色鉛筆沼にどっぷりとハマっているみくるです。
色んな色鉛筆を使っては、塗り心地や色合いの違いを楽しんでいます。
今回は、ソフトな描き心地と色数の豊富さが人気の『ホルベイン アーチスト色鉛筆』をご紹介します。
ホルベイン アーチスト色鉛筆の特徴
ホルベイン画材株式会社について
『ホルベイン アーチスト色鉛筆』は「ホルベイン画材株式会社」さんが販売されている色鉛筆です。1900年に創業した色材・画材の製造卸・輸出入会社で、色彩で想像力と創造力を刺激し、人と文化の融合に貢献することを理念とされています。
「ホルベイン」という名前を知ったのは、塗り絵を始めてからでした。
ホルベインという社名は、ドイツ・ルネッサンス期の代表的なアーチスト Hans Holbein (1497-1543)の名に由来するものです。肖像画の卓抜な描写でも知られ、後にイギリスで 宮廷画家となり、豊かな色彩の傑作を数多く残しています。
会社概要|ホルベイン オフィシャルウェブサイト (holbein.co.jp)
「ホルベイン」という名前から海外の会社だと思っていたのですが、ドイツのアーチスト名に由来するものだったんですね。
大阪府東大阪市に本社を置く日本の会社です。記事を書くために会社概要を見て知ったのですが、奈良県葛城市新町に奈良工場があるとのこと。身近な場所で製造されている画材が世界的に評判であることを嬉しく思いました。
色鉛筆の他に専門家用油桧具・水彩絵具・画用液・アクリル絵具・パステルを取り扱われています。
ホルベイン アーチスト色鉛筆
今回ご紹介する『ホルベインアーチスト色鉛筆』はなめらかな描き味、鮮やかな色彩が特徴の色鉛筆です。
ホルベイン アーチスト色鉛筆は、描き味を追求したアーティストのための色鉛筆です。
ホルベイン アーチスト色鉛筆|ホルベイン オフィシャルウェブサイト (holbein.co.jp)
塗り絵、スケッチ、下絵だけでなく、ドローイングから本格的な絵画の分野まで
使用できる描画用の色鉛筆として開発しました。1900年の創業以来、培われたホルベインの色彩への
こだわりを大いに発揮した製品です。
日本の老舗企業が開発された色鉛筆ということを知り、ずっと憧れていたものの、下手な塗り絵に使うのが勿体なく感じてなかなか手を出せずにいました。
ですが、パッケージデザインがリニューアルされ、パステルカラーのセットがピンクの美しい箱に入っているのを見て欲しくてたまらなくなり、購入に至りました。
『ホルベイン色鉛筆 パステルカラー（パステルトーン）50色セット』です。
ずらっと並んだパステルカラーの色鉛筆の美しいこと。
新しい色鉛筆が綺麗に並んでいるのを見るとテンションが上がります。
セットされている塗り見本（カラーチャート）を塗りました。
柔らかくきめ細やかな描き心地です。
ねっとりとしている「カリスマカラー色鉛筆」と比べるとサラリとしています。粒子が細かくて、高級ブランドのアイシャドウのようだと思いました。
パステルカラーばかり50色も必要ないかもと思っていたのですが、アクセントカラーになりそうな濃い色も入っているので、幅広く使えそうです。
3.8ミリの太い直径の芯は、一度に広い面積を塗りつぶすことができます。軸は7.8ミリの太い直径のため、握りやすく手が疲れません。
※一般的な色鉛筆の芯は直径3ｍｍです。
※Amazonなどの通販サイトでは「パステルトーン」と表記されているのですが、ホルベイン株式会社の公式サイトでは「パステルカラー」と表記されています。
私もずっと「パステルトーン」と呼んでいたのですが、公式サイトの表記にならって当ブログでは「パステルカラー」と表記することにしました。
『ホルベインパステルカラー12色セット』も人気です。無地のシンプルな缶にピンクのスリーブがついていて、ケース目当てで欲しくなる美しさです。他のセットと併用して使用したい方や、試しに使ってみたい方におすすめのセットです。
ホルベインパステルカラーで塗った作品
実際の塗り絵での使用例をご紹介します。
なつかしのサンリオキャラクターぬりえBOOK
パステルカラーがお似合いのキキララのページをふわっと塗りました。
キキララはやっぱりパステルカラーで塗りたくなります。前に塗ったお隣のページと合わせて。
右側のページはセリアで購入した日本パール加工さんの『ツイン色鉛筆 パステル＆スモーキー』で塗りました。詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
➡塗り絵ブログ【サンリオキャラクターぬりえBOOK】パステルカラーで塗るキキララと星の国
カモさんのおしゃれなぬりえ
ウサギタケのイラストで人気のカモさんの塗り絵本です。色んな動物が店番をしているマルシェが描かれています。
「雑貨屋さん」をカモさんのお手本を参考に、配色を変えて4色で塗りました。
このページを塗る動画をYouTubeに投稿して下さっています。
心を整える花々の、マンダラぬりえ
「BUTTERFLIES 〜蝶々」です。
パステルカラーでマンダラを塗ると、思っていた以上に癒されました。滑らかな描き心地なので、ストレスなく塗れました。
サクッと気軽に楽しめるぬりえ帖
mizutamaさんの可愛らしいイラストにパステルカラーがよく似合います。
コロンと可愛い癒しのディズニー塗り絵
見本を真似て色んな色を混ぜて塗った「メルヘンマリーちゃん」です。
➡塗り絵ブログ【コロンとかわいい癒しのディズニー塗り絵】パステルトーンで塗るマリーちゃん
買う前は「ホルベイン色鉛筆」を下手な塗り絵に使うのは勿体ないと思っていたのですが、実際に使ってみると描き心地の良さと色合いの美しさで、どんな塗り絵に使っても素敵な仕上がりになりました。
全150色の豊富な色数とセット
150色という色数も『ホルベイン色鉛筆』の魅力のひとつです。私が購入した「パステルトーン」のセットの他にも様々なセットが販売されているので、好みに合わせて選べます。
- ルミナス 6色セット
- メタリック 6色セット
- ベーシックカラー 12色セット・24色セット・36色セット・50色セット・100色セット
- ポートレートカラー 12色セット
- パステルカラー 12色セット・50色セット
- 150色セット（全色セット）
詳しくは「ホルベイン アーチスト色鉛筆」の公式サイトをご覧ください（ホルベイン アーチスト色鉛筆|ホルベイン オフィシャルウェブサイト）
1本からバラで購入できます。世界堂さんなどの画材屋さんや、Amazon・楽天などの通販でも取り扱いがあるので便利です。
私は先に「ホワイト」と「ホリゾンブルー」をバラで購入して、塗り心地を確かめてからセットを購入しました。「ホワイト」は「パステルトーン」のセットには入っていないので、バラで購入しておいて良かったです。
塗り絵アーティストのts.meg先生がYouTubeで白色の使い方を教えて下さっています。
「白無しではもう塗れない」とのこと、練習して上手に使えるようになりたいと思っています。
最後までお読み頂きありがとうございます。
