万葉歌碑巡り 消えない悲しみを布留の神杉に託して「万葉集が伝える丹生王の挽歌」奈良県の石上神宮より この記事では、万葉集の歌「石上 布留の山なる 杉群の 思ひ過ぐべき 君にあらなくに」(巻3・422番歌)についてご紹介しています。丹生王が石田王が亡くなった際に詠んだ挽歌のうちの一首です。忘れられない思いが石上の杉に託して詠まれています。 2025.07.01 万葉歌碑巡り
神社仏閣・史跡巡り 【橿原の万葉歌碑巡り】竹田神社と大伴坂上郎女の恋歌を訪ねて(奈良県橿原市) この記事では、奈良県橿原市東竹田町に鎮座する竹田神社をご紹介しています。式内社に比定されるこの神社は、静かな境内と古の風情で訪れる者を魅了します。境内には、大伴坂上郎女の万葉歌碑が建ち、この地と大伴氏との深い結びつきを教えてくれています。 2025.06.27 神社仏閣・史跡巡り
万葉歌碑巡り 【山の辺の道「奈良道」の万葉歌碑を歩く】帯解寺に建つ春霞を詠んだ歌(奈良県奈良市) この記事では、「山の辺の道『奈良道』を守る会」さんが建立された帯解寺に建つ万葉歌碑(『万葉集』巻10-1874)をご紹介しています。春霞の幻想的な美しさを詠んだ歌です。「山の辺の道 奈良道(北コース)」についても、主な見どころと合わせてご紹介しています。 2025.06.17 万葉歌碑巡り
万葉歌碑巡り 【山の辺の道の歌碑巡り】高市皇子が十市皇女の死を悼んで読んだ挽歌(奈良県桜井市) この記事では、観光パンフレット「山の辺の道」に掲載されている中から、27番の高市皇子の歌碑をご紹介しています。高市皇子が異母姉である十市皇女が若くして亡くなった際に、死を悼んで詠まれた三首の挽歌のうちの一首です。他の二首も合わせてご紹介しています。 2025.06.13 万葉歌碑巡り
万葉歌碑巡り 【山の辺の道の歌碑めぐり】檜原の神聖さを讃えた歌~柿本人麻呂歌集(奈良県桜井市) この記事では、観光パンフレット「山の辺の道」に掲載されている中から、奈良県桜井市三輪の井寺池の近くに建つ柿本人麻呂歌集の歌碑をご紹介しています。檜原の神聖さを讃えた一首です。続けて収載されている「檜原の土地の神を慰める歌」も合わせてご紹介しています。 2025.04.14 2025.04.22 万葉歌碑巡り
万葉歌碑巡り 【山の辺の道の歌碑めぐり】久松潜一氏揮毫の三諸山(三輪山)を詠んだ歌(奈良県桜井市) この記事では、今回は、観光パンフレット「山の辺の道」に掲載されている中から、奈良県桜井市三輪の井寺池に建つ26番の久松潜一氏揮毫の歌碑をご紹介しています。三諸山(三輪山)の美しさを詠んだ歌です。国文学者の久松潜一氏は、犬養孝先生の恩師でもあられた方です。 2025.04.11 2025.04.14 万葉歌碑巡り
万葉歌碑巡り 【山の辺の道の歌碑めぐり】東山魁夷揮毫の天智天皇の歌碑と大和三山(奈良県桜井市) 景色を楽しみながら歌碑を訪ね歩き、いにしえの歌人の思いに触れるのが好きなみくるです。日本最古の道「山の辺の道」には38基もの歌碑が建てられています。全部を見つけたいと思っています。今回は、観光パンフレット「山の辺の道」に掲載されている中から... 2025.04.10 2025.04.11 万葉歌碑巡り
なぞりがき万葉集 有馬皇子辞世の句を2首【なぞりがき万葉集】天上の虹で印象的に描かれた場面を思い起こしながら この記事では『なぞりがき万葉集』より、悲劇の皇子として知られる有馬皇子の辞世の句を2首ご紹介しています。謀反の疑いで逮捕され、紀国の温泉地に護送される途中、処刑を覚悟して自らを悼んで詠んだ歌です。西岩代の海岸には記念碑が建っています。 2025.03.03 なぞりがき万葉集
神社仏閣・史跡巡り いにしえの歌碑めぐり【影姫あわれの歌碑】和爾下神社に建つ『日本書紀』歌謡(奈良県天理市) この記事では、天理市観光協会さんの観光ガイド「いにしえの歌碑めぐり」に掲載されている歌碑をご紹介しています。今回は1番の「影姫あわれの歌碑」です。歌碑は、天理市櫟本町にある和爾下神社の参道脇に建っています。『日本書紀』の平群鮪と影姫の悲恋の物語を歌にしたものです。 2025.01.25 2025.02.18 神社仏閣・史跡巡り
神社仏閣・史跡巡り 石上神宮から山の辺の道を辿り歴史の源へ!影姫ゆかりの「布留の高橋」とハタの滝(奈良県天理市) この記事では、石上神宮から古道を辿り歴史の源へ。「山の辺の道(北コース)」の最初のスポットである影姫ゆかりの「布留の高橋」をご紹介しています。布留の高橋は『日本書紀』や『万葉集』にも登場し、かつては石上神宮の神事が行われた神聖な場所です。 2025.01.21 2025.06.17 神社仏閣・史跡巡り
万葉歌碑巡り 橿原の万葉歌碑めぐり【中大兄皇子の大和三山の歌】播磨国風土記の伝承と共に(奈良県橿原市) この記事では、橿原市内の万葉歌碑を紹介するパンフレット『橿原の万葉歌碑めぐり~万葉人の心、千年を越えて 日本最初の歌集・万葉集~』より、中大兄皇子(後の天智天皇)の歌碑をご紹介しています。大和三山を詠んだ有名な歌です。大和三山の伝承と反歌も合わせてご紹介しています。 2025.01.09 2025.01.19 万葉歌碑巡り
万葉歌碑巡り 【橿原の万葉歌碑めぐり】万葉人の心を感じる32基の歌碑をまとめてご紹介(奈良県橿原市) 万葉歌碑が建っている場所を訪れて、歌が詠まれた時代に思いを馳せるのが好きなみくるです。私が住む橿原市の観光政策課さんが、「万葉集にゆかりが深い橿原で、令和の時代に万葉びとの思いや情景を感じていただければ」との思いから、市内の万葉歌碑を紹介す... 2025.01.08 2025.06.27 万葉歌碑巡り
万葉歌碑巡り 明日香村の万葉歌碑を歩く「奥明日香・栢森」にひっそりと建つ歌碑(奈良県明日香村) 明日香と万葉集が好きなみくるです。犬養万葉記念館で頂いた「明日香村の万葉歌碑を歩く」を片手に万葉歌碑巡り、40基全て見て歩こうと思っています。今回は「明日香村の万葉歌碑を歩く」39番の明日香川を詠んだ歌をご紹介します。明日香村の万葉歌碑を歩... 2024.12.23 2024.12.24 万葉歌碑巡り
万葉歌碑巡り 明日香村の万葉歌碑を歩く【橘寺を詠んだ唯一の万葉歌】会津八一が聖徳太子を詠んだ歌も 明日香と万葉集が好きなみくるです。犬養万葉記念館で頂いた「明日香村の万葉歌碑を歩く」を片手に万葉歌碑巡り、40基全て見て歩こうと思っています。今回は「明日香村の万葉歌碑を歩く」27番の橘寺を詠んだ歌と、会津八一の歌碑と、杉森節子さんの句碑を... 2024.12.03 万葉歌碑巡り
万葉歌碑巡り 明日香村の万葉歌碑を歩く【柿本人麻呂の妻の死を悼む歌】橘寺裏参道沿いの歌碑(奈良県明日香村) 明日香と万葉集が好きなみくるです。犬養万葉記念館で頂いた「明日香村の万葉歌碑を歩く」を片手に万葉歌碑巡り、40基全て見て歩こうと思っています。今回は「明日香村の万葉歌碑を歩く」28番の橘寺の裏参道沿いに建つ歌碑をご紹介します。柿本人麻呂が妻... 2024.11.27 2024.12.10 万葉歌碑巡り
万葉歌碑巡り 明日香村の万葉歌碑を歩く【世間の無常を厭ふ歌】川原寺跡前の歌碑(奈良県明日香村) 明日香と万葉集が好きなみくるです。犬養万葉記念館で頂いた「明日香村の万葉歌碑を歩く」を片手に万葉歌碑巡り、40基全て見て歩こうと思っています。今回は「明日香村の万葉歌碑を歩く」26番の明日香村川原に建つ歌碑をご紹介します。犬養孝先生揮毫の歌... 2024.11.26 2024.12.25 万葉歌碑巡り
なぞりがき万葉集 ガラスペンでなぞる【なぞりがき万葉集】末摘花(紅花)を詠んだ歌~「光る君へ」番外編~ この記事では『なぞりがき万葉集』より、紅花を詠んだ歌をご紹介しています。『源氏物語』第6帖「末摘花」のもとになった歌です。紅花は開いた花の先端だけを摘み取って、染料や口紅の原料にすることから末摘花の異名があります。『古今和歌集』に本歌取りされています。 2024.11.25 2025.03.03 なぞりがき万葉集
なぞりがき万葉集 ガラスペンでなぞる【なぞりがき万葉集】いちしの花を詠んだ唯一の歌~柿本人麻呂歌集より この記事では『なぞりがき万葉集』より「いちしの花(ヒガンバナ)」を詠んだ歌をご紹介しています。「道の辺の いちしの花の いちしろく 人皆知りぬ 我が恋妻は」。『万葉集』の中の「いちし」をヒガンバナに推定したのは、植物学者の牧野富太郎といわれています。 2024.11.24 2025.03.03 なぞりがき万葉集
神社仏閣・史跡巡り いざ万葉ロマンの世界へ【桜井の記紀万葉歌碑】奈良県桜井市の六街道を巡り歌碑に出会う 景色を楽しみながら歌碑を訪ね歩き、いにしえの歌人の思いに触れるのが好きなみくるです。先日から、歌碑めぐりをテーマに山の辺の道を歩いています。前回の記事では、奈良県桜井市三輪の大神神社おおみわじんじゃの境内に建つ長屋王ながやのおおきみの歌碑を... 2024.11.20 2025.06.06 神社仏閣・史跡巡り
万葉歌碑巡り 奈良県立万葉文化館【万葉 恋ものがたり】万葉の時代の恋模様に想いを馳せる(奈良県明日香村) 万葉のふるさと・奈良で生まれ育ったみくるです。奈良県には『万葉集』ゆかりの歴史的風土・自然景観が多く残されています。そんな「万葉故地」を巡り、古代の人々の想いに触れるのが好きです。今回は「奈良県立万葉文化館」で開催中の「万葉 恋ものがたり」... 2024.08.19 2024.09.04 万葉歌碑巡り博物館・資料館