大人の塗り絵を通して暦に興味を持つようになったみくるです。
旧暦がもつ季節感の豊かさが楽しめる『自律神経を整えるぬり絵 日本の二十四節気をぬる』より「小満」のページをご紹介します。
滑らかな描き心地と鮮やかな発色が特徴の「ポリカラー」で塗りました。

【日本の二十四節気をぬる】8.小満
「小満」は、気温が20度を超える日が多くなる5月21日頃を指します。

カキツバタの葉を、重なりを意識しつつ「みどり」と「きみどり」を塗り重ねました。水芭蕉の葉は、「みどり」と「ふかみどり」を重ねています。
「三菱色鉛筆ポリカラー」は、「三菱色鉛筆880」と似ていますが、ポリカラーの方が芯が太く滑らかで塗りやすいです。
今回は使いませんでしたが、金色・銀色の代わりに「くちばいろ」や「べにかばいろ」という独特的な色が入っているのも特徴です。
ホトトギスは地味な色をした鳥ですが、「エメラルド」や「きいろ」などを使ってカラフルにしました。

白い卯の花にもピンクを加えて明るく。
「自律神経を整える」がテーマのこの本は、そのものの色にとらわれ過ぎず、自由に塗ろうと思っています。
それでも、まだ寂しい感じがしたので、丸模様を描き加えました。

植物が茂り、万物が成長し始める「小満」らしい華やかなページになりました。
小満(5月21日~6月5日頃)
小満とは、陽気となり、草木などの生物が徐々に成長して生い茂るという意味です。気温が20度を超える日が多くなってくる頃です。西日本では、この時期から梅雨が始まります。ホトトギスの鳴き声や、カキツバタや卯の花を目にする機会が多くなります。
『自律神経を整えるぬり絵 日本の二十四節気をぬる』
絵を描くのが苦手なので、テンプレートをよく使っています。丸を描くだけでも、作品の完成度が上がると思います。

テンプレートは、ステッドラーさんの製図用のものを使っています。少しお高いなと思ったのですが、丈夫で傷が付きにくく、綺麗なので気に入っています。
ステッドラー テンプレート 円定規
テンプレートは、『Four Seasons かわいいものいっぱいの塗り絵ブック』の春のカップケーキのページでも使いました。

➡【かわいいものいっぱいの塗り絵ブック】ポリカラーで丁寧に塗る「春のカップケーキ」
使用した大人の塗り絵本
自律神経を整えるぬり絵 日本の二十四節気をぬる 小林弘幸 アスコム( 2016/4/23)
本の内容はこちらの記事で詳しくご紹介しています。
➡『自律神経を整えるぬり絵 日本の二十四節気をぬる』投稿一覧
使用した色鉛筆
菱色鉛筆 ポリカラー 36色セット
最後までお読み頂きありがとうございます。