古墳が好きなみくるです。
今回は古墳を好きになったきっかけについてお話しようと思います。
子供の頃から身近にあった古墳
私が住む奈良県には数多くの古墳があります。
子供の頃によく遊んだ公園の多くは古墳のある公園でした。
例えば、葛城市の屋敷山公園、大和高田市の大谷山自然公園、広陵町の馬見丘陵公園などです。
それとは知らずに古墳に親しんだ子供時代、奈良で生まれ育った私にとって古墳は身近な存在でした。
こんもりとした森があると思えばそれはたいてい古墳で、少し歩けば古墳に行き当たるというほど、古墳だらけです。
2基の円墳がある大谷山自然公園【奈良県大和高田市】
アップダウンがあり、木々が豊かに生い茂る古墳公園は楽しい遊び場所です。
大谷2号墳
大谷山自然公園にある大谷2号墳です。
5世紀頃に築造された直径13mの円墳です。
大谷山自然公園には2基の円墳があり、築山古墳群のうちの2つです。
築山古墳群は大和盆地の最南端に位置し、陵墓参考地となっている築山古墳を中心とした10基ばかりの古墳を指します。
築山古墳
築山古墳は5世紀ごろ築造された前方後円墳です。
大和高田市域の古墳群のうち最大のもので、長さ210メートル、水濠を加えると261メートルになります。
武烈天皇陵と伝えられていますが、被葬者はいまだ特定されていません。
築山古墳群の航空写真です。
築山古墳は前方後円墳の形が綺麗に残っています。
話題になっていた「百舌鳥・古市古墳群を世界遺産に」の取り組み
そんな風にずっと身近にあった古墳ですが、古墳に興味を持ったのは大阪府堺市の「百舌鳥・古市古墳群を世界遺産に」の取り組みが話題になり、テレビなどでよく見るようになったのがきっかけでした。
それは平成29年(2017年)頃のことで、それはまた、離婚をきっかけに趣味の世界を広げ始めていた頃のことでした。
世界遺産登録を目指すにあたり、被葬者がはっきりと分からないことが問題となっているとのニュースがとても気になりました。
えっ、大仙陵古墳はずっと仁徳天皇陵だと思っていたのに違うの?!
調べてみて、多くの古墳が実際の被葬者が分かっていないことを知り、最新の研究などを知りたくなりました。
実際に足を運んでみて、その美しさに魅せられ、古墳を見に行くのが好きになりました。
三角縁神獣鏡で知られる黒塚古墳【奈良県天理市】
天理市の黒塚古墳は古墳時代前期の築造の前方後円墳です。
被葬者は分かっていませんが、規模からもヤマト王権の有力者の墳墓と思われます。
奈良県内を中心に多くの古墳を見に行った中で、とりわけ好きな古墳です。
美しい形の墳丘と、桜・新緑・紅葉と濠へのリフレクションと、季節ごとに見事な姿を見せてくれます。
卑弥呼の鏡と言われる「三角縁神獣鏡」がほぼ埋葬時の形で出土したことで知られます。
隣接する「黒塚古墳展示館」で竪穴式石室が実物大で再現されています。
卑弥呼の鏡!?
ロマンがあるわあ
インスタからみくるの森へ
足を運んだ古墳の写真はその都度インスタに投稿して来たのですが、ブログに新しく調べたことを交えて投稿して行こうと思っています。
分からないからこそ想像の余地がある古墳、研究が進み新しいことが明らかになっていくことにもワクワクします。
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