元伊勢のパワースポット!【大神神社摂社 檜原神社】境内から眺める二上山は絶景(奈良県桜井市)

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生まれも育ちも奈良県で、今は橿原市に住んでいるみくるです。

「国のまほろば」大和盆地の東南に位置する三輪山みわやまを御神体とする大神神社おおみわじんじゃを、幼い頃より「みわさん」と呼び習わし、折に触れてお詣りして来ました。

大神神社の大鳥居と三輪山
大神神社の大鳥居と三輪山

大神神社は、本殿は設けず拝殿の奥にある三つ鳥居みつとりいを通してお山を拝するという、原初の神祀りの様が伝えられている、わが国最古の神社です。

そんな大神神社には、多くの摂社・末社があります。

その中から、前回は大神神社摂社活日神社いくひじんじゃをご紹介しました。

今回は、大神神社摂社檜原神社ひばらじんじゃをご紹介します。

大神神社と同じく、三ツ鳥居越し御神体を拝むという、原初の形式が残っている神社です。大神神社では禁足地にある三つ鳥居を、こちらでは拝することができます。

境内から鳥居越しに眺める二上山にじょうさんに沈む夕日は神々しく、パワースポットとしても人気です。

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元伊勢「倭笠縫邑」の伝承地【檜原神社】

大神神社摂社 檜原神社の概要

檜原神社ひばらじんじゃは、奈良県桜井市三輪みわ山の辺の道やまのべのみち沿いにある、大神神社おおみわじんじゃの摂社です。大神神社からは、山の辺の道を歩いて30分ほどの距離です。

山の辺の道

三輪山中にある磐座を御神体としているので、本殿はありません。天照大御神あまてらすおおみかみを御祭神とし、元伊勢もといせと呼ばれています。

元伊勢とは

檜原神社の地は、崇神天皇の時代に、宮中でお祀りしていた天照大御神を豊鍬入姫命とよすきいりひめのみことに託して、「磯城神籬しきひもろぎ」を立てて祀った「倭笠縫邑やまとかさぬいむら」とされてます。

崇神天皇の次、垂仁天皇の時代になると、天照大御神をお祀りする役目は、豊鍬入姫命から倭姫命やまとひめのみことに変わります。

倭姫命は、天照大御神がお鎮まりになるための、よりふさわしい場所を探して各地を転々とし、最終的に伊勢の地に決めました。それが現在の伊勢神宮です。

天照大御神をお祀りした場所は、伊勢神宮に遷幸された後も、その跡を尊崇して「元伊勢」と呼ばれています。

檜原神社は、各地にある元伊勢の第一号なのです。

 一時は石灯籠が二基あるだけのうらぶれた状況にあったのですが、昭和40年(1965年)10月に伊勢神宮の旧内宮外玉垣の東御門の古材を拝領し三ツ鳥居みつとりいが復元され、今日に至っています。

境内はいつも綺麗に掃き清められ、神々しい雰囲気を醸し出し、山の辺の道のおすすめスポットとなっています。鳥居越しに見える二上山にじょうざんの夕日は特に人気が高く、多くの観光客で賑わいます。 

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檜原神社の境内の様子

檜原神社の鳥居

檜原神社の鳥居は、2本の柱に大注連縄を渡す独特な形式をしています。

檜原神社の標鳥居

これは、注連柱しめばしらと呼ばれるもので、鳥居の原型と言われています。聖域を分け示す柱という事で標柱しめはしらとも言われます。

大神神社の拝殿前の鳥居も注連柱(標柱)です。

大神神社の拝殿前の鳥居

皇大神宮聖蹟 倭笠縫邑

社号標には「皇大神宮聖蹟 倭笠縫邑 大神神社摂社 檜原神社」と書かれています。

檜原神社の境内から見る鳥居

皇大神宮」というのは、今でいう伊勢神宮の内宮のことです。「天照大御神が祀られていた聖なる跡地」ということになります。

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三つ鳥居

三つ鳥居みつとりいは、明神型の鳥居を横一列に三つ組み合わせた独特の形式で「三輪鳥居」とも呼ばれています。

檜原神社の三つ鳥居

三ツ鳥居の向こう側には、神籬ひもろぎ(神様が宿る木)があります。

檜原神社の三つ鳥居

2015年11月28日に竣工奉祝祭が斎行され、檜原神社境内整備50年記念として、伊勢神宮の第62回式年遷宮古材を拝領して、三つ鳥居が清々しく立て替えられました。写真は新しくなった三つ鳥居です。

大神神社では禁則地にあり見ることができない三ツ鳥居越しに、神を拝むという原初の形式を取れるのは、大変貴重なことですね。

大神神社の三つ鳥居については、大神神社の公式サイトで紹介されています。

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鳥居越しに眺める二上山

雌岳と雄岳とが寄り添うように連なる二上山にじょうさんは、飛鳥から見ると雄岳と雌岳の間に日が沈む様子から、古来より神聖な山として崇められ、浄土信仰と結びつきました。

飛鳥方面から望む二上山
飛鳥方面から見る二上山

こちらの記事では、二上山に葬られたと伝わる大津皇子おおつみこの辞世の句をご紹介しています。

その二上山を、檜原神社の境内から注連縄越しに望むことができます。

檜原神社の鳥居越しに望む二上山

春分・秋分の日頃には、二上山の雄岳と雌岳とのちょうど間に沈む神々しい様子が拝めることから、人気スポットになっています。

この日は薄曇りでよく見えなかったので、別の日に撮った写真をご紹介します。

檜原神社の鳥居越しに望む二上山

こちらの景観は、「二上山を正面に眺望できる檜原神社境内」として奈良県景観資産に登録されています。

檜原神社境内からの眺望は、注連縄越しに二上山が真西に見え、春分・秋分の日頃に三輪山から昇った朝日が夕方には二上山の雄岳と雌岳の間に沈み、大和を代表する夕景色となっています。春には、桃や桜、菜の花が咲き、大和国原を見晴しながら万葉人さながらの気分で、穏やかでゆっくりとした時間を過ごせる場所です。

奈良県景観資産―二上山を正面に眺望できる檜原神社境内―/奈良県公式ホームページ
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山の辺の道と檜原神社

山の辺の道やまのべのみちは、三輪から奈良へと通じる上古の道です。大和平野には南北に走る上・中・下ツ道の官道があり、それぞれ7世紀の初め頃に造られました。

上ツ道かみつみちのさらに東にあって、三輪山から北へ連なる山裾を縫うように伸びる起伏の多い道が山の辺の道です。

大和の古道 – Wikipedia

檜原神社には、その山の辺の道沿いに建っています。

檜原神社と山の辺の道

二上山が望める西側の鳥居の他に、北側と南側にも鳥居があり、山の辺の道と繋がっています。

檜原神社の鳥居
檜原神社と山の辺の道

綺麗に掃き清められた境内には、ベンチが設置されていて、山の辺の道ウォーキングの休憩所としても活用されています。

檜原神社の境内
檜原神社の境内

西側の鳥居前に、山の辺の道の標識があり、大神神社までは1.5kmとあります。

檜原神社と山の辺の道の標識

こちらの記事では、檜原神社から3.1kmと表示のある景行天皇陵けいこうてんのうりょうをご紹介しています。全国で8位の規模を誇る前方後円墳です。

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檜原神社へのアクセス

奈良県桜井市三輪1422

無料駐車場あり
最寄り駅のJR 三輪駅 から徒歩30分

最後までお読み頂きありがとうございます。

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