日本で最初で最大の都である藤原京があった橿原市に住んでいるみくるです。
こちらの記事では橿原市観光協会さんの観光パンフレット「橿原まちあるきまっぷ~藤原宮跡周辺を歩く」に掲載されているスポットをまとめてご紹介しました。
広い広い藤原宮跡周辺には他にも見どころがいっぱいです。中でも、季節ごとに夢のような景色を見せてくれる花園が特に人気で、県外からも多くの人が来られます。
花園は4つのゾーンに分けられています。
- 春ゾーン「菜の花と桜」
- 蓮ゾーン「ハナハス」
- 夏ゾーン「キバナコスモス」
- 秋ゾーン「コスモス」
今回は、大極殿跡の南側一面に広がる「秋ゾーン」の可憐なコスモスをご紹介します。見頃は、例年10月中旬頃から下旬頃です。
コスモス(藤原宮跡花園「秋ゾーン」)
広大な藤原宮跡に300万本のコスモスが咲き乱れる
大極殿跡の南側一面に約30,000平方メートルの秋ゾーンがあり、藤原宮跡整備協力委員会の別所町・高殿町の皆様が、6種類約300万本のコスモスを植栽して下さっています。
今回ご紹介する写真は、2022年10月11日に撮影したものです。最新の開花状況は、橿原市の公式サイトでご確認下さい(2024年秋季のコスモス開花状況/橿原市公式ホームページ )。
大和三山を背景に広大なスケールで咲くコスモスの姿が楽しめます。
⇩向こうに見えるのは畝傍山です。
藤原宮跡のコスモス
⇩天香具山を背景にした南側エリア。北側エリアと南側エリアは開花時期が異なるので、長い間楽しめます。
赤い柱列とコスモスのピンクと青空とのコントラストも綺麗でした。
大和三山を背景に広大なスケールで咲くコスモス畑の全景を楽しむのはもちろん、珍しい形をした花びらの品種を植栽しているゾーンもあり、花を一輪ずつじっくり見ながら楽しむこともできます。
祝!世界文化遺産の国内推薦候補選定
「飛鳥・藤原の宮都」は、令和8年(2026年)の世界文化遺産登録を目指しています。
2024年9月9日に世界文化遺産の国内推薦候補として選定されたことを祝し、コスモスの開花時期に合わせて「藤原宮跡コスモスマルシェ」が開催されます。
藤原宮跡コスモスマルシェ
【開催期間】 令和6年(2024年)10月12日(土)~10月13日 (日)
【開催時間】 9時30分から16時00分まで
【開催場所】 藤原宮跡多目的グラウンド南側
【出店者】
- 香久山美人(12日、13日)・・・串こんにゃく
- 静亭(12日、13日)・・・天むす、柿の葉ずし、葛餅
- 今井十返舎(12日のみ)・・・漬物
- ウエダベーカリー(12日のみ)・・・焼きこみパン、菓子パン、天然酵母パン
- 柿の葉ずし平宗(12日のみ)・・・柿の葉ずし、焼きサバずし、焼きサンマずし、巻ずし
- HATI-CAFE(13日のみ)・・・珈琲、オリジナルレモネード、かき氷、ホットサンド
- 橿原市観光協会(12日、13日)・・・観光PRブース
約300万本のコスモスと市内選りすぐりの特産品をそろえたマルシェをお楽しみください。
藤原宮跡へのアクセス
奈良県橿原市醍醐町
駐車場は数か所あります。
花の季節は、それぞれの場所に臨時駐車場が開きます。
こちらの記事では、蓮ゾーンのハナハスをご紹介しています。蓮ゾーンは大極殿跡の南東に約3,000平方メートルにわたって広がり、大和三山を背景にした絶景が楽しめます。
最後までお読み頂きありがとうございます。