色鉛筆沼にどっぷりとハマっているみくるです。
色んな色鉛筆を使っては、塗り心地や色合いの違いを楽しんでいます。
今回は、柔らかさと発色の鮮やかさが評判の『カリスマカラー色鉛筆』をご紹介します。
カラーチャートが作成できるテンプレート(A4のPDFファイル)を作成しましたので、ぜひご利用下さい。
感動レベルの柔らかさ!【カリスマカラー色鉛筆】
「カリスマカラー」と「プリズマカラー」の違い
「カリスマカラー」と「プリズマカラー」は同じとか、「プリズマカラー」が「カリスマカラー」に変わったとか、書かれていてどういうこと?と思っていました。
「カリスマカラー」は元々「べロール社」の製品でしたが、「サンフォード社」に買収され、製品の名称も「イーグルカラー」「プリズマカラー」「カリスマカラー」と変遷を遂げたそうです。
当初ベロール社で製造されていた油性色鉛筆は、同一製品を国によって違う名称で販売していました。
サンフォードの通販|世界堂オンライン通販 (sekaido.co.jp)
英国では「カリスマカラー」、米国で「プリズマカラー」、そして日本では「イーグルカラー」です。
サンフォード社に買収された際、名称が「プリズマカラー」に統一され、しばらくの間日本でも「プリズマカラー」として販売されていました。
しかしながら「プリズマカラー」は製造が米英の工場からメキシコに移管された影響で、中身の芯は同一ながら土台となる木軸や外観が、非常に粗雑な仕上げとなってしまいました。
そこで日本では、「イーグルカラー」時代の高品質を維持する為、プリズマカラー用の色芯を使用し、日本国内の工場で製造を行なう様になりました。
デザインも、日本で販売されていた当時の「イーグルカラー」のイメージを踏襲して、現在の「カリスマカラー」となっています。
従って「カリスマカラー」は現在、日本国内でのみ販売されており(発売元ベステック)、海外では「プリズマカラー」のみの販売となっています。
輸入品の「プリズマカラー」が、「カリスマカラー」と同一品として販売されることが有りますが、実際には上記の差異がありますので、ご購入の際はご注意下さい。
ただし、残念ながら「カリスマカラー」は「プリズマカラー」全150色をカバーしておらず、全117色となっています。
世界堂さんのオンラインショップのページに、上記のように説明されているのを読んで疑問が解けました。
「プリズマカラー」の方がお安く手に入りますが、木軸が割れていたり、同じ色が入っていたりするとの声があって気になっていました。
工場がメキシコに移管された影響で、中身の芯は同じながら、粗雑な仕上がりになっているのですね。
芯が同じならいいと考える方もおられますが、木軸の品質が悪いと芯の割れに繋がります。
「カリスマカラー」は日本国内でのみの販売なので、海外の方は「プリズマカラー」をよく使われているようです。
以上のことを踏まえて「カリスマカラー」を選びました。
カリスマカラー色鉛筆の外観
ネット上の写真ではケースがどうなっているか届くまで分からなくて気になっていました。
36色ずつ2つの箱に分かれて入っています。
蓋は蛇腹折にして畳めるようになっています。
観音開きになっています。
開けた蓋に差し込んで立てれるようになっています。
後ろから見るとこうなっています。
全部削って並び替えてみました。
新しい色鉛筆が綺麗に並んでいるのを見ると、いつも感激します。
説明書きが入っていました。
カリスマカラー色鉛筆は全部で117色ありますが、72色セットまでしか販売されてないので、セットに無い色はバラで追加購入するようになっているようです。
収納出来るように空きスペースが設けられています。
紙製ですがしっかりとした美しいケースなのですが、2つ並べるととても場所を取ってしまいます。
それで、ケースから出して鉛筆立てに立てて使っています。
ケースを上手く使えなくて残念に思っています。
カリスマカラー色鉛筆72色セット カラーチャート
塗り心地を確かめながらカラーチャートを作りました。
ねっとりしていると思うほど柔らかくて、一度でしかっかりと色が乗ることに驚きました。
色鮮やかに発色してとても綺麗です。
ダウンロードしてご利用頂けるテンプレート(A4PDFファイル)です。
ばら売りもされていて、世界堂さんのオンラインショップなどで1本ずつ購入出来ます。
➡サンフォードの通販|世界堂オンライン通販 (sekaido.co.jp)
実際の塗り絵での使用例
試し塗りを兼ねて『ジョハンナの塗り絵アクティビティブック』の画材のページを全色使って塗りました。
色とりどりの画材にワクワクするページです。
『カリスマカラー色鉛筆』はとっても柔らかいので、紙の上で混ぜることができ、綺麗な混色やグラデーションが作れます。
その特徴を活かして塗ったページです。
『幸せを呼ぶせかいのお守り塗り絵』より「マザーアフリカ」
『森の王国』より「大きな花瓶に溢れんばかりの花をカリスマカラーで」
このページはこちらの記事でご紹介しています。
➡【森の王国 福田利之塗り絵BOOK】カリスマカラーで重ね塗りする大きな花瓶
綺麗な塗り絵が速く完成するとっても素敵な色鉛筆ですが、減るのが速くてもったいなく感じてしまいます。
でも一本ずつバラで買えるので、どんどん使っていきたいと思います。
最近塗ったこちらのページでも『カリスマカラー色鉛筆』を使いました。
➡【自律神経を整えるぬり絵】カリスマカラー色鉛筆で鮮やかに塗る「しゃれ紋」
最後までお読み頂きありがとうございます。