5,000輪のカサブランカが咲き誇る【松尾寺のカサブランカ回廊】見頃は6月下旬~7月中旬

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大和郡山市の松尾山中腹ににある山寺「松尾寺」は、豊かな緑に包まれ、心地よい風を感じられる好きなお寺のひとつです。

今回は松尾寺の「カサブランカ回廊」をご紹介します。

松尾寺のカサブランカ回廊
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松尾寺の「カサブランカ回廊」

松尾寺について

松尾寺まつおでらは、奈良県大和郡山市の矢田丘陵の南端近くにある松尾山の中腹に位置する山寺です。

松尾寺について

天武天皇の皇子舎人親王が、勅命による『日本書紀』編纂の折、42歳の厄年であったため、日本書紀の無事完成と厄除けの願をかけて建立されたと伝わる「日本最古の厄除霊場」です。

松尾寺についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

カサブランカ回廊

毎年6月下旬(夏越の祓)頃から、本堂前に「カサブランカ」の鉢植えが並べられます。

本堂前に並べられたカサブランカの鉢植え

本堂や三重塔を背景に、約5,000輪ものカサブランカの大輪の花が咲き誇り、境内を華やかに彩ります。

三重塔を背景に咲き誇るカサブランカ

カサブランカの鉢植えが回廊状に並べられています。

回廊状の並べられたカサブランカ

境内を吹き抜ける心地良い風とともに、カサブランカの香りが漂います。

松尾寺の本堂を背景に咲き誇るカサブランカ

カサブランカはユリの一種で、大きな白い花を咲かせる「ヤマユリ」と、直径約10cmのピンクの花を咲かせる「カノコユリ」を交配させてできた品種。カサブランカは日本に自生し、開花時期は6~8月、直径は20~25cmある大きな花です。

松尾寺本坊前のカサブランカ

スペイン語で「白い家」という意味がある「カサブランカ」。様々な品種があり、品種によって色や姿が異なります。

白いカサブランカ

松尾寺には白・黄・ピンク・オレンジ・赤紫の5色のカサブランカが植えられています。

赤紫のカサブランカ

品種は定かではありませんが、赤紫色の花を咲かせる「パープルプリンス」、黄色の花を咲かせる「コンカドール」などがあるそうです。

黄色のカサブランカ

品種によって開花時期が異なるようで、赤紫の花は少し時期遅れでした。

咲き遅れのカサブランカ

まだ硬い蕾のもたくさんありました。

まだ蕾のカサブランカ
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松尾寺のカサブランカの見頃

松尾寺のカサブランカの見頃は、例年6月下旬~7月中旬です。
天候や気温によって変化しますので、最新の開花状況は松尾寺公式Instagramでご確認下さい。

今回ご紹介している写真は2024年7月7日に撮りました。品種によって開花時期が異なるようなので、長い間楽しめそうです。

松尾山の中腹にあるので、真夏でも木陰は涼しく、心地よい風が吹いていました。

松尾山の中腹にある松尾寺

松尾寺へのアクセス

奈良県大和郡山市山田町683

境内自由(入山料無し、お堂の中の拝観は拝観料が必要です)

無料駐車場(普通車約100台、大型車約10台)があります。

松尾寺の駐車場

写真は門前(北惣門前)の駐車場(第一駐車場)の様子です。この上に第二駐車場があります。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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