旅する絵描き「デナリ」として活動されている大野舞さんの世界観が好きなみくるです。
今回は、初めてコンプリートした塗り絵本である『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』から、『珈琲曼荼羅』『祈曼荼羅』『海曼荼羅』『花火曼荼羅』『鳥曼荼羅』の5点ご紹介します。

思いつくまま、自由に色をのせてみると、無意識の世界へ旅することができるでしょう♪
宇宙とつながるマンダラ塗り絵
珈琲曼荼羅
タイトルは大野舞さんが付けられたものをそのまま使わせて頂いています。
『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』の5枚目は、「珈琲曼荼羅」です。エジプトの神様ぽく塗るつもりが、カップをピンクにして迷走してしまいました。

タイトルと塗り絵に添えられた詩が、インスピレーションを働かせるのに役立ちます。
湿った午後 ぽたぽたと落ちる水滴が
黒き水面に創り出す物語香りにつられてやって来たワニが
『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』珈琲曼荼羅
いつ傘を貸してくれるのかしらと
考えている間に 空には虹
縞々のワニは「エルマーのりゅう」をイメージして。
子供の頃に好きだった物語を思い出しながら、「コーリン色鉛筆」で塗りました。
祈曼荼羅
『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』の6枚目は、「祈曼荼羅」です。

私のために、あなたのために、誰かのために祈る、穏やかな優しい一日でありますように。そんな気持ちを込めて塗りました。
虹色のグラーデーションにして、孔雀の羽根には白ペン使いました。「サラサクリップ」のジェルボールペンも使っています。
私のために
あなたのために
誰かのためにいつかのために
どこかのためにひとつのために
全部のために目を閉じて 境界に溶ける
『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』祈曼荼羅
スピリチュアルなことが好きなので、大野舞さんの世界観にワクワクします。
大野舞さんのお母さんは、「日本の神様カード」の作者の大野百合子さんです。イラストは大野舞さんが担当されています。
大野百合子さんは、精神世界に造詣が深く、大野舞さんの著書『スピリチュアルかあさん』シリーズでもよく知られる人気の方です。
海曼荼羅
『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』の7枚目は、「海曼荼羅」です。好きな配色で塗れたお気に入りのページになりました。

大きなシロナガスクジラ
虹色を纏い
アザラシと人魚と泳ぐ広い海
空想の翼はいつも自由
海よりもっともっと広い宇宙
空想の翼を得たなら
どこまででも飛んでいける
大きなキミには海も窮屈かもしれない
そんな物語を空想して、シロナガスクジラに虹を纏わせました。宇宙に飛んでいけるようにと。
旅に出なさい 導かれるまま
思い切り身体をうねらせて自らの大きさに遠慮することはない
『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』海曼荼羅
海(そこ)が窮屈に感じたなら
いつでも宇宙(こちら)に飛んでおいで
クジラとアザラシに模様を入れて囲ったり、海の泡の点を入れたり、白ペンの使い方を工夫しました。
花火曼荼羅
『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』の8枚目は、「花火曼荼羅」です。夜空に上がる花火が空を赤く染める、そんなイメージで塗りました。

花火に西瓜
ちょっと戸惑い、何色で塗ろうかと悩みました。
終わらなければ 始まらない
過去がなければ 未来もないしがみつかなくていい
光の尾からそっと手をはなして煌めきは確かに魂に 刻まれるから
『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』」花火曼荼羅
「煌めきは確かに魂に 刻まれるから」
素敵なフレーズです。
一瞬で消える花火
日々は今この瞬間の連続
今を大切にしたい、そんなことを思いました。
鳥曼荼羅
『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』の9枚目は、「鳥曼荼羅」です。生命たちを暖かく包む太陽神をイメージして、空に虹をかけて明るい楽園を表現しました。

鳥さんが好きなので、塗るのがとても楽しいページでした。
鳥さんはモモイロインコ色にしちゃいがち。

モモイロインコのももちゃんです。3歳の誕生日の記念に撮りました。
うずうずと わくわくと
『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』鳥曼荼羅
準備していた生命たちは
さあ出ておいでと
太陽にノックされるその時まで
もう少し丸まっている
太陽神に守られて元気で長生きしてね。
精神世界へ誘う次の5点
こちらの記事では、『運命の輪曼荼羅』『女王曼荼羅』『縞迷宮曼荼羅』『誕生曼荼羅』『生命の樹曼荼羅』の5点をご紹介しています。
使用した大人の塗り絵本
宇宙とつながるマンダラ塗り絵 大野舞 河出書房新社(2018/12/30)
本の内容はこちらら記事でご紹介しています。
使用した画材
コーリン色鉛筆72色セット
ゼブラ ジェルボールペン サラサクリップ 0.5mm
三菱鉛筆 ゲルボールペン ユニボールシグノ太字(1.0) ホワイト
最後までお読み頂きありがとうございます。




