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【マルコ ラフィーネ72色セット】をレビュー|ルノアール・ユニカラーとの違いを比べてみました

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色々な色鉛筆で塗り絵をして、色合いや塗り心地の違いを楽しんでいるみくるです。

塗り絵をしていると、「この色鉛筆、他のシリーズとどう違うんだろう?」と気になること、ありますよね。
私も最近、マルコの色鉛筆「ラフィーネ(Raffine)」を改めて使ってみました。

ラフィーネは、手頃な価格ながらも72色という豊富なラインナップで、塗り絵好きの間でも人気のシリーズです。
同じマルコ社から出ている「ルノアール(Renoir)」とよく比較されることが多く、どちらを選ぶか迷う方も多いと思います。

私が実際に使ってみると、ラフィーネは少し硬めの描き心地で、色によって発色の差があるものの、全体的に透明感のあるやさしい色合いがとても魅力的でした。

さらに驚いたのが、ラフィーネ72色セットのカラーチャートを作成してみたところ、三菱鉛筆の「ユニカラー」と色番号も配列もそっくりだったこと。
この発見をきっかけに、ルノアールやユニカラーとの違いを改めて比べてみたくなりました。

この記事では、そんなマルコ ラフィーネの特徴ルノアールとの比較、そしてユニカラーとの共通点をまとめてご紹介します。
これからラフィーネを試してみたい方や、塗り絵の色鉛筆選びで迷っている方の参考になれば嬉しいです。

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大人の塗り絵に!【マルコ ラフィーネ】色鉛筆の魅力

MARCOラフィーネとは

「マルコ ラフィーネ」は、MARCOブランドの中でもコスパに優れた油性色鉛筆シリーズです。
製造しているのは、中国・上海にある「Axus Stationery(上海馬可文具有限公司)」で、日本語では「安硕文教用品」とも表記されます。

「Axus Stationery」は2003年設立の文具専門メーカーで、木製鉛筆や色鉛筆の製造を中心に世界各国へ輸出しています。
MARCOブランドの鉛筆や色鉛筆は、商標権もAxusが保有しており、品質管理や製品設計を一貫して手がけています。
さらに2019年には中国大手の 晨光文具(M&G) が株式の過半数を取得し、子会社化しており、信頼できる生産体制のもと製造されています。

ラフィーネシリーズは、MARCOの中でも手に取りやすい価格帯の油性色鉛筆として位置づけられており、学生から大人の趣味層まで、幅広く愛用されています。

「マルコ ラフィーネ」色鉛筆 72色セット(紙箱)
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「マルコ ラフィーネ」のセット内容とケースの種類

「マルコ ラフィーネ」は、12色、24色、36色、48色、72色セットが販売されています。
パッケージは、

  • 紙製ボックス
  • 缶ケース
  • 布製のロールケース
    の3タイプがあり、用途や好みに合わせて選べます。

私は紙製ケース入りの72色セットを購入しました。
お手頃価格ながら、シルバーラッカー塗装のデザインも上品で、ギフトにもぴったりです。

芯はやや硬めで折れにくく、「硬すぎることはないが、ルノアールよりは硬め」という声も多く、繊細な描写を得意としています。

軸には「Raffine Color 7100」「Marco」のロゴと色番号が印字されています
色名は表記されていません。
軸径は、7.2mmのスリムな設計で、芯径は、3.3㎜のやや太めのサイズです。

「マルコ ラフィーネ」色鉛筆の特徴

紙製のケースのままでは使いにくかったので、チョコレートの箱に入れています。

「マルコ ラフィーネ」色鉛筆の収納方法
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「マルコ ラフィーネ」をみくるが使ってみた感想

「マルコ ラフィーネ」を、私自身が使ってみた感想としては、全体的に発色は少し淡めに感じられました。
濃い色はつきが良く、しっかりと色がのりますが、淡い色やパステルカラーは色づきが弱く、色によってムラが出やすい印象です。

ワックスが多いのかテカリやすく、重ね塗りやグラデーションは苦手なようです。

「マルコ ラフィーネ」をみくるが使ってみた感想

とはいえ、その透明感のある美しい色合いが魅力でもあり、やさしい雰囲気を出したい塗り絵にはぴったりです。
硬めですが、滑らかな塗り心地で、薄塗りもできるので、単色塗りを楽しもうと思います。

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「マルコ ラフィーネ」の口コミ・評価

「マルコ ラフィーネ」は、SNSや通販サイトのレビューでも、以下のような声が見られます。

  • 「発色が思っていたよりきれいで、重ね塗りもスムーズ」
  • 「芯が硬めなので細かい部分の塗りや線描に使いやすい」
  • 「淡い色の発色が弱いが、全体的にコスパが良い」
  • 「柔らかめの描き心地が好きな人はルノアールの方が好みかも」

全体的に、価格以上の品質と使いやすさを評価する声が多く、練習用やサブセットとして取り入れる人も増えています。

「マルコ ラフィーネ」と「マルコ ノアール」との比較

MARCOブランドの色鉛筆にはいくつかのシリーズがありますが、塗り絵好きの間で特に人気なのが「ラフィーネ」「ルノアール」です。
どちらを選べばいいか迷ってしまう方も多いと思うので、使い心地や発色の違いを分かりやすくまとめてみました。

項目 マルコ ラフィーネ(Marco Raffine) マルコ ルノアール(Marco Renoir)
メーカー Axus Stationery(上海馬可文具有限公司) 同上(Axus Stationery)
芯の硬さ やや硬め(ルノアールより硬い) やわらかく、なめらかな描き心地
発色 全体的に淡めで透明感がある。濃い色は発色が良い。 鮮やかで濃く発色。重ね塗りしやすい。
ワックス感 やや強め。色によってムラが出ることも。 オイルベースで、滑らかに色がのる。
セット内容 12色/24色/36色/48色/72色。紙・缶・布製ロールケース入り。 12色/24色/36色/48色/72色。缶ケースが中心。
価格帯(72色) 約1,500〜2,000円前後 約3,000〜4,000円前後
仕上がりの印象 透明感のあるやさしい色味 鮮やかでリッチな彩度
おすすめの使い方 淡い塗り絵や繊細な表現に 重ね塗りやグラデーションを楽しみたいときに

ラフィーネは繊細で淡い表現が得意、
ルノアールはやわらかく鮮やかな色づかいが魅力です。

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「マルコ ラフィーネ」72色セットのカラーチャート(色見本)

「マルコ ラフィーネ」72色セットカラーチャート(色見本)を作成しました。

「マルコ ラフィーネ」72色セットのカラーチャート(色見本)

印刷してご利用頂けるテンプレート(A4縦型)です。

「マルコ ラフィーネ」72色セットのカラーチャート(色見本)のテンプレート
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「マルコ ラフィーネ」と「三菱ユニカラー」との共通点と違い

「マルコ ラフィーネ」を使っていて驚いたのが、72色セットの色番号と配列が、三菱色鉛筆「ユニカラー」とそっくりだったことです。

実際にカラーチャートを並べてみると、色番号と色合いが同じで、「中国版ユニカラー?」と思ってしまうほどでした。

「マルコ ラフィーネ」と「三菱ユニカラー」との共通点と違い

そこで、両者の共通点と違いを表にまとめてみました。

項目 マルコ ラフィーネ(Marco Raffine) 三菱 ユニカラー(MITSUBISHI uni COLOR)
メーカー Axus Stationery(上海馬可文具有限公司/中国) 三菱鉛筆株式会社(日本)
色構成 ユニカラーと同じ72色構成。色番号・並びも一致。 72色セット。ラフィーネとほぼ同じ配列。
発色 淡く透明感がある。ややワックス感が強い。 やわらかく、濃淡の表現がしやすい。発色も良い。
芯の硬さ 中硬質で、ルノアールより硬め。 中硬質。ややなめらかで均一に塗れる。
塗り心地 サラサラした描き味。色によってムラが出ることも。 安定した描き心地でムラが少ない。
仕上がりの印象 軽やかで透明感のある色合い。 深みとツヤがあり、鮮やかで上品な仕上がり。
価格帯(72色) 約1,500〜2,000円前後 約7,000〜9,000円前後
共通点 色番号・色名・配列がほぼ同一。透明感のある色味が特徴。
違い 発色の濃さ・芯の質・滑らかさはユニカラーが上。ラフィーネはコスパが高い。

どちらにも「透明感のある綺麗な色合い」という共通点があり、塗り絵をしていても、どちらもやさしい雰囲気に仕上がります。

私の感覚では、「マルコ ラフィーネ」は“ユニカラーの雰囲気を気軽に楽しめる色鉛筆”
ユニカラーが気になっている方の導入としてもおすすめです。

三菱色鉛筆「ユニカラー」の詳しいレビューは、こちらの記事でご紹介しています。

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実際の塗り絵での使用例

かんたんかわいいぬり絵帖

「マルコ ラフィーネ」は、大人の塗り絵をしようと思って、最初に購入した色鉛筆です。当時は知識がなく、安価で色数の多い色鉛筆が欲しくて選びました。

「マルコ ラフィーネ」で塗る『かんたんかわいいぬり絵帖』

『かんたんかわいいぬり絵帖』で最初に塗ったページや、大人の塗り絵をするようになったきっかけなどを、「大人の塗り絵のこと~初心者なりの思い~」にまとめています。

今見ると、ムラだらけで汚くて恥ずかしいのですが、良ければ見て下さいね。

カモさんのおしゃれなぬりえ

『カモさんのおしゃれなぬりえ ときめきマルシェ』から、「雨降り」のページを塗ってみました。

「マルコ ラフィーネ」で塗る『かもさんのおしゃれなぬりえ』

「マルコ ラフィーネ」は、大人の塗り絵をしようと思って、最初に購入した色鉛筆です。しばらく使っていなかったので、色合いと塗り心地を楽しみながら、501番から順に塗ってみました。

523番まで塗ったところです。

「マルコ ラフィーネ」で塗る『かもさんのおしゃれなぬりえ』

透明感のある綺麗な色が似合いそうな紫陽花のページを選びました。
完成したページは、別の記事で改めてご紹介します。

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【まとめ】マルコ ラフィーネはコスパ抜群!

透明感のある色を楽しみたい塗り絵好きさんに

「マルコ ラフィーネ」は、やや硬めの芯ながらも、透明感のある綺麗な色合いが楽しめる色鉛筆です。
淡い色は発色が控えめですが、濃い色はしっかり色づき、塗り重ねることで独特の深みが出ます。
価格も手頃なので、塗り絵初心者さんや「まずは多色セットで試してみたい」という方にもおすすめです。

ルノアールやユニカラーとの違いを知って、ぴったりの色鉛筆を選ぼう

同じマルコ社の「ルノアール」はより柔らかく鮮やかで、発色重視の方にぴったり。
一方でラフィーネは、淡い色を活かしたナチュラルな塗り絵を楽しみたい方に向いています。

また、72色セットは三菱のユニカラーと色番号や配列がほぼ同じで、両者を比べるのも興味深いポイントです。
三菱色鉛筆「 ユニカラー」のレビュー記事はこちら

マルコ ラフィーネは、手軽に色彩表現を広げられる一本

塗り心地や発色のバランス、価格を考えると、「マルコ ラフィーネ」はとてもコスパの良い色鉛筆です。
手持ちの画材にプラスしても良いですし、旅行や外出先でのスケッチ用としてもおすすめ。
透明感のある色彩が、塗り絵の世界をやさしく彩ってくれます。

わたしは、このラフィーネの透明感のあるやさいい色合いがとても気に入っています
ひとつひとつの色がやさしく紙になじんで、塗る時間そのものが癒しのひとときになります。
あなたの塗り絵時間が、もっと楽しく、もっと心地よいものになりますように。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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