大人の塗り絵を通して暦に興味を持つようになったみくるです。
今回は旧暦がもつ季節感の豊かさが楽しめる『自律神経を整えるぬり絵 日本の二十四節気をぬる』より「大暑」のページをご紹介します。
【日本の二十四節気をぬる】12.大暑
「大暑」は暑さが最も厳しくなる頃です。快晴が続き気温が上がり続ける時期で、まさに盛夏です。
夏の夜空を彩る花火が描かれています。「三菱色鉛筆 ユニカラー」の100色セットから、36色セットに入っている色を選んで塗りました。
今年(2024年)の「大暑」は、7月22日から8月6日の期間です。
二十四節気は、1年(春分点を出てから再び春分点に達するまでの太陽の黄道上の位置)を24等分し、約15日ごとの節気に分けたもので、その年によって1日程度前後します。
ユニカラーは36色セット・72色セット・100色セットがあります。
三菱鉛筆さんの総合カタログ(uni総合カタログ 2025-2025)の192・193ページでそれぞれのセットに入っている色を確認できます。
色々な重ね塗りを試してみました。
透明度と彩度の高い色鉛筆なので、色を重ねても濁らず綺麗です。夏の夜空を彩る花火が鮮やかに塗れました。
大暑(7月23日~8月7日頃)
7月23日頃の土用の時期で、『暦便覧』には「暑気いたりつまりたるゆえんなれば也」とあります。最も暑さが厳しい時期とされていますが、実際の猛暑はもう少し先となります。花火大会が全国各地で開催されはじめるのもこの頃で、浴衣姿が似合う季節となります。
日本の二十四節気をぬる
いかにも暑そうな「大暑」という言葉にウンザリしますが、大暑の次はもう暦の上で秋となる「立秋」。この本を塗っていると、季節が移ろう早さに気づいて驚きます。
うなぎでお馴染みの「土用の丑の日」は、夏の土用にめぐってくる丑の日をいいます。夏の土用は立秋前の約18日間なので、立秋前の節気である大暑(約15日間)と重なります。
今年(2024年)の「土用の丑の日」は、7月24日と8月5日です。土用の期間に2回「丑の日」がめぐってくるためです。
うなぎを食べてスタミナを付けて、暑い夏を元気に乗り切りたいものです。
こころやすらぐ日本の七十二候ぬりえ
去年(2023年)塗った『こころやすらぐ日本の七十二候ぬりえ』の「大暑」に含まれる3候を振り返りました。こちらにも蓮の花が描かれたページがありました。爽やかな青空に映える向日葵を塗った「大雨時行る」が特に気に入っています。
- 桐始めて花を結ぶ
- 土潤いて溽し暑し
- 大雨時行る
「夏至」のページでも花火を塗りました。
➡塗り絵ブログ【こころやすらぐ日本の七十二候ぬりえ】夏の風物詩を鮮やかに「夏至」の3候
使用した大人の塗り絵の本
自律神経を整えるぬり絵 日本の二十四節気をぬる 小林弘幸 アスコム( 2016/4/23)
本の内容はこちらの記事で詳しくご紹介しています。
使用した色鉛筆
三菱色鉛筆 ユニカラー 100色セット
最後までお読み頂きありがとうございます。