無心になれてスッキリするパズル塗り絵を楽しんでいるみくるです。
ブティック社から刊行されている『ステンドグラス風 パズル塗り絵』は、「色鮮やかな生き物がいっぱい」という表紙の言葉どおり、自然と生き物を組み合わせた、カラフルな図案が楽しめるパズル塗り絵です。

本書の作画を担当しているのは、「和のパズル塗り絵」シリーズと同じく 彩里衣(さりい)さん。
また、監修も同シリーズと共通で、医学博士の渡邊修氏が務められています。

数字ごとに指定された色を塗っていく形式で、完成するとステンドグラスのような華やかな一枚に仕上がります。
線が太く見やすい構成のため、高齢者向けの脳活塗り絵としても取り組みやすい印象です。
今回は、実際に塗ってみた感想を中心に、「和のパズル塗り絵」シリーズとの違いも交えながら紹介します。
ステンドグラス風 パズル塗り絵
巻頭で解説される「パズル塗り絵」と脳活の関係
本書の巻頭には、監修を務められる渡邊修氏によるパズル塗り絵が脳に与える刺激や、脳活性化の効果についての解説が掲載されています。

塗り絵に集中していると、直面している問題から離れることができ、脳を緊張状態から解放することができます。
また、色を選び、数字を確認しながら塗り進める作業は、複数の認知機能を同時に使うため、楽しみながら脳を使う活動として適しています。
単なる趣味としてだけでなく、脳活を意識した塗り絵として位置づけられている点は、「和のパズル塗り絵」シリーズと共通する特徴です。
図案の特徴|自然と生き物を組み合わせた構成
目次を見ると、
- ハチドリと花
- 桜とオシドリ
- レッサーパンダと笹
- 山とツキノワグマ
といったように、生き物と自然を組み合わせたタイトルが並んでいます。
動物だけを単独で描くのではなく、植物や風景と一体になった構図が多く、背景まで含めて色を塗る楽しさがあります。
巻末には、完成色見本が掲載されているので、全体をイメージしながら色を選べます。

表現したいイメージによって、使う画材を変えるのも楽しそうですね。

生き物の表情や形は、写実的すぎず、親しみやすく可愛らしい雰囲気で統一されていて、高齢者向けの脳活塗り絵に共通する作風だと感じました。
ステンドグラス風 パズル塗り絵 彩里衣 ブティック社(2025/12/22)
実際に塗ってみた感想|「ハチドリと花」
最初に塗ったのは、1枚目に収録されている「ハチドリと花」です。
この図案は表紙にも使われており、本書の雰囲気をよく表しています。

前から塗っている『和のパズル塗り絵60』では、塗りたい色や形からランダムに塗っていましたが、今回は1番から番号順に塗ってみました。
「ファーバーカステル赤缶」を使用して、10番まで着色したところです。

パズル塗り絵は、こうして段々と色が増えて、ページが埋まっていく様子を見るのも好きです。

ハチドリは複数の色で細かく分けられていて、完成するととても華やかです。
花はハイビスカスのような印象で、全体に明るい雰囲気に仕上がりました。

区画は細かすぎず、背景もステンドグラス風に適度に色分けされているため、広い範囲を1色で塗り続ける必要がありません。
広い面をムラなく塗るのは意外と難しく、途中で飽きてしまうこともありますが、色替えをしながら進められる構成のため、最後まで楽しく塗ることができました。
太い線画で描かれているのも、高齢者向けの脳活塗り絵に共通する特徴です。
サイズと紙質|和のパズル塗り絵との違い
本書は、「和のパズル塗り絵」シリーズと比べると、ひとまわり小さめのサイズで、扱いやすいと感じました。
紙質にも違いがあり、和のパズル塗り絵が紙の目の細かい用紙なのに対し、本書はやや紙の目が荒く、色鉛筆の色が乗りやすい紙質です。
筆圧が弱めの方でも色が出やすく、塗りやすさという点ではこちらの方が合う場合もありそうです。
今回使用した「ファーバーカステル赤缶」は、淡い発色で薄つきになる色鉛筆なのですが、軽い力で塗っても綺麗に色が乗ってくれました。
色鉛筆は36色セット以上がおすすめ
本書には、「本誌は36色セットの色鉛筆を目安に色を選んでいます」と記載されています。
これは「和のパズル塗り絵」シリーズと共通する注意書きです。

実際に「ハチドリと花」では、紫系の色が3色、青系の色も3色使われていて、同系色が複数必要になる構成でした。
ページによっては指定色が20色前後になるため、24色セットでは色が足りなくなる可能性があります。
違う色や同じ色で塗っても問題はありませんが、カラフルさを活かして楽しみたい場合は、36色セット以上の色鉛筆を用意する方が向いていると感じました。
塗り絵は片面のみで、裏面には感想などが書けるようになっています。
裏抜けを気にしなくても良いので、色鉛筆の他にもマーカーや水彩絵の具なども使えそうです。

和のパズル塗り絵との作風の違い
同じ作画・同じ監修者によるシリーズですが、作風や印象にははっきりとした違いがあります。
- 和のパズル塗り絵
→ 季節感や和の情緒を大切にした、落ち着いた図案 - ステンドグラス風 パズル塗り絵
→ 色のコントラストを楽しむ、明るく華やかな図案
気分や目的に応じて選び分けることで、無理なく塗り絵を続けやすくなると思います。
まとめ|同じ作家・同じ監修だからこその安心感
『ステンドグラス風 パズル塗り絵』は、「和のパズル塗り絵」シリーズと同じく彩里衣さんの作画、渡邊修氏の監修による一冊です。
太く見やすい線、適度に区切られた配色、そして完成後の華やかさは、楽しみながら脳を使いたい方に向いた構成だと感じました。
落ち着いた雰囲気の和のパズル塗り絵とは対照的に、明るく色を楽しみたいときに選びたいパズル塗り絵として、気分転換や日々の脳活に取り入れやすい一冊です。
ステンドグラス風 パズル塗り絵 彩里衣 ブティック社(2025/12/22)
使用した色鉛筆
ファーバーカステル油性色鉛筆平缶(赤缶)36色セット
最後までお読み頂きありがとうございます。
