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塗り絵本レビュー【宇宙とつながるマンダラ塗り絵】大野舞さんの不思議な世界にひたる

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2021年の5月から、アメーバブログ「みくるの好きなこと」に塗り絵の投稿を始めたみくるです。

それまでの投稿は、地元奈良の観光情報や、当時通っていた羊毛フェルト教室のことなどが中心でした。
こちらは、羊毛フェルト教室の先生の作品展の様子を書いた記事です。

関節炎になったので、羊毛フェルトはやめてしまいましたが、先生の影響で『古事記』などに興味を持つようになり、今に至ります。

アメブロに投稿していなかったら、塗り絵を今まで続けて来られなかったと思うので、いつも読んで下さっている皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。

今回は、初めてコンプリートした塗り絵本である『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』をご紹介します。

『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』表紙

『日本の神様カード』『龍神カード』の人気イラストレーター・大野舞さんによる不思議な力を宿した28のマンダラが収録されています。

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『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』の魅力

本のご紹介

『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』は、著者の大野舞さんが毎年作成されている「オリジナルカレンダー」のテーマを、ある時「マンダラ」にされたことから生まれた本です。

この本は、「光」「獅子」「運命の輪」「図書」「台所」「森」「水晶」「舞」といったテーマで描かれた、不思議な力を宿した28のマンダラからなります。

マンダラとは、円形や求心的な構図の中に複雑なモチーフが配置された図案のことで、古来より瞑想や心の安定のために用いられてきました。大野さんが描くマンダラは、「宇宙」や「エネルギー」といった壮大なテーマが、シンプルな作画で表現されています。

この塗り絵の最大の魅力は、「塗る瞑想」を体験できることです。塗り進める過程で、日常の雑念から離れ、集中力を高めることができます。完成した作品は、自分自身が選び出した色によって、その時々の心の状態や秘めた願いを映し出す鏡のようになります。

デジタルな情報過多の時代に、心と向き合うアナログな時間を求めている方には最適です。あなただけの配色で、宇宙のエネルギーを感じ、心の安らぎを見つけてみてはいかがでしょうか。

本の最初に、彩色見本が9枚とワンポイントアドバスがあるので、大野舞さんの世界観を自分で表現できますよ。

宇宙とつながるマンダラ塗り絵 大野舞 河出書房新社(2018/12/30)

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著者の大野舞さんのこと

旅する絵描き「デナリ」として活躍されている大野舞(おおの まい)さんは、外資系広告代理店の戦略プランナーという異色のキャリアから、フリーのイラストレーターとして独立されました。

アラスカへの留学や世界一周の旅といった、ご自身の豊富な旅の経験から生まれる作品は、物語性空想性に富んでいるのが大きな魅力です。

書籍や雑誌の挿画・装丁、広告、ウェブデザインなど幅広い分野で活動されており、その繊細で温かみのあるタッチを目にしたことがある方も多いかもしれませんね。

特に、吉本ばななさんの小説『花のベッドでひるねして』『下北沢について』などの装丁や挿画をはじめ、星野リゾートのウェブサイト、ビールの「水曜日のネコ」のデザインなど、誰もが知る作品やサービスに携わっておられます。

下北沢について 吉本ばなな 幻冬舎文庫(2019/2/7)

また、ご自身の著書として、ロングセラーとなっている『日本の神様カード』シリーズや、コミックエッセイ『スピリチュアルかあさん』シリーズなどがあり、スピリチュアルなテーマを親しみやすい表現で描くことでも人気です。

スピリチュアルかあさん 風の時代を自由に生きる  大野舞 KADOKAWA(2022/1/31)

塗り絵の分野でも多くのファンを獲得されていて、『せかいのおまもり塗り絵』『宇宙と繋がるマンダラ塗り絵』といった作品を出版されています。大野さんの描く美しいモチーフは、色を塗ることで自分自身と向き合い、心を整える時間を与えてくれます。日々の忙しさから離れ、アートを通じて安らぎを得たい人々に支持されています。

旅を通じて培われた自由な感性と、確かな表現力で、見る人の心にそっと寄り添い、想像力をかき立ててくれる大野舞さんの作品世界。

ぜひ、この機会に触れてみてくださいね。

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大野舞さんのオリジナルカレンダー

野さんの活動の中で特に注目したいのが、オリジナルカレンダーの制作です「毎年テーマを変えたカレンダーを制作すること」をライフワークとされており、その年のテーマに合わせた美しいイラストは、多くの方の日常に彩りを与えていることでしょう。

私もそのひとりです。

21冊めとなる2025年カレンダー「ココシカ・レシピ」のテーマは「ひみつの国の美味しいもの」です。

2022年のカレンダー「ネコジャムセッション」でした。

大野舞さんのオリジナルカレンダー「ネコジャムセッション」

大野舞さんが「デナリ」の名前で活動されているのは、愛猫の名前によります。どのページにも猫ちゃんが描かれているとっても可愛いカレンダーです。

大野舞さんのオリジナルカレンダー「ネコジャムセッション」中身

大野舞さんの3冊目の塗り絵本『私の中の神殿 自分を愛しむ塗り絵』は、2023年のデナリカレンダー「エレメンタル神殿」のイラストを元にして制作されました。

私の中の神殿 自分を愛しむ塗り絵 大野舞 河出書房新社(2023/3/20)

大野舞さんのご活動の様子は、公式サイト「DENALI’S WORLD」で拝見できます。オリジナルカレンダーやオリジナルグッズは、公式ストア「デナリのみせ」から購入できます。

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『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』完成作品のご紹介

光曼荼羅

『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』の1枚目は、「光曼荼羅」です。

『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』完成作品「光曼荼羅」

「コーリン色鉛筆」で濃くくっきりと塗りました。「サラサクリップ」のジェルボールペン(ゴールド)も使っています。

塗り絵は片面印刷。裏面には物語を感じる手がかりとなる詩が書かれています。

光あれ

新たなる季節がいま始まる
輝く獅子のたてがみをなびかせ
のしのしと思うまま進め

踏みしめる大地はあなたのもの

『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』光曼荼羅

詩からインスピレーションを得て、配色を考えています。

こちらの記事では、「光曼荼羅」「多肉曼荼羅」「マンダーランド」「獅子曼荼羅」をご紹介しています。

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海曼荼羅

『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』の7枚目は、「海曼荼羅」です。

宇宙に飛んでいけるようにと、シロナガスクジラに虹を纏わせました。好きな配色で塗れたお気に入りの一枚です。

こちらの記事では、「珈琲曼荼羅」「祈曼荼羅」「海曼荼羅」「花火曼荼羅」「鳥曼荼羅」の5点をご紹介しています。

女王曼荼羅

『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』の11枚目は、「女王曼荼羅」です。

女王の威厳が出るように、赤と青をメインにしたシンプルな配色にしました。

こちらの記事では、「運命の輪曼荼羅」「女王曼荼羅」「縞迷宮曼荼羅」「誕生曼荼羅」「生命の樹曼荼羅」の5点をご紹介しています。

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街曼荼羅

『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』の17枚目は、「街曼荼羅」です。

おもちゃ箱をひっくり返したような、ガチャガチャと楽しい感じに塗りました。

こちらの記事では、「図書曼荼羅」「言霊曼荼羅」「街曼荼羅」「洗濯曼荼羅」「台所曼荼羅」の5点をご紹介しています。

茸曼荼羅

『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』の20枚目は、「街曼荼羅」です。

夜の森に光が燈る、森を守護している熊さんたち、そんなイメージで塗りました。

こちらの記事では、「茸曼荼羅」「猫曼荼羅」「森曼荼羅」「水晶曼荼羅」「魚曼荼羅」の5点をご紹介しています。

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まとめ:マンダラと詩が導く癒しのひととき

『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』は、旅する絵描き「デナリ」こと大野舞さんが手がけた、大人のための塗り絵本です。28枚のマンダラと詩が織りなすこの本は、色を塗ることで心の奥深くと向き合い、無意識の世界へと旅するような体験を提供してくれます。

私自身もこの本を通じて、色を塗ることで心の安らぎを感じ、日常の喧騒から離れることができました。特に「舞曼荼羅」や「運命の輪曼荼羅」など、詩と絵が一体となった作品は、色を選ぶ楽しさとともに、深い内面との対話を促してくれます。

この塗り絵本は、瞑想的な時間を求める方や、自分自身と向き合いたい方におすすめです。色を塗ることで心の声に耳を傾け、宇宙とつながるような感覚を味わってみてはいかがでしょうか。

宇宙とつながるマンダラ塗り絵 大野舞 河出書房新社(2018/12/30)

『宇宙とつながるマンダラ塗り絵』投稿一覧

最後までお読み頂きありがとうございます。

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