コヒノール【マジックペンシル】1本で3色!遊び心溢れる多色芯色鉛筆の魅力と使い心地レビュー

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

色々な色鉛筆を使って、塗り絵時間を日々楽しんでいるみくるです。

たくさん持っている色鉛筆の中には、変わり種もあります。チェコの老舗画材メーカー 「KOH-I-NOOR(コヒノール)」 の「マジックペンシル」です。

コヒノール「マジックペンシル」

「コヒノール マジックペンシル」は、1本の芯に3色が混ざった マーブル芯で、描くたびに色が変わる、まさに“魔法のような”色鉛筆です。

1本の芯に3色が混ざった マーブル芯の「コヒノールマジックペンシル」

今回は、このユニークな色鉛筆の特徴や魅力、歴史、海外での人気、そして実際に使った感想を詳しくご紹介します。

スポンサーリンク

大人の塗り絵をもっと楽しく!「マジックペンシル」レビュー

KOH-I-NOOR(コヒノール)ってどんな会社?

「KOH-I-NOOR(コヒノール)」は、1790年にチェコで創業した、世界でも最も歴史のある画材メーカーのひとつです。創業者のヨーゼフ・ハルトムートは、鉛筆の芯の硬さを調整する技術を世界で初めて確立し、現代の鉛筆の基礎を築きました。

ブランド名の「コヒノール」は、世界最大級のダイヤモンド「コ・イ・ヌール」に由来しており、その名の通り、高品質で輝きのある製品づくりを目指しています。現在、本社はチェコ共和国のチェスケー・ブジェヨヴィツェにあり、その製品は世界90か国以上に輸出されています。

日本ではまだあまり知られていませんが、欧米を中心に美術学校やプロのアーティストから厚い信頼を得ているブランドです。

マジックペンシルの特徴

マジックペンシルには、三角形をした太い軸という見た目や、カラフルなマーブル芯など、ほかの色鉛筆にはないユニークな特徴が詰まっています。

コヒノールマジックペンシルの特徴
  • 3色混合のマーブル芯:1本の芯に3色が入り、描く角度や筆圧で色の変化が楽しめます。
  • 太軸設計(約11mm):握りやすく、塗り面積を広げやすい太さです。
  • 豊富なカラーバリエーション:「オレンジフラワー」「ストロベリーアイスクリーム」「ウォーターワールド」「レインフォレスト」など様々なテーマカラーがあります。
  • チェコ製の高品質芯:鮮やかな発色で滑らかな塗り心地です。
  • 価格:1本400円前後と少し高めですが、3色が混ざった特殊芯とチェコ製の発色の美しさを考えると、その価値は十分にあります。
コヒノールマジックペンシルの特徴(部分拡大)

眺めているだけで、テンションが上がる可愛さです。
三角形のマーブル模様の太軸に金色の文字という見た目にまず惹かれました。
持ってみると、木の風合いが良くていい感じです。

コヒノール 色鉛筆 マジックペンシル 12色セット KH3408-13

スポンサーリンク

描き方のコツと楽しみ方

マジックペンシルの最大の魅力は、描くたびに色が変わるところです。芯の向きや角度を少し変えるだけで、出てくる色合いが変化するので、ペンをゆっくり回しながら塗るのがおすすめです。

こうすることで、自然なグラデーションができ、絵に豊かな表情が生まれます。スケッチやメッセージカード、塗り絵のアクセントとして使うと、一味違った仕上がりになります。

お子さんと一緒に楽しくお絵描きをするのにもぴったりな色鉛筆です。

海外での人気と評価

マジックペンシルは、欧米を中心に多くのアーティストや美術学校で高く評価されています。YouTubeやInstagramでは、色が変わる様子を活かした作品や動画が多数投稿されており、「手軽に色の変化を楽しめる遊び心あふれる画材」として人気です。

特にアメリカやヨーロッパでは、ファーバーカステルやカランダッシュといった有名ブランドと肩を並べる実力派として知られており、初心者からプロまで幅広く愛用されています。

スポンサーリンク

マジックペンシルで楽しむフロッタージュ

マジックペンシルの楽しみ方の一例として、「フロッタージュ」をご紹介します。

フロッタージュは、紙を対象物の凹凸の上に置き、その上から色鉛筆やクレヨンでこすることで、対象の表面の質感や模様を写し取る技法です。フランス語で「こする」という意味を持ち、20世紀初頭にシュルレアリスムの画家マックス・エルンストが作品制作に用いたことで知られています。

マジックペンシルの多色マーブル芯は、フロッタージュに非常に適しています。複数の色が織りなす自然なグラデーションが、凹凸の形状をさらに引き立て、単色のフロッタージュにはない奥行きと多彩な色彩表現を実現します。これにより、単なるテクスチャーの写し取りを超えた、豊かな視覚体験が楽しめます。

マジックペンシルで楽しむフロッタージュ

芯を出していないシャーペンで型を付けて、マジックペンシルでなぞりました。

マジックペンシルで楽しむフロッタージュ

字に自信が無いので、なぞり書きで百人一首に親しめる『なぞりがき百人一首』の上に紙を置いてなぞりました。

マジックペンシルで楽しむフロッタージュ

コインや石などの模様を擦り出して遊んだ子供の頃を思い出して、楽しかったです。

皆さんも、日常の身近な素材を使って、マジックペンシルならではの色彩変化を楽しみながら、独自のフロッタージュ作品を作ってみて下さいね。

スポンサーリンク

実際の塗り絵での使用例と感じたこと(レビュー)

今回は、『福田利之塗り絵BOOK 森の王国』の1ページをマジックペンシルで塗ってみました。
葉や花など自然のモチーフに使うと、色が変化してとても楽しいです。

コヒノールマジックペンシルで塗る『福田利之塗り絵BOOK 森の王国』

良いところ

  • 色変化が面白く、塗るのが楽しい
  • くるくると塗るだけで絵に雰囲気が出る
  • 葉や花、動物に自然な色の混ざりが出る
  • 芯が太くて広い面も塗りやすい
  • 発色が鮮やかで華やか

注意点

  • 芯が太いため、細かい描き込みには不向き
  • 軸が太め(約11mm)なので、手の小さい人には持ちにくいかも
  • 普通の鉛筆削りには入らないので、太軸用鉛筆削りかナイフでの削りが必要

軸が太いマジックペンシルの削り方

太い三角軸の鉛筆を削る専用の削り器があるのですが、Amazonでは取り扱いがありませんでした。

太軸の鉛筆が削れる削り器を持っているので試してみましたが、先しか入りませんでした。
でも、三角形の角をカッターで削ってから使うと、奥まで入り綺麗に削れました。

軸が太いマジックペンシルの削り方

まとめ

コヒノール「マジックペンシル」は、歴史ある海外ブランドの技術と遊び心が詰まった色鉛筆。
1本で多彩な色の表現ができ、手軽に作品にアクセントを加えられます。
価格はやや高めですが、独特の多色芯の楽しさとチェコ製の品質を考えれば十分価値があります。
色鉛筆にちょっとした遊びや驚きを求める方、塗り絵やスケッチに新しい風を吹き込みたい方におすすめです。

私が購入したのは、12色にブレンダーにプラスされた13本セットです。
コヒノール 色鉛筆 マジックペンシル 12色セット KH3408-13

他には、13色にブレンダーにプラスされた24本セットもあります。
コヒノール 色鉛筆 マジックペンシル 24色セット KH3408-24

あまり情報が無く高価なのとで、不安に感じて13本セットにしましたが、使ってみたら楽しかったので、24本セットすれば良かったと思っています。

最後までお読み頂きありがとうございます。

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました