」は23番(赤紫)を薄塗りに(薄塗りの指定ですが、濃く塗ってしまいました)。
サブカラーにシックなブラウンを使ってコントラストを弱めています。
第2章 ファブリックの柄
第1章「基本パターンと模様」はここまでで終わりです。次は第2章「ファブリックの柄」です。
次回の記事でご紹介します。
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使用した色鉛筆
トンボ色鉛筆NQ(黄色缶)36色セット
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