【藤原宮跡の春ゾーン】風に揺れる140万本の菜の花と桜との競演!(奈良県橿原市)

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日本で最初で最大の都である藤原京があった橿原市に住んでいるみくるです。

こちらの記事では橿原市観光協会さんの観光パンフレット「橿原まちあるきまっぷ~藤原宮跡周辺を歩く」に掲載されているスポットをまとめてご紹介しました。

広い広い藤原宮跡ふじわらきゅうせき周辺には他にも見どころがいっぱいです。中でも、季節ごとに夢のような景色を見せてくれる花園が特に人気で、県外からも多くの人が来られます。

花園は4つのゾーンに分けられています。

藤原宮跡の花園と駐車場の位置を示す図

今回は、醍醐池の北側に広がる「春ゾーン」の菜の花と桜をご紹介します。見頃は、例年3月下旬から4月上旬です。

天候や気温によって変化しますので、最新の藤原宮跡の菜の花と桜の開花状況は、橿原市の公式サイトなどでご確認下さい。

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菜の花と桜(藤原宮跡花園「春ゾーン」)

春風に揺れる140万本の菜の花

醍醐池の北側に約14,000平方メートルの「春ゾーン」があり、藤原宮跡整備協力委員会の縄手町・醍醐町の皆さまによって、約140万本の菜の花が植栽されています。

春風に揺れる鮮やかな菜の花だけでも圧巻ですが、運良く醍醐池の桜と見ごろが重なったときには絶景が広がります。

醍醐池の畔にも桜が植えられています。

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藤原宮跡から望む大和三山

大和三山やまとさんざんは、橿原市に位置する香具山かぐやま畝傍山うめびやま耳成山みみなしやまの三山をいいます。平成17年に名勝指定されました。藤原宮跡は大和三山に囲まれるようにあります。

藤原宮跡から望む香具山

藤原宮跡から望む耳成山

こちらの記事では、耳成山公園の桜をご紹介しています。池の北側に桜並木が連なり、南側の池堤からは鮮やかな桜のラインと円錐形の美しい耳成山が望めます。

藤原宮跡からは、歩いて20分ほどの距離です。駐車場もありますので、ぜひ一緒におでかけ下さい。

藤原宮跡から望む畝傍山

『万葉集』には、中大兄皇なかのおおえのおうじ(後の天智天皇)が大和三山の争いを詠んだ有名な歌が残されています。

香具山は 畝火ををしと 耳成と
相あらそひき 神代より
かくにあるらし 古昔も
然にあれこそ うつせみも
嬬をあらそふらしき

こちらの記事では、橿原市白橿町の白橿近隣公園に建つ歌碑を、大和三山の伝承と反歌と合わせてご紹介しています。

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醍醐池

醍醐池だいごいけは、奈良県橿原市醍醐町の藤原宮跡の北側に位置します。

かつて水利に利用されていたとも言われています。醍醐町の言い伝えによると行商でこの地を訪れ、不幸にもこの地で亡くなった者や封建時代で死を公にできなかった者などが多く埋葬された場所とも言われています。

醍醐池には死者の冥福を祈るとともに醍醐町住民の安全と幸せを願って供養塔も建立されています。

美しい花が供えらていて、醍醐町の皆さんに大切にされていることが分かります。

醍醐池の畔には、持統天皇が香具山を詠んだ歌碑が建てられています。

過ぎて 夏来るらし 白妙の
衣乾したり 天の香久山

こちらの記事では、持統天皇の歌を藤原宮跡の初夏の景観とともにご紹介しています。

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藤原宮跡へのアクセス

奈良県橿原市醍醐町

駐車場は数か所あります。
花の季節は、それぞれの場所に臨時駐車場が開きます。

藤原宮跡は大変広いです。「藤原宮大極殿跡」は近鉄畝傍御陵前駅より徒歩34分です。

藤原宮跡周辺の花園のご案内

こちらの記事では、蓮ゾーンのハナハスをご紹介しています。蓮ゾーンは大極殿跡の南東に約3,000平方メートルにわたって広がり、大和三山を背景にした絶景が楽しめます。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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