色鉛筆沼にどっぷりとハマっているみくるです。
色んな色鉛筆を使っては、塗り心地や色合いの違いを楽しんでいます。
色鉛筆には、それぞれに異なった良さがあると気付いてはいるものの、正直なところ、100均の色鉛筆に対しては、あまり良い印象を持っていませんでした。
発色が悪い、色がつかない、硬い、折れやすい、などという悪い評判を目にすることが多かったからです。
でも、塗り絵を通して、100円ショップのセリアさんなどで購入できる色鉛筆の良さを知りました。
それで、ダイソーさんの色鉛筆も使ってみたくなったのでした。
使ってみて、100円とは思えない品質の良さに驚きました。滑らかな塗り心地でよく発色して、綺麗に塗れるのです。
ダイソーさんの売り場には、他にも色々な色鉛筆がありました。

今回は、こちらの中から「12色セットの色鉛筆」をご紹介します。

「12 color PENCIL」「消せる色鉛筆」「三角色鉛筆」「色鉛筆12色セット」の4種類の色鉛筆のカラーチャートを作成して、塗り心地と色合いの違いを確認しました。
塗り絵の同じページでした塗り比べもご紹介します。
ダイソー色鉛筆12色セット
12 color PENCIL
「12 color PENCIL」は、他の3種類の色鉛筆とは違うデザインのパッケージに入っています。

同じパッケージデザインの色鉛筆は、他に「水彩色鉛筆」がありました。「水彩色鉛筆」は、水で濡らすと溶けて、水彩画のような表現ができる色鉛筆です。

パッケージにも、色鉛筆にも、色名や色番号の表記はありません。

安価な色鉛筆の中には、芯が中心に入っていないものもありますが、ちゃんと中心に入っていました。しっかりとした塗装の綺麗な色鉛筆です。

一般的な12色セットの色鉛筆に入っている色がそろっています。色名は他の色鉛筆に倣って、私が付けました。

よく発色して、濃く描けます。芯は硬すぎず、滑らかな描き心地です。
「濃い茶色」は、「焦げ茶色」ではなく、「赤茶色」のような色です。
消せる色鉛筆
「消せる色鉛筆」は、パッケージに「消しゴム付」と表記がある色鉛筆です。

裏面に、「付属の消しゴムがなくなった場合は、市販の消しゴムでも消すことができます」と書かれています。

色鉛筆の本体と同じ色の消しゴムが付いていて、可愛らし見た目をしています。

本体の材質は「SBS、ポリエチレン」とあります。一見、木のように見えますがプラスチック製なのですね。普通の鉛筆削りで削れました。柔らかいです。

「12 color PENCIL」と比べると、硬くて発色が悪いです。薄くしか塗れませんでした。

付属の消しゴムを使ってみました。普通のコピー用紙に描きました(カラーチャートの作成には、画用紙を使っています)。
コピー用紙に描くと、すごく色が薄くて驚きました。

下の2行は、「三角色鉛筆」と「12 color PENCIL」で描きました。

他の色鉛筆と比べると消えやすいのですが、うっすらと色が残りました。個人的な感想ですが、消えるからと言ってこの色鉛筆を選ばない方が良いと思いました。
三角色鉛筆
「三角色鉛筆」は、パッケージに「三角形で持ちやすい」と表記がある色鉛筆です。

思っていたより、丸みを帯びた形をしていました。

「消せる色鉛筆」と同じく、本体の材質は「SBS、ポリエチレン」とあります。

こちらも、普通の鉛筆削りで削れました。形が可愛らしく、色合いも綺麗です。

硬くて発色が悪いのですが、「消せる色鉛筆」よりは、描きやすく綺麗に塗れます。

六角の色鉛筆は、指が痛くなるので、この形は確かに持ちやすくて良さそうです。濃く塗れないので、薄塗りにしたいときに活用しようと思いました。
色鉛筆12色セット
「色鉛筆12色セット」は、「ツイン色鉛筆」と一緒に、先にご紹介した色鉛筆です。

「12 color PENCIL」と同じく6角軸の色鉛筆ですが、こちらは本体には何も書かれていません。

4種類の色鉛筆中では、最も柔らかくて、滑らかな描き心地です。よく発色して濃く塗れます。

私は「色鉛筆12色セット」が一番好きです。
ダイソー色鉛筆 カラーチャート
色合いを比べるために、1枚の用紙に描きました。20色ある「ツイン色鉛筆」からは、12色を選んで塗っています。

一番のおすすめは「色鉛筆12色セット」ですが、「12 color PENCIL」も描きやすい色鉛筆です。
「12 color PENCIL」には「うすだいだい」が、「色鉛筆12色セット」には「濃い茶色」が入っています。「青」と「緑」の色合いが結構違います。
好きな色が入っている方を選ばれると良いと思います。
塗り絵には「消せる色鉛筆」はおすすめしませんが、消しゴムがついて消せるので、使い勝手は良いと思います。
カラーチャートを作るのに使った用紙は、こちらの記事でご紹介している「どの画材にも使えるフリーテンプレート」を使用しています。
ダイソー色鉛筆で塗る『花のコロリアージュ』
『フラワーデザインぬり絵BOOK 花のコロリアージュ2』のひとつのページを、4種類の色鉛筆で塗り比べてみました。
まずは「三角色鉛筆」で

次に、「12 color PENCIL」で。

3つ目は「消せる色鉛筆」です。

最後は「色鉛筆12色セット」です。

4種類の色鉛筆の塗り比べのページが完成しました。

使った色鉛筆を表記しました。

発色と色合いの違いをよく分かって頂けると思います。
やはり、一番塗りやすいのは「12色セット色鉛筆」でした。
使用した大人の塗り絵本
花のコロリアージュ フラワーデザインぬり絵ブック Volume2 かんき出版(2015/11/4)
本の内容はこちらの記事でご紹介しています。
最後までお読み頂きありがとうございます。