天理市観光協会さんのサイトを見ながら、おススメの観光スポット巡りをしているみくるです。
こちらの記事では、「はにわの里コース」から「白川ダム」をご紹介しました。山の辺の道が通る散策路からは、豊かに水を讃えた水辺の景観や、四季折々美しい自然を楽しめます。

今回は、桜の塚になった奈良県天理市の「櫟本高塚公園」をご紹介します。

塚をぐるりと巡る遊歩道に桜が植えられています。展望台からの眺めも綺麗でした。グラウンドや大型遊具があり、子供の遊び場にもピッタリな気持ちの良い公園です。高低差を活かした運動やハイキング、犬のお散歩も楽しめます。
櫟本高塚公園
概要
櫟本高塚公園は、天理市北部の櫟本町に位置する公園です。自然に恵まれた敷地と変化に富んだ地形を楽しめます。

公園全体が一つの塚の形をしていて、頂上部分に見晴らしの良い多目的広場と展望台があり、それを取り巻くように遊具広場、東屋、角助池などが配置されています。

櫟本高塚遺跡は、東大寺山丘陵の北側斜面に所在し、元々は竹林でした。発掘調査の結果、遺構を保存して公園として活用することとなり、グラウンドや散策路、休憩所、大型の遊具、トイレなどが整備されました。

奈良盆地の北側から西側が良く見え、北側の丘陵上にある和爾の集落の全体を望むことができます。

桜の季節の公園内の様子
今回ご紹介する写真は、2025年4月6日に撮影したものです。桜は満開の時期を少し過ぎ、桜吹雪が舞っていました。
変化に富んだ地形
塚を取り巻くように階段やスロープが配置されています。上まで登ると結構な運動量でした。

かなり段数のある階段ですが、歩きやすいように綺麗に整備されていました。

スロープと階段を飾るように、下から上までずっと桜が植えられています。雪柳もたくさん咲いていました。
展望台と東屋
遺跡の丘には東屋が設置されていています。


東屋からは、奈良盆地の北側から西側を見渡せます。

多目的広場(グラウンド)
遺跡の広場から階段を登ると、頂上です。

頂上は多目的広場になっていて、子供たちがボール遊びなどをしていました。

頂上にも東屋が設置されていて、お花見を楽しまれていました。

遊具広場
多目的広場から、南に降りると遊具広場があります。

遊具広場には、ローラーすべり台のついたコンビネーション遊具などの大型遊具が設置されています。

2024年4月新しい遊具が入ったそうです。

こちらでも、お花見をされていました。

角助池
遊具広場の南側には、角助池という溜池があります。

池の向こうに大きな桜があり、水面に映る姿も綺麗でした。

ベンチが設置されているので、池を眺めながらのんびりできそうです。
小広場
ここにもベンチや鉄棒などが設置されています。

遺跡の丘
遺跡の丘には、東屋と「櫟本高塚遺跡」の説明板が設置されています。

櫟本高塚公園は、古代の豪族「ワニ」(和珥・和爾)氏」にまつわる、櫟本高塚遺跡を保存し、周辺一帯を公園として活用するために整備されました。

櫟本高塚遺跡については、こちらの記事でご紹介しています。
休憩広場
下から階段やスロープ登るとまずあるのが休憩広場です。


休憩広場には、トイレと案内図が設置されています。


無料駐車場
塚の北側に、10数台止められる無料駐車場があります。

この日は満車になっていて、塚の西側の道路脇にも駐車されているようでした。

大型遊具がある遊具広場へは、多目的広場への階段を登らずに、スロープを左手に進むのが楽です。

東屋はこちらにも設置されていました。

櫟本高塚公園へのアクセス
奈良県天理市櫟本町2533-4
JR櫟本駅より徒歩約15分
無料駐車場あり
犬の同伴可
こちらの記事では「はにわの里コース」より、「かぼちゃ薬師」をご紹介しています。
腹痛の人が薬師様にお参りすることで腹痛が治り、お礼にカボチャをお供えしたことから、かぼちゃ薬師と呼ばれています。櫟本高塚公園からは、徒歩約20分です。
最後までお読み頂きありがとうございます。