なぞりがき万葉集 有馬皇子辞世の句を2首【なぞりがき万葉集】天上の虹で印象的に描かれた場面を思い起こしながら この記事では『なぞりがき万葉集』より、悲劇の皇子として知られる有馬皇子の辞世の句を2首ご紹介しています。謀反の疑いで逮捕され、紀国の温泉地に護送される途中、処刑を覚悟して自らを悼んで詠んだ歌です。西岩代の海岸には記念碑が建っています。 2025.03.03 なぞりがき万葉集
神社仏閣・史跡巡り いにしえの歌碑めぐり【影姫あわれの歌碑】和爾下神社に建つ『日本書紀』歌謡(奈良県天理市) この記事では、天理市観光協会さんの観光ガイド「いにしえの歌碑めぐり」に掲載されている歌碑をご紹介しています。今回は1番の「影姫あわれの歌碑」です。歌碑は、天理市櫟本町にある和爾下神社の参道脇に建っています。『日本書紀』の平群鮪と影姫の悲恋の物語を歌にしたものです。 2025.01.25 2025.02.18 神社仏閣・史跡巡り
神社仏閣・史跡巡り 石上神宮から山の辺の道を辿り歴史の源へ!影姫ゆかりの「布留の高橋」とハタの滝(奈良県天理市) この記事では、石上神宮から古道を辿り歴史の源へ。「山の辺の道(北コース)」の最初のスポットである影姫ゆかりの「布留の高橋」をご紹介しています。布留の高橋は『日本書紀』や『万葉集』にも登場し、かつては石上神宮の神事が行われた神聖な場所です。 2025.01.21 2025.02.18 神社仏閣・史跡巡り
万葉歌碑巡り 橿原の万葉歌碑めぐり【中大兄皇子の大和三山の歌】播磨国風土記の伝承と共に(奈良県橿原市) この記事では、橿原市内の万葉歌碑を紹介するパンフレット『橿原の万葉歌碑めぐり~万葉人の心、千年を越えて 日本最初の歌集・万葉集~』より、中大兄皇子(後の天智天皇)の歌碑をご紹介しています。大和三山を詠んだ有名な歌です。大和三山の伝承と反歌も合わせてご紹介しています。 2025.01.09 2025.01.19 万葉歌碑巡り
万葉歌碑巡り 【橿原の万葉歌碑めぐり】万葉人の心を感じる32基の歌碑をまとめてご紹介(奈良県橿原市) 万葉歌碑が建っている場所を訪れて、歌が詠まれた時代に思いを馳せるのが好きなみくるです。私が住む橿原市の観光政策課さんが、「万葉集にゆかりが深い橿原で、令和の時代に万葉びとの思いや情景を感じていただければ」との思いから、市内の万葉歌碑を紹介す... 2025.01.08 2025.01.09 万葉歌碑巡り
万葉歌碑巡り 明日香村の万葉歌碑を歩く「奥明日香・栢森」にひっそりと建つ歌碑(奈良県明日香村) 明日香と万葉集が好きなみくるです。犬養万葉記念館で頂いた「明日香村の万葉歌碑を歩く」を片手に万葉歌碑巡り、40基全て見て歩こうと思っています。今回は「明日香村の万葉歌碑を歩く」39番の明日香川を詠んだ歌をご紹介します。明日香村の万葉歌碑を歩... 2024.12.23 2024.12.24 万葉歌碑巡り
万葉歌碑巡り 明日香村の万葉歌碑を歩く【橘寺を詠んだ唯一の万葉歌】会津八一が聖徳太子を詠んだ歌も 明日香と万葉集が好きなみくるです。犬養万葉記念館で頂いた「明日香村の万葉歌碑を歩く」を片手に万葉歌碑巡り、40基全て見て歩こうと思っています。今回は「明日香村の万葉歌碑を歩く」27番の橘寺を詠んだ歌と、会津八一の歌碑と、杉森節子さんの句碑を... 2024.12.03 万葉歌碑巡り
万葉歌碑巡り 明日香村の万葉歌碑を歩く【柿本人麻呂の妻の死を悼む歌】橘寺裏参道沿いの歌碑(奈良県明日香村) 明日香と万葉集が好きなみくるです。犬養万葉記念館で頂いた「明日香村の万葉歌碑を歩く」を片手に万葉歌碑巡り、40基全て見て歩こうと思っています。今回は「明日香村の万葉歌碑を歩く」28番の橘寺の裏参道沿いに建つ歌碑をご紹介します。柿本人麻呂が妻... 2024.11.27 2024.12.10 万葉歌碑巡り
万葉歌碑巡り 明日香村の万葉歌碑を歩く【世間の無常を厭ふ歌】川原寺跡前の歌碑(奈良県明日香村) 明日香と万葉集が好きなみくるです。犬養万葉記念館で頂いた「明日香村の万葉歌碑を歩く」を片手に万葉歌碑巡り、40基全て見て歩こうと思っています。今回は「明日香村の万葉歌碑を歩く」26番の明日香村川原に建つ歌碑をご紹介します。犬養孝先生揮毫の歌... 2024.11.26 2024.12.25 万葉歌碑巡り
なぞりがき万葉集 ガラスペンでなぞる【なぞりがき万葉集】末摘花(紅花)を詠んだ歌~「光る君へ」番外編~ この記事では『なぞりがき万葉集』より、紅花を詠んだ歌をご紹介しています。『源氏物語』第6帖「末摘花」のもとになった歌です。紅花は開いた花の先端だけを摘み取って、染料や口紅の原料にすることから末摘花の異名があります。『古今和歌集』に本歌取りされています。 2024.11.25 2025.03.03 なぞりがき万葉集
なぞりがき万葉集 ガラスペンでなぞる【なぞりがき万葉集】いちしの花を詠んだ唯一の歌~柿本人麻呂歌集より この記事では『なぞりがき万葉集』より「いちしの花(ヒガンバナ)」を詠んだ歌をご紹介しています。「道の辺の いちしの花の いちしろく 人皆知りぬ 我が恋妻は」。『万葉集』の中の「いちし」をヒガンバナに推定したのは、植物学者の牧野富太郎といわれています。 2024.11.24 2025.03.03 なぞりがき万葉集
神社仏閣・史跡巡り いざ万葉ロマンの世界へ【桜井の記紀万葉歌碑】奈良県桜井市の六街道を巡り歌碑に出会う 景色を楽しみながら歌碑を訪ね歩き、いにしえの歌人の思いに触れるのが好きなみくるです。先日から、歌碑めぐりをテーマに山の辺の道を歩いています。前回の記事では、奈良県桜井市三輪の大神神社おおみわじんじゃの境内に建つ長屋王ながやのおおきみの歌碑を... 2024.11.20 2024.11.21 神社仏閣・史跡巡り
万葉歌碑巡り 奈良県立万葉文化館【万葉 恋ものがたり】万葉の時代の恋模様に想いを馳せる(奈良県明日香村) 万葉のふるさと・奈良で生まれ育ったみくるです。奈良県には『万葉集』ゆかりの歴史的風土・自然景観が多く残されています。そんな「万葉故地」を巡り、古代の人々の想いに触れるのが好きです。今回は「奈良県立万葉文化館」で開催中の「万葉 恋ものがたり」... 2024.08.19 2024.09.04 万葉歌碑巡り博物館・資料館
万葉歌碑巡り 【万葉歌碑巡り】 淡路島のパワースポット「大和島」名付け親は柿本人麻呂~明石海峡の景観と共に この記事では、兵庫県淡路市岩屋にある「大和島」と柿本人麻呂の歌碑をご紹介しています。絵島や沼島と同様、伊弉諾尊と伊弉冉尊の国生み神話のオノコロ島であるという説もある島です。柿本人麻呂が歌に詠んだことで、この島は「大和島」と呼ばれるようになりました。 2024.07.20 2024.07.22 万葉歌碑巡り
万葉歌碑巡り いにしえの歌碑めぐり【布留川に想いを託して詠んだ歌】奈良県天理の「万葉歌碑」 この記事では、天理市観光協会さんの観光ガイド「いにしえの歌碑めぐり」に掲載の8番の「天理市役所西側の歌碑」をご紹介しています。天理市を流れる布留川を詠んだ歌です。天理市役所の玄関横に建つ「モアイ像」についても合わせてご紹介しています。 2024.07.11 2024.10.22 万葉歌碑巡り
万葉歌碑巡り 【橿原の万葉歌碑めぐり】古郷・藤原を秋萩に寄せて詠んだ歌~晩秋の藤原宮跡の景色と共に 橿原市観光政策課が作成されたパンフレット『橿原の万葉歌碑めぐり~万葉人の心、千年を越えて 日本最初の歌集・万葉集~』を片手に万葉歌碑めぐりをしています。今回は藤原宮跡の別所池畔に建っている13番の歌碑をご紹介します。万葉人の心の古郷【藤原・... 2024.06.27 2025.01.09 万葉歌碑巡り
なぞりがき万葉集 ガラスペンでなぞる【なぞりがき万葉集】橘を詠んだ大伴旅人の歌と「花散る里~光る君へ」 この記事では『なぞりがき万葉集』より、『源氏物語』第11帖「花散里」の巻名にちなむ歌をご紹介します。夏の植物より、橘(みかんの古名)を詠んだ大伴旅人の歌です。「花散る里のほととぎす」に、亡妻を恋い慕って泣く旅人自身をたとえた、哀切な歌です。 2024.06.07 2025.03.03 なぞりがき万葉集
なぞりがき万葉集 ガラスペンでなぞる【なぞりがき万葉集】大伴旅人の望郷の歌と忘れ草を詠んだ相聞歌2首 この記事では『なぞりがき万葉集』より、辛いことを忘れられるという「忘れ草」にこと寄せた大伴旅人の望郷の歌と、相聞歌を2首ご紹介しています。歌を鑑賞しながら、美しい字の書き方が学べ、歌の背景や詠まれている植物について知ることができる本です。 2024.05.28 2025.03.03 なぞりがき万葉集
万葉歌碑巡り 【橿原の万葉歌碑めぐり】大伴旅人の望郷の歌~本薬師寺跡から香具山を望む この記事では「橿原の万葉歌碑めぐり」16番の香具山の故郷を詠んだ大伴旅人の歌をご紹介しています。歌碑は奈良県橿原市城殿町の「本薬師寺跡」に建っています。太宰帥として大宰府に赴いていた旅人が奈良の故郷を想って詠んだ歌です。 2024.05.27 2025.01.09 万葉歌碑巡り
万葉歌碑巡り 【橿原の万葉歌碑めぐり】天香具山を詠んだ持統天皇の歌~大和三山の眺めと共に〈藤原宮跡〉 この記事では持統天皇が天香具山を詠んだ万葉集の歌と大和三山について写真と共にご紹介しています。歌碑は藤原宮跡にある醍醐池のほとりに建っています。「春過ぎて夏来るらし」から始まる『百人一首』にも選定されている有名な歌です。 2024.05.23 2025.03.29 万葉歌碑巡り