インク沼にハマりかけているみくるです。
新しくなぞり書きの本を買いました。
「ガラスペンでなぞりインクで彩る 世界の伝統文様」です。
ガラスペンでなぞりインクで彩る 世界の伝統文様
2023年5月25日に池田書店さんから発行された本です。
なぞり書きができる伝統文様の説明文と、伝統文様をもとにオリジナルデザインされたイラストが見開きで構成されています。
イラストはなぞり塗り絵ができるようになっています。
日本と世界の様々な伝統文様が41点収録されています。
書体は27種類、本文用紙は全て「b7バルキー」が使用されています。
和柄や文様は塗り絵でよく見かけるので、名前や特徴を知りたいと思っていました。
なぞり書きできる説明文があるので、楽しみながら詳しくなれそうです。
日本の紋様より「桜紋」
最初のページは「桜紋」です。
インクをパレットに出して、水筆に取って塗りました。
いい感じのにじみを出したいと思ったのですが、技術が無くて大苦戦しました。
水を使い過ぎて紙がブヨブヨになってしまいました。
汚くなったので、水性ペンでなぞってごまかしました。
波打ってはいますが、裏まで響いていなくて良かったです。
書籍に使われる冊子用紙【b7バルキー】
「b7バルキー」の名前は『ツキアカリ商店街』で覚えました。
ツキアカリ商店街では、b7バルキーをはじめ7種類の用紙が使われています。
水をいっぱい使っても大丈夫だったb7バルキーが気になったので、特徴を調べてみました。
「b7バルキー」は、微塗工紙に分類される用紙です。
微塗工紙とは、表面などがコ-ティングされていない非塗工紙に、顔料を薄くコーティングした用紙を指します。「b7バルキー」はコピ-用紙などに利用されている上質紙に、顔料を薄くコ-ティングした用紙となります。
b7バルキーは、上質紙の風合いや手触り感、不透明度の高さからくる光沢感、そして、インクの裏抜けがし辛い保存性の高さを保ちながらも、目が疲れにくく、めくりやすいように改良されているのが特徴です。
書籍に使われる冊子用紙「b7バルキー」とは?【当店で注文可能】 | 冊子製本お役立ちコラム (printmall.jp)
インクの裏抜けがし辛い微塗工紙が使われているので、大丈夫だったんですね。
絵を描かれている「マヅメユキ」さん
「桜紋」のようなパターン化された柄だけではなく、動物などが描かれたの可愛らしいイラストがたくさんあります。
マヅメユキさんを調べたらインスタをされていました。
動物がほっこり可愛らしいイラストを描かれる方でした。
ガラスペンやインクの特徴を活かして
本の最初により楽しむためのコツが書かれたページがあります。
- 本書の使い方
- 道具と使い方
- 基本の書き方・塗り方
- もっと楽しむための技法
インクはまだあまり持っていないので、顔彩や水彩色鉛筆なども使ってみようと思っています。
試行錯誤しつつ楽しみたいです。
使用したなぞり塗り絵の本
ガラスペンでなぞり インクで彩る 世界の伝統文様 池田書店(2023/5/25)
使用した万年筆インク
COCOUNITYガラスペンセットの「ピンク」と「ライトブルー」
エルバン トラディショナルインク アンティークブーケ
ガラスペンで愉しむなぞり書き
なぞり書きに使っている万年筆インクとなぞり書きの本のまとめページを作っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。