旅する絵描き「デナリ」として活動されている大野舞さんの世界観が好きなみくるです。
前回の記事はこちらでした。
今回も、初めてコンプリートした塗り絵本である『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』から、完成作品を5点ご紹介します。

思いつくまま、自由に色をのせてみると、無意識の世界へ旅することができるでしょう♪
宇宙とつながるマンダラ塗り絵
図書曼荼羅
タイトルは大野舞さんが付けられたものをそのまま使わせて頂いています。
1ページ目から順番に塗り進めていた『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』も、これが15枚目。途中で投げ出してばかりでしたが、この本が楽しくてどんどん塗れました。大野舞さんのイラストが大好きです。
白ペンを使って、宇宙ぽく星を散りばめた感じにしてみました。

タイトルと塗り絵に添えられた詩が、インスピレーションを働かせるのに役立ちます。
誰にでも開かれる叡智の部屋
探す楽しみ めくる歓び
言葉ひとつで航路は変わる埋もれた記憶に巡り会うため
『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』運命の輪曼荼羅
人はここへ舵を切る
ここは宇宙の図書館アカシックレコード
アンテナを立ててピリリと受信する
過去も未来も全て手の中
どちらへ進むか、それはわたし次第
そんなイメージを膨らませながら、「コーリン色鉛筆」で塗りました。
言霊曼荼羅
飴玉を転がすように発する言葉に込める祈りは五穀豊穣・無病息災。

どんな色で塗ろうかと、塗り始めるまでにずいぶんと悩みました。
曼荼羅は何色で塗っても自由なだけに難しい時があります。
絵に添えられた詩です。
意味も決まりもありません
原石は50の音飴玉をなめるように
舌の上でころがしながら心を縁取る
宇宙とつながるマンダラ塗り絵
ただひとつの音をみつける
飴玉のような色で塗ることにして周りの丸から塗り始め、稲穂が描かれているので、初夏の稲穂と秋の稲穂をイメージして色を決めて行きました。
「コーリン色鉛筆」で塗って、背景にはパステルを使い、神様ぽくぼーっと光っているような感じにしてみました。
街曼荼羅
おもちゃ箱をひっくり返したような、ガチャガチャと楽しい感じに塗りました。

幼い日々は毎日が感動の連続、そこはワンダーランド
他の方のように綺麗にグラデーションを付けた塗り方に憧れるし、色合いも違った感じにしよかとも思うのですが、カラフルに塗るのがやっぱり好きです。
絵に添えられた詩です。
遠く澄んだ空
上から見渡す街は迷路のよう中にいる時は見つからない
通りすがりの赤とんぼに尋ねるのは
宇宙とつながるマンダラ塗り絵
置き忘れてきた思い出の場所
「コーリン色鉛筆」でカラフルに塗りました。
洗濯曼荼羅
夜の街に現れる精霊をイメージして塗りました。

絵に添えられた詩です。
街に色が増えるのは
晴れた日壁の隙間を
甲羅の上を
羽根の下を
ツノの真ん中を風がふきぬける
宇宙とつながるマンダラ塗り絵
おひさまのにおいを落としながら
詩からイメージするのはよく晴れた昼間の様子ですが、あえて夜の街にして、不思議な雰囲気を表現してみました。
街の部分は、「ポリクロモス色鉛筆」を使いました。
洗濯物を目立たせたかったので、使う色鉛筆を変えて「コーリン色鉛筆」で塗ってみました。
うーん、いまいち目立っていません。
洗濯物に緑や青は使わないで、ピンクやオレンジや赤などの目立つ色ばかりで塗ればよかったなあって思います。
台所曼荼羅
このページを塗ったのは、晩秋のことでした。

持ち手の所に木目を書き加えて、木の温もりが感じられるようにしました。
小物は赤をメインにあったかい感じに。寒い季節はこんなお部屋にしたいです。
絵に添えられた詩です。
まな板の上で 刻むのはリズム
お鍋に入れたら 旋律をふりかける歌い手たちよ さあステージへ
私は指揮者 そして最初の観客煮込むのは幸福
宇宙とつながるマンダラ塗り絵
隠し味は空腹
幸福を煮込むって素敵。ちゃんと味わえるように、空腹は大切なスパイス。
「コーリン色鉛筆」で塗りました。コックリとした仕上がりでこのイラストにピッタリだと思います。
この本を塗っていると、大野舞さんが描く独創的な世界に引き込まれます。
大野舞さんのお母さんの大野百合子さんは、スピリチュアル関連の本や『日本の神様カード』などを出されている方です。
カードのイラストは大野舞さんが描かれています。不思議な世界観はお母さん譲りなのでしょうか。
大野舞さんは、『スピリチュアルかあさん』という本も書かれています。
使用した大人の塗り絵本
宇宙とつながるマンダラ塗り絵 大野舞 河出書房新社(2018/12/30)
本の内容はこちらら記事でご紹介しています。
使用した画材
コーリン色鉛筆72色セット
三菱鉛筆 ゲルボールペン ユニボールシグノ太字(1.0) ホワイト
最後までお読み頂きありがとうございます。