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桜の名所【安倍文殊院】500本のソメイヨシノが織りなす絶景と春の限定御朱印(奈良県桜井市)

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古墳や歴史を巡り、いにしえに想いを馳せるのが好きなみくるです。

奈良県桜井市の安倍文殊院は、日本三文殊の第一霊場として知られる古刹であり、安倍晴明ゆかりのお寺としても全国的に注目を集めています。

特に、金閣浮御堂を映す文殊池の桜や、展望台からの眺めは圧巻。さらに、古墳が多い奈良県ならではの魅力として、桜と古墳が一緒に楽しめるのも見どころのひとつです。

また、桜の季節限定の御朱印も授与され、花と歴史と信仰が一体となったひとときを味わえます。今回はその中から、桜の見どころと限定御朱印を中心にご紹介します。

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春爛漫!安倍文殊院で楽しむ桜の絶景

春の奈良・桜井で咲き誇る桜

奈良県桜井市の安倍文殊院は、日本三文殊の第一霊場として知られるお寺。春には約500本のソメイヨシノが境内を彩り、訪れる人々を優しいピンク色に包み込みます。
古墳時代から続く安倍氏ゆかりの土地に咲く桜は、歴史的建造物や古墳とのコラボも楽しめる、奈良ならではの春景色です。

こちらは、境内にある文殊院西古墳です。墳丘の上にも桜の彩りです。

安倍文殊院の文殊院西古墳と桜
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金閣浮御堂と文殊池に映る桜

安倍文殊院の500本にも及ぶソメイヨシノの桜は、巨大な下馬石が出迎える表山門の参道から本堂、更には金閣浮御堂の建つ文殊池へ、そして晴明堂が建つ展望台へと続き、その風景はまさに絶景です。

金閣浮御堂と文殊池に映る桜

桜の季節でまず訪れたいのは文殊池。池に浮かぶ金閣浮御堂と水面に映る桜の姿は息をのむ美しさです。

金閣浮御堂と文殊池に映る桜

この日は満開を少し過ぎていて、散り始めていたのですが、桜が浮かぶ池を泳ぐ錦鯉の姿も綺麗でした。

安倍文殊院の文殊池に散る桜と錦鯉

満開の頃の写真を、安倍文殊院さんが公式Xに投稿されていたので、シェアさせて頂きます。

文殊院の周囲には桜が植えられて、金閣浮御堂の赤い欄干と桜とのコラボレーションも楽しめました。

安倍文殊院の金閣浮御堂の赤い欄干と桜とのコラボレーション
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清明堂が建つ展望台からの眺望

安倍文殊院の高台に建つ清明堂は、桜シーズンに特におすすめのスポットです。石段前の合格門をくぐり展望台へ上がると、桜に包まれた境内を一望でき、大和三山も見渡せます。

安倍文殊院の合格門

写真を撮りそびれているので、安倍文殊院さんの公式Xの投稿をシェアさせて頂きます。

展望台からは、干支をモチーフにしたジャンボ花絵と桜の共演 が楽しめます。春ならではの色鮮やかな眺望は、一度は見ておきたい絶景です。

干支ジャンボ花絵については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

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仲麻呂望郷しだれ桜

安倍文殊院の本堂前に建つ「仲麻呂望郷しだれ桜」は、阿倍仲麻呂の望郷詩碑とセットで鑑賞できる桜です。

安倍文殊院の仲麻呂望郷しだれ桜

詩碑と同じ平成21年(2009年)に植樹され、枝垂れる姿は優雅でしっとりとした美しさ。春風に揺れる花びらが、訪れる人々に歴史と情緒を感じさせてくれます。

安倍文殊院の仲麻呂望郷しだれ桜の植樹記念碑

この桜は、静かに眺めたい人にぴったりのスポットです。写真撮影もおすすめで、多くの旅行者やカメラ愛好家が詩碑と桜のコラボレーションを撮影に訪れます。

私も写真撮影に挑戦しました。本堂とのコラボレーションです。

安倍文殊院の仲麻呂望郷しだれ桜と本堂

向こう側に回ると、阿倍仲麻呂の望郷詩碑と金閣浮御堂とのコラボレーションも撮影できます。

安倍文殊院の仲麻呂望郷しだれ桜阿倍仲麻呂の望郷詩碑のコラボレーション

この桜のそばには、奈良時代の遣唐使として中国に渡り、多くの詩作を残した阿倍仲麻呂の望郷詩碑があります。仲麻呂の故郷を想う詩と、枝垂桜の静かな美しさが重なり、訪れる人々に歴史と情緒を同時に感じさせてくれるスポットです。

花と歴史が織りなすひとときをゆっくり味わってみてください。

阿倍仲麻呂の望郷詩碑

阿倍仲麻呂の望郷の詩については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

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安倍文殊院の本堂と桜

安倍文殊院の本堂は、江戸時代に再建された歴史ある建築で、市指定重要文化財にも指定されています。建物は 七間四面の入母屋造り・本瓦葺 で、格式ある堂々とした佇まいを見せます。

安倍文殊院の本堂

本堂に附帯する礼堂(能舞台)から見る、桜が咲き乱れる境内の様子も絶景でした。

安倍文殊院の本堂に附帯する礼堂から眺望する桜

安倍文殊院の稲荷神社と桜

稲荷神社周辺の桜も美しく、参拝や散策の合間に写真を撮る人も多い人気スポットです。

安倍文殊院の稲荷神社周辺の桜

稲荷神社は、赤い鳥居が続く階段を登った高台にあります。

安倍文殊院の稲荷神社の鳥居

こちらから眺める桜も素晴らしいのですが、写真を撮りそびれてしまっているので、緑の勢いが盛んな9月に撮影したものをご紹介します。

安倍文殊院の稲荷神社からの眺望

稲荷神社は安倍晴明出生の地として、古来より安倍晴明の母親と伝承される白狐・信太森葛葉稲荷をお祀りしています。

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安倍文殊院の桜の見頃は4月初旬

安倍文殊院の桜は、例年3月下旬から4月上旬にかけて見頃を迎えます安倍文殊院さんの公式Xの投稿をシェアさせて頂きます。

2025年3月29日の投稿には、「3分咲き〜5分咲きとなっています。 少しずつ咲いてきました。 満開に近い桜もあります。」とありました。

2025年4月1日の投稿には、「7分咲き〜満開となっています。 今週末が1番の見頃となりそうです。」とありました。

2025年4月4日の投稿には、「満開となりました。見頃となっています。 池に浮かぶ花筏まで含めると来週末までお花見を楽しめそうです。」とありました。

2025年4月9日の投稿には、「散り始めとなっています。 池に浮かぶ花筏は風向きによって形が変わり非常に綺麗です。」とありました。

安倍文殊院の境内には約500本のソメイヨシノが植えられ、文殊池周辺や本堂前、晴明堂の展望台など、場所ごとに異なる景色が広がります。特に文殊池では、花びらが舞い落ちる水面に錦鯉と桜が映り込み、まるで一幅の絵のような春の光景が楽しめます。

安倍文殊院さんの公式Xで随時情報を発信されているので、訪れる前にチェックすると満開の絶景を楽しめますよ。

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桜とともに楽しむ春の花々

安倍文殊院の桜の季節は、ソメイヨシノの華やかさだけでなく、境内に咲く春の花々も一緒に楽しめるのが魅力です。

  • つつじ:文殊池の周囲や参道沿いには、4月下旬から5月中旬にかけて鮮やかなつつじが咲き誇ります。赤やピンクの花が水面に映る様子は、桜とはまた違った華やかさを演出してくれます。
  • レンギョウやボケの花:境内の石段や小道沿いには、黄色や赤の春の花も点在。桜とのコントラストが写真映えします。
  • 古墳とのコラボレーション:境内に残る文殊院東古墳・西古墳と春の花々が同時に楽しめるのも、奈良県ならではの魅力。古墳の歴史的雰囲気と色鮮やかな花々の組み合わせは、訪れる人々に特別な散策体験を提供します。

花の香りや色彩に包まれながらの散策は、桜だけでなく春全体を感じる旅のひととき。カメラやスマートフォンで写真を撮るのもおすすめで、池や古墳、参道の花々を組み合わせた構図で、季節感あふれる思い出を残せます。

桜とパンジーとのコラボレーションを撮影しました。

安倍文殊院の枝垂れ桜とパンジーとのコラボレーション

パンジーの開花時期は、10月下旬から5月中旬頃までと長いので、桜の木がすっかり葉を落とした11月に参拝した時も、境内に彩りを添えてくれていました。

安倍文殊院の金閣浮御堂とパンジーとのコラボレーション

このように、安倍文殊院では、四季を通して花が楽しめます。

こちら記事では、毎年9月中旬頃に開園される「コスモス迷路」をご紹介しています。10月下旬頃まで楽しめます。

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安倍文殊院「桜シーズン限定御朱印」

安倍文殊院では、「うさぎの限定御朱印」が授与されます。

これは、安倍文殊院の御本尊・文殊菩薩さまが、卯年(うさぎ年)の守り本尊であることにちなんだデザインで、春夏秋冬の四季によって変化するしだれ桜、その桜を見ている兎(うさぎ)が描かれています。

中央にある「縁」の文字は、文殊菩薩と人々の縁を表しています。

特製の和紙に描かれる星の色が四季ごとに変化するため、春だけでなく夏・秋・冬の季節限定バージョンも楽しむことができます。

安倍文殊院さんの公式サイトに、春夏秋冬のデザインと授与期間が掲載されています。

【授与期間】
春の限定朱印:3月1日~5月31日
夏の限定朱印:6月1日~8月31日
秋の限定朱印:9月1日~11月30日
冬の限定朱印:12月1日~2月28日

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まとめ|日本三文殊の第一霊場【安倍文殊院】で桜と歴史を満喫

奈良県桜井市にある安倍文殊院は、日本三文殊の第一霊場として知られ、学問や縁結びのご利益を求めて多くの参拝者が訪れます。

桜の季節には、境内に咲き誇る約500本のソメイヨシノや文殊池に映る金閣浮御堂の景色、晴明堂から望む大和三山の絶景など、歴史と自然を同時に楽しめる名所としても人気です。

また、境内には文殊院東古墳文殊院西古墳が現存し、古墳時代からの歴史的背景に触れながら散策できるのも大きな魅力。桜の開花にあわせた春限定御朱印も授与されます。

旅行者の視点で楽しむなら、桜と古墳、御朱印の組み合わせで写真や思い出を残す散策がおすすめ。奈良の歴史や文化に触れつつ、四季折々の花々に癒されるひとときを過ごせます。

訪問のポイント

  • 桜の見頃:3月下旬~4月上旬
  • 春限定御朱印の情報は公式Xや、公式サイトでチェック
  • 古墳や池、晴明堂など見どころが豊富で、写真スポットも多数

あわせて読みたい関連記事|安倍文殊院の見どころ

安倍文殊院をもっと楽しみたい方へ、関連する記事をご紹介します。旅行計画の参考にどうぞ。

安倍文殊院へのアクセス

奈良県桜井市阿部645
TEL 0744-43-0002

駐車場は3か所にありますが(普通車500円)、第1・第2駐車場は閉鎖されていることがあります。

安倍文殊院の境内マップ

境内駐車場(乗用車専用)の様子です。

安倍文殊院の境内の駐車場の様子

境内自由(拝観時間:9時~17時)
金閣浮御堂を映す文殊池の桜や、展望台からの眺めなどの桜の絶景を無料で楽しめます

本堂と金閣浮御堂の拝観には、別途拝観料が必要です。

  • 本堂 国宝・文殊菩薩 (参拝記念品付):700円
  • 金閣浮御堂霊宝館(七まいりおさめ札・御守り付):700円
  • 本堂・金閣浮御堂 共通参拝:700円

最後までお読み頂きありがとうございます。

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