旅する絵描き「デナリ」として活動されている大野舞さんの世界観が好きなみくるです。
前回の記事はこちらでした。
今回も、初めてコンプリートした塗り絵本である『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』から、完成作品を4点ご紹介します。

思いつくまま、自由に色をのせてみると、無意識の世界へ旅することができるでしょう♪
宇宙とつながるマンダラ塗り絵
舞曼荼羅
タイトルは大野舞さんが付けられたものをそのまま使わせて頂いています。
1ページ目から順番に塗り進めていた『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』も、これが25枚目。あと4枚でコンプリートです。途中で投げ出してばかりでしたが、この本が楽しくてどんどん塗れました。大野舞さんのイラストが大好きです。
絵に添えられている詩から連想して、焚き火を囲んで踊っている様子をイメージして塗りました。

詩からイメージして塗れるのもこの本のお気に入りポイントです。
ドン ドン ドドン ドン
太鼓のリズムは太古のリズム
いのちは謳う
この大地の上に 生きている歓びを全くちっぽけで 偉大な奇跡を
『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』
太古らしくアースカラーでまとめたら寂しい感じになって、でも鳥さんにオレンジのチークと冠羽を描いたらオカメちゃんみたいに可愛くなって、楽しい雰囲気になりました。
「ポリクロモス色鉛筆」で塗りました。
背景にはダイソーさんのパステルを使っています。
不眠曼荼羅
パステルカラーでふわふわと。
黄色い羊を抱いて眠ったら、幸せ色の夢が見れそう。

パステルカラーで塗りたくて、「コーリン色鉛筆」からパステルカラーを選んで塗りました。
絵に添えられた詩です。
眠れない夜には羊を数える
1、2、3、4、あれ
今何匹まで数えたっけ
あの草むらにいるやつは もう数えたのだっけふかふかに深くダイブ
羊と睡魔とかくれんぼ
『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』
薄いブルーは、「ホルベイン色鉛筆」の「ホリゾンブルー」です。この時はまだ、「ホルベイン色鉛筆」のパステルトーンセットを持っていなかったので、試しにバラで購入してみた1本です。
お高い色鉛筆なので、バラで購入して塗り心地を確かめてから、セットを購入するのも良いですね。Amazonなどのネットショップでも、1本から購入できます。
『森の王国 福田利之塗り絵BOOK』のこちらのページでは、同じくバラで購入した「ホルベイン色鉛筆」の「白」と「ホリゾンブルー」に、「ポリクロモス色鉛筆」を合わせて塗っています。

➡塗り絵ブログ【森の王国 福田利之塗り絵BOOK】本の紹介と扉絵のページ
このように、いくつかの本で試して気に入ったので、セットでの購入に至りました。
極北曼荼羅
ピンクの光が銀世界を染めている風を目指して塗った1枚です。

何色に塗ったらいいかと、アラスカなどの写真を見て考えました。
フクロウたちが重なっているのはトーテムポールでしょうか?
オーロラの表現が難しかったです。
絵に添えられた詩です。
生まれ 生きて 生きぬいて
そして還ってゆくところ覆い尽くす雪の白さが
命の色を鮮やかに浮き立たせ身を凍りつかせる寒さが
『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』
心と愛をあたためる
「ポリクロモス色鉛筆」で塗りました。
125番の紫ぽいピンクも好きな色です。
銀河曼荼羅
最後の1枚です。

「ポリクロモス色鉛筆」で塗りました。
最後だから気合いを入れて、塗ったのですが、もう少しシンプルにしたらよかったと思いました。
何はともあれ、一冊全部塗れてすごく達成感があります。
絵に添えられた詩です。
それはミトコンドリア
それは銀河
あらゆるものは同じもの
幼いその瞳の中に
『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』
あなたは全てを見るだろう
「あらゆるものは同じもの」この1文に、大野舞さんの世界感がよく表れていると思いました。
最後の1枚らしい、壮大なメッセージを感じます。
特に好きなページを選んで「ベストナイン」を作りました。

「みくるの森」で、好きな本を振り返る時間は、とても楽しく素敵なものでした。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
使用した大人の塗り絵本
宇宙とつながるマンダラ塗り絵 大野舞 河出書房新社(2018/12/30)
本の内容はこちらら記事でご紹介しています。
使用した画材
コーリン色鉛筆72色セット
ポリクロモス色鉛筆60色セット
最後までお読み頂きありがとうございます。