『古事記』や『日本書紀』の伝承地を訪れるのが好きなみくるです。
今回は淡路島の南に浮かぶ島「沼島」の行き方をご紹介します。
沼島へは淡路島南部、灘の土生港から出ている沼島汽船に乗って行きます。
沼島汽船に乗って国生み神話の島「沼島」へ
灘の土生港
沼島は南あわじ市灘の沖4.6 キロに位置する離島です。
灘の土生港より沼島行きの汽船が1日10便出ています。
船は「しまちどり」と「しまかぜ」の2種類があります。今回私が乗ったのは「しまかぜ」でした。
沼島汽船の切符は「灘ターミナルセンター」で購入します。料金は往復で大人920円(2024年7月現在)。
すぐ横に1日500円で停められる広い駐車場があります。
沼島汽船の時刻表と料金は「沼島観光案内所」の公式サイトでご確認下さい。
※天候によって欠航することもあります。
切符を購入して乗り場へ。
船内は美しく快適でした。座席は約80。平日だったからか、利用されているのは地元の方がほとんどでした。
沼島まで約10分、ほとんど揺れることなく、あっというまに到着しました。
沼島港に到着
「ようこそ沼島へ」
「沼島ターミナルセンター」内には、1億年前に出来た地球の「しわ」とされる鞘型褶曲が展示されています。
鞘型褶曲
1994年(平成6年)沼島の北端にある黒崎の海岸で同心円状になった世界でも珍しい形の岩石が発見されました。
備え付けの解説板より
「鞘型褶曲」といい、地下深い場所で複雑な力により生まれたと考えられています。約1億年前の地球内部の動きがわかる貴重な天然記念物として、現在は兵庫県指定文化財に指定【2017年(平成29)】されています。また、2009年(平成21)には「日本の地質百選」にも選ばれています。
沼島以外ではフランスでしか見られない大変貴重なものなので、直接手で触れてじっくり観察されて下さいね。
「沼島観光ガイドマップ」を頂いて沼島観光へ出発です。
帰りの船の時間に遅れないように、余裕を持って巡られて下さいね。
帰りの船は「しまちどり」でした。
沼島の見所はこちらの記事でまとめてご紹介しています。
私は土生港発13:50の船に乗って、沼島港発15:50分の船で帰りました。
沼島は思っていた以上に広く、勾配も多く、また真夏に行ったということもあり、巡りきることができませんでした。ガイドマップには「時期は11月~3月がおすすめ」とあります。次回は暑い時期を避けて行ってみたいと思っています。
土生港近くのグルメスポット
南あわじ市の「さかな食堂フレッシュきたの」さんでお昼ご飯を頂きました。
店内では、鮮魚、野菜、手作りのお惣菜を販売しており地元の方に喜んでもらえるような店づくりをモットーに営業しております。店内には食堂も併設しており「さかな食堂フレッシュきたの」として観光客の方にも喜んでもらえるようなお店作りを心がけております。海鮮丼をメインに提供しており、鮮度にこだわる新鮮なお魚をぜひお召し上がりください。
さかな食堂フレッシュきたの | 淡路島観光ガイド
鮮魚、野菜、手作りのお惣菜を販売されているお店に併設されている食堂です。
おすすめは「うずしお丼」です。
肉厚ぷりぷりの「淡路えびす鯛」がたっぷりと乗ったどんぶりに、とろろとアサリのお味噌汁が付いています。最初はそのまま頂いて、鯛の甘さを堪能。とろろをかけて味変。とっても美味しかったです。
他にも「ブリ丼」「カンパチ丼」「にぎり寿司セット」「刺身定食」など、鮮魚店ならではの新鮮な海の幸がたっぷり味わえるお食事が頂けます。
沼島汽船乗り場「灘ターミナルセンター」へのアクセス
兵庫県南あわじ市灘円実1-10
- 神戸淡路鳴門自動車道に西淡三原ICを出て左折、県道31号線(国道28号線と交差後、県道76号線)を真っ直ぐ進むとに沼島気船のりばに到着します(約35分)。
- ナビをご利用の場合、「土生港」とすると瀬戸内海の土生港となることがしばしばあります。「灘・土生港」「沼島汽船乗り場」「沼島汽船」など少し工夫して入力してみてください。
灘ターミナルセンターの北側に駐車場があります。1日(24時間最大)で500円。44台ほど停められます。沼島汽船に自動車は積めません。
最後までお読み頂きありがとうございます。