色々な色鉛筆で大人の塗り絵を楽しんでいるみくるです。
ドイツのファーバーカステルは、世界最古の鉛筆メーカーとして知られ、用途や価格帯に応じた多彩な色鉛筆を展開しています。
それぞれ明確な個性があり、実際に大人の塗り絵で使ってみると、スペック表だけでは分からない「塗り心地の差」がはっきりと見えてきました。
ここでは、「赤缶」・「ゴールドファーバー」・「ポリクロモス」・「ブラックエディション」の4種類を、実使用ベースで比較します。
それぞれの色鉛筆については、実際の塗り絵作例やカラーチャートを掲載した詳しいレビュー記事もあります。
大人の塗り絵で使って比較!ファーバーカステル色鉛筆4種の違いと選び方
赤缶|淡い発色でも、実はとても優秀
ファーバーカステル「赤缶」は、発色が淡く、薄付きという印象を持たれがちですが、実際に塗り絵で使うと、大きなメリットがあります。

実際に使って感じた良い点
- 発色は控えめだが、ムラになりにくい
- 広い面積を均一に塗りやすい
- 色が重なりすぎず、軽やかな仕上がり
- 明るく綺麗な色が多い
特に背景や空、布など、広い範囲をきれいに塗りたい場面では、その真価を発揮します。
色数について
「赤缶」は、最大100色セットまで展開されており、この色数があることで、初級者から中級者まで十分に対応可能です。
「淡い=劣っている」ではなく、扱いやすさと安定感が魅力の色鉛筆だと言えます。
※難点としては、バラ売りがない点が挙げられます。
赤缶の詳しい発色や、実際の塗り絵での使用例については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
カラーチャート・PDFテンプレート・作例付きです。
ゴールドファーバー|言わずもがなの安定感
「ゴールドファーバー」と「ポリクロモス」については、正直なところ「優れていることは言わずもがな」という印象です。

ゴールドファーバーの強み
- 発色が良く、塗り重ねもしやすい
- 芯のバランスが非常に良い
- ポリクロモスに引けを取らない品質の高さ
実際の塗り絵でも、色ののり・コントロール性ともに非常に優秀で、「大人の塗り絵用として安心して使える色鉛筆」です。
惜しい点
- 最大48色セットまでしかない
- 色を細かく揃えたい人にはやや物足りない
品質が良いだけに、色数の少なさが唯一の弱点と言えます。
ゴールドファーバーの詳しい発色や、実際の塗り絵での使用例については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
カラーチャート・PDFテンプレート・作例付きです。
ポリクロモス|素晴らしい、でも高価
「ポリクロモス」は、文句なしに素晴らしい色鉛筆です。

実際に使って感じる魅力
- 発色の深さと透明感
- 重ね塗りの美しさ
- 細密な表現への対応力
ただし――
最大のハードル
- 価格が高い
120色セットは憧れではあるものの、「いつか欲しいけれど、なかなか手が出せない」そう感じる方が多いのも、正直なところです。
最高峰だけれど、覚悟が必要な色鉛筆です。
ポリクロモスの詳しい発色や、実際の塗り絵での使用例については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
カラーチャート・PDFテンプレート・作例付きです。
ブラックエディション|意外と扱いやすい実力派
「ブラックエディション」は、「柔らかくて派手」というイメージを持たれがちですが、実際に使うと印象が変わります。

実際の使用感
- 硬すぎず、柔らかすぎない
- コントロールしやすい
- 塗り心地が素直
ブラックエディションは、硬すぎず柔らかすぎない芯で扱いやすい色鉛筆です。
純粋な色の鮮やかさでは、ゴールドファーバーやポリクロモスの方が上と感じます。
惜しい点
- バラ売りがない
赤缶と同様、補充ができない点はデメリットです。
ブラックエディションの詳しい発色や、実際の塗り絵での使用例については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
カラーチャート・PDFテンプレート・作例付きです。
4種類を使って感じた総合的な位置づけ
| 種類 | 実使用での印象 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 赤缶 | 淡いがムラにならず安定 | 広い面積をきれいに塗りたい人 |
| ゴールドファーバー | 品質と扱いやすさのバランス◎ | 大人の塗り絵の主力 |
| ポリクロモス | 表現力は最高峰 | 作品として仕上げたい人 |
| ブラックエディション | 意外と万能で扱いやすい | 鮮やかさと手軽さ重視 |
実際の塗り絵で使った色味や塗り心地は、各レビュー記事で詳しく紹介しています。
まとめ|ファーバーカステル4種は「優劣」ではなく「役割」で選ぶ
ファーバーカステルの「赤缶」・「ゴールドファーバー」・「ポリクロモス」・「ブラックエディション」この4種類は、どれが一番優れているかというよりも、それぞれに得意な役割がはっきりしている色鉛筆だと感じました。
「赤缶」は発色こそ淡いものの、ムラになりにくく、広い面積をきれいに塗れる安定感があります。
色数も最大100色まで揃うため、大人の塗り絵の初級者から中級者まで長く使える色鉛筆です。
「ゴールドファーバー」は、品質・発色・塗り心地のバランスが非常に良く、「これを選んでおけば安心」と言える定番です。
ただし、48色までという色数の制限は、人によっては悩みどころかもしれません。
「ポリクロモス」は、発色・重ね塗り・表現力すべてにおいて素晴らしく、作品として仕上げたい方にとっては最高峰の色鉛筆です。
一方で価格が高く、セット拡張には覚悟が必要なのも正直なところです。
「ブラックエディション」は、硬すぎず柔らかすぎない芯で扱いやすく、鮮やかな発色を楽しみたい方に向いています。
ただし、色の深みや透明感という点では、ゴールドファーバーやポリクロモスの方が上だと感じました。
4種類すべてに共通して言えるのは、目的に合った使い分けをすることで、大人の塗り絵がより楽しくなるということです。
目的別に選びたい方は、以下のレビュー記事も参考にしてみてください。
実際の色味や塗り心地、作例についてもレビュー記事で
- カラーチャート
- カラーチャート作成用PDFテンプレート
- 実際の塗り絵での使用例
を詳しく紹介しています。
気になる色鉛筆があれば、ぜひ個別記事もあわせてご覧ください。
最後までお読み頂きありがとうございます。




