ガラスペンでのなぞり書きを楽しんでいるみくるです。
ガラスペンでのなぞり書きが楽しくて、色んな色のインクを使ってみたくなりました。
色々と迷った末に選んだ『黒を愉しむ万年筆インク6色セットつき 万年筆のある毎日』をご紹介します。
黒を愉しむ万年筆インク6色セットつき 万年筆のある毎日
セット内容
「黒を愉しむ万年筆インク6色セットつき 万年筆のある毎日」は、文具ソムリエール菅未里さんがセレクトされた「黒を愉しむ万年筆インク6色セット」が付いた、宝島社さん発行のムック本です。

「黒」の代わりに使えてニュアンスの違いを愉しめる、初めてでも使いやすい6色のインクがついています。
試し書きをしました。

黒の代わりに使える深みのある色が揃っています。

字が汚くて恥ずかしい~
甚平鮫、梅鼠、孔雀、白兎、堂鳩、オカピの6色のインクがミニボトルでついています。
インク容量は各7mlです。
色選びからネーミングまで菅さんが担当されました。
色の名前は、色のイメージに合わせて、身近と非日常の間にいるような動物を選びました。万年筆にある非日常感を、インクでも楽しんでいただけたらと思います(菅さん)。あえて漢字表記にすることで、和の雰囲気が漂う、オリジナルのインクセットになりました。
黒を愉しむ万年筆インク6色セットつき 万年筆のある毎日
白兎とオカピが特に好きです。
ムック本の内容
ムック本は全30ページです。
- 菅美里さんに教わる 万年筆&インクの基本と私の楽しみ方
- ericさんやbechoriさんらによる万年筆トーク
- 万年筆で書く「ゆる美文字」レッスン
- 万年筆の買い方と使い方
- 万年筆インクカタログ
など、万年筆初心者さんにも親切な内容です。
インクをすぐに試せる便利なペンとして「つけぺん、ガラスペン、からっぽぺん」も紹介されています。
付録のインクの使い方も写真付きで丁寧に解説されています。
羽仁もと子「女中訓」をなぞり書き
なぞり書きもしてみました。
紙工作ぺんさんが公開して下さっているなぞり書きシートです。

「甚平鮫」を使いました。
紺色に近い深い青は、黒の代わりに最適。色で書くのもありだな、という発想になれば嬉しいです。
黒を愉しむ万年筆インク6色セットつき 万年筆のある毎日


なぞり書きだと字が綺麗になったような気がして嬉しい~
ここに書かれている「女中」と言うのはいわゆる「召使い」ではなく、主婦のことらしいです。
福々しい身の上になりたいものですが、この三カ条を守るのはとても難しいなと思いました。
なぞり書きシートはこちらから無料でダウンロードできます。
「女中訓」についての解説や、他のなぞり書きシートもあります。
愉しむということ
『万年筆のある毎日』は私が持っている『黒を愉しむ』の他に『色を愉しむ』と『青を愉しむ』が発売されています。
楽しむ」では無くて「愉しむ」という字を当てているのが気になって調べてみました。
「愉しむ」と「楽しむ」の微妙な違いは、「愉」と「楽」の持つ意味にあります。
「愉」は「心からたのしむ」という意味があり「愉しむ」は「自分の好きなことをして喜びや充足感を得る」というニュアンスを持ちます。
「楽」は「喜びや心地良さを感じる」ことを意味し、「楽しむ」は「受動的な経験も含め、なんらかの行動に伴って喜びや満足感を得ること」を表します。つまり「愉しむ」はどちらかというと「趣味や娯楽、自分の関心ごとを通して楽しさ、面白さを得ること」を指しているところが「楽しむ」と少し異なっているのです。
「愉しむ」と「楽しむ」の違いとは?分かりやすく解釈 | 違い比較辞典 (chigai-hikaku.com)
「楽しむ」と「愉しむ」の違いを知り、インクを愉しめるこのセットをより素敵に思いました。
インクが増えてなぞり書きがますます愉しくなりそうです。
色を愉しむ万年筆インク6色セットつき 万年筆のある毎日
始めてのガラスペンに『COCOUNITY ガラスペンセット』を選んでいたので、カラフルなインクは既に持っていました。
それで、「黒を愉しむ」の方を選びましたが、「色を愉しむ」の方も同じく菅美里さんセレクトの綺麗なインクが6色付いた素敵なセットです。
ムック本の内容は一部を除き「黒を愉しむ」と同じです。
人気のなぞり書きの本『ガラスペンでなぞる文学の小道』はカラフルなインクでなぞりたい本です。
シンジカトウさんのカラフルで可愛らしいイラストが魅力的です。
青を愉しむ万年筆インク6色セットつき 万年筆のある毎日
『青を愉しむ万年筆インク6色セットつき 万年筆のある毎日』はボッティチェリ、モネ、フェルメール、ゴッホ、葛飾北斎、横山大観の、青が印象的な名画のイメージから6色をセレクトしたインクが付いているムック本です。
mizutamaさんのインタビュー記事が載っています。
同じくつちや書店さんの『ガラスペンでなぞる宮沢賢治幻燈館』は綺麗な青いインクでなぞりたい本です。
「銀河鉄道の夜」や「風の又三郎」など、宮沢賢治には青が似合います。
最後までお読みいただきありがとうございます。