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【ファーバーカステル ブラックエディション色鉛筆】をレビュー|口コミや特徴も徹底解説

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色々な色鉛筆で大人の塗り絵を楽しんでいるみくです。

皆さんは色鉛筆には、どんなこだわりがありますか?
「発色が鮮やか」「黒い紙にも描きたい」「でもプロ用はちょっと高くて手が出ない…」そんな方におすすめしたいのが、ファーバーカステルの「ブラックエディション」です。

今回は、この色鉛筆の魅力と、ちょっとユニークな日本上陸の経緯、実際の口コミまで詳しくご紹介します。

人の塗り絵がもっと楽しくなる!ファーバーカステル「ブラックエディション」色鉛筆の魅力を徹底解説
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ファーバーカステル「ブラックエディション」色鉛筆とは?

世界中で愛されるファーバーカステルの色鉛筆

1761年創業のドイツの老舗文具メーカー「ファーバーカステル」は、世界中のアーティストやデザイナーに愛され続けてきた色鉛筆ブランドです。

そのファーバーカステルが手がけた「ブラックエディションは、これまでのシリーズとは一線を画したソフト芯タイプの色鉛筆です。その名の通り黒を基調としたスタイリッシュなデザインが目を引きます。

ファーバーカステル「ブラックエディション」色鉛筆(100色セット)

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日本ではクラウドファンディングから始まった!

実はこの「ブラックエディション」、日本に上陸するまでにはちょっと特別なストーリーがありました。

ファーバーカステルの日本の正規販売元である株式会社フェリッティが、2024年9月15日にクラウドファンディングサイト「UmidasU」で「BLACK EDITION色鉛筆」の日本初上陸を目指すプロジェクトを開始したのです。

結果はなんと、プロジェクト開始からわずか6時間で目標金額を達成! 最終的には目標を大きく上回る支援を集め、日本の色鉛筆ファンの熱い期待に応える形で、見事日本での正式販売が実現しました。

ファーバーカステル「ブラックエディション」色鉛筆のクラウドファンディング
【日本初上陸】ファーバーカステル「BLACK EDITION」がクラウドファンディングにて目標達成

このクラウドファンディングの成功は、「ブラックエディション」がどれほど日本で待望されていたかを物語っていますね。

クラウドファンディングの背景

  • クラウドファンディング前の状況
    ファーバーカステル「ブラックエディション」色鉛筆は、海外(特にヨーロッパやアメリカ)ではすでに販売されていたものの、日本市場では正規ルートでの取り扱いがなく、一般消費者向けに広く流通していませんでした。
  • クラウドファンディングの役割
    2024年9月15日から始まった「UmidasU」でのクラウドファンディングは、「ブラックエディション」を日本市場に初めて正式に導入するためのプロジェクトでした。このプロジェクトは、需要の確認と初期の輸入・販売コストを賄う目的で行われました。
  • クラウドファンディング後の変化
    クラウドファンディングが成功したことで、日本での需要が明確になり、2025年2月28日からの発送開始とともに、正規代理店(主にDKSHジャパン)を通じて一般販売が開始されました。
    クラウドファンディングがなければ、日本での正規販売ルートの確立にはさらに時間がかかったか、実現しなかった可能性もあります
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ファーバーカステル「ブラックエディション」のココがすごい! 3つの魅力

漆黒の紙にも映える、驚異の「高発色」

「ブラックエディション」の最大の魅力は、その発色の良さにあります。柔らかい超軟質芯が、描く瞬間に色が紙に吸い込まれるように鮮やかに乗ります。

ファーバーカステル「ブラックエディション」色鉛筆の魅力

特に感動的なのは、黒い紙や濃い色の紙にも、色が沈むことなく鮮やかに発色するという点です。一般的な色鉛筆ではなかなか表現が難しい、深みのある色彩表現が可能になります。作品の可能性を無限に広げてくれることでしょう。

ずっと描いていたくなる「なめらかな描き心地」

芯はとても柔らかく、紙の上を滑るような感覚で描けます。力を入れずにスムーズに線が引け、重ね塗りやグラデーションも思いのまま。

芯が柔らかいと折れやすいイメージがありますが、ファーバーカステル独自の「SV接着」という特殊な技術によって、芯が軸にしっかりと固定されているため、折れにくさも両立しています。

握りやすくて疲れにくい「人間工学に基づいた三角形軸」

色鉛筆の軸は、握りやすい三角形。この人間工学に基づいた設計が、長時間の描画でも手の疲れを軽減してくれます。お子さんの正しい持ち方をサポートする効果も期待できますし、机から転がりにくいという地味だけど嬉しいメリットもあります。

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実際のユーザーの声は? 口コミをチェック!

口コミまとめ

実際に「ブラックエディション」を使った方々からは、どんな声が上がっているのでしょうか? いくつかの口コミをまとめてみました。

  • 「黒い紙にこんなに綺麗に発色する色鉛筆は初めて! 感動しました。」
  • 「柔らかいのにしっかり色が乗るし、重ね塗りがすごくしやすいです。」
  • 「三角形の軸が手にフィットして、長時間描いても全然疲れない!」
  • 「このクオリティでこの価格は本当にすごい。コスパ最強だと思います。」
  • 「子どもが使っても折れにくいので、安心して渡せますね。」

一方で、「単色での販売がないのが少し残念」「他の色鉛筆に比べて芯の減りが早い気がする」といった声も聞かれますが、それを上回る高評価が多いのが現状です

YouTubeレビュー

ブラックエディションの総合レビュー動画も人気で、内容の概要や違いを映像で確認したい方におすすめです。

動画の概要欄を日本語にして引用します。

ファーバーカステル ブラックエディション色鉛筆 レビュー&開封!

ファーバーカステルは最近、「ブラックエディション」という全く新しい色鉛筆のラインを発売しました。これらは黒い三角形の軸が特徴で、比較的手頃な価格帯です。

しかし、この新しいラインはファーバーカステルの既存の製品群の中でどのような位置づけなのでしょうか?なぜ彼らはこの新しい色鉛筆のラインを開発し、どのような層をターゲットにしているのでしょうか?実際の描き心地はどうなのでしょうか?

これらの疑問に、このファーバーカステル ブラックエディション色鉛筆のレビューと開封で全てお答えします!

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私も使ってみました!みくるの「ブラックエディション」レビュー

実際に使ってみると、芯の柔らかさと滑らかさに驚きました。軽い筆圧でもしっかり色が乗るので、グラデーションや重ね塗りがしやすく、塗り絵時間がより楽しくなりました。

みくるのファーバーカステル「ブラックエディション」レビュー
  • 芯の減りは、ホルベインプリズマカラー(カリスマカラー)などの他の柔らかい色鉛筆と比べると、気にならない方だと思いました。
  • 明るい綺麗な色が多く、暗い色や濃い色が少ないので、好みが分かれるかもしれません。
  • 高発色とありますが、プリズマカラー(カリスマカラー)コーリン色鉛筆ほどは、鮮やかではありません。落ち着いた色合いのポリクロモスと比べると、明るい色合いです。
  • 「超軟質芯」とありますが、ホルベインプリズマカラー(カリスマカラー)よりは硬く、軟か過ぎない塗り心地で、扱いやすいです。
  • 三角形軸は、指が痛くならないし、軽いので疲れにくいです。普通の色鉛筆削りで削れます。でも、回すたびにガリガリと当たるので、割れるような気がして心配です。
  • コーリン色鉛筆のように脆くないので、よく尖らせて細かい所も塗れます。粉があまり出ないので、紙面を汚さないのも嬉しいです。

滑らかな塗り心地も、明るい色合いもとても気に入りました

完成したページは、こちらの記事でご紹介しています。

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ブラックエディション色鉛筆のカラーチャート(テンプレートあり)

こちらの記事では、ファーバーカステル ブラックエディション色鉛筆 100色セット の便利な使い方を、実際に作った カラーチャート(色見本) とともにご紹介しています。

印刷してご利用頂けるテンプレート(PDFファイル)もご用意しました。色番号と色名を記載しているので、印刷して塗るだけで自分だけのカラーチャートが完成します。さらに、セットの 蓋の裏に貼れる小さなサイズのカラーチャート も作成しました。

また、どのセットにどの色が入っているのか分かるチャートも作成しました。どのセットにするか迷われている方の参考になれば嬉しいです。

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人気の「ポリクロモス」と徹底比較!

ファーバーカステルには、もう一つ代表的な油性色鉛筆があります。それが、プロのアーティストにも愛用される「ポリクロモス」色鉛筆です。

どちらも素晴らしい製品ですが、それぞれの特徴を比較して、あなたにぴったりの一本を見つけましょう。

ファーバーカステル「ポリクロモス」色鉛筆

描き心地・芯の硬さ・ブレンドの違い

特徴ブラックエディションポリクロモス
芯の硬さとても柔らかい中硬質でしっかり
芯の成分ワックスベースオイルベース
発色鮮やかで濃い透明感があり上品
描き心地なめらかで、バターのように溶けるような描き心地硬めだが、紙への定着が良く、安定した滑らかさ
軸の形状人間工学に基づいた三角形軸丸軸
耐久性SV接着で折れにくい芯が硬めで堅牢
耐光性特筆なし(一般的なレベル)優れた耐光性(多くの色が最高ランク)
得意な表現広範囲の塗り、ブレンド、重ね塗り精密描写、細部、プロの作品制作
価格帯比較的購入しやすい価格帯プロ向けで、やや高価

芯の成分について― ワックスベースとオイルベースの違いを解説

公式情報による正確な回答

「ブラックエディション」の日本のプレスリリースや一部の販売サイトで「純度の高いオイル芯」という表現が使われているのは、おそらく翻訳や説明の際に生じた誤解だと考えられます。

ファーバーカステルの公式サイトのQ&Aセクションで、顧客からの質問に対して公式回答があります。

“All color pencils in this brand line are wax based. Please note that the only oil-based pencils we manufacture are Pitt Oil Base monochrome.”(このブランドラインの色鉛筆はすべてワックスベースです。なお、私たちが製造する唯一のオイルベース鉛筆は、Pitt Oil Base モノクロームです。)

これは公式の明確な回答で、「ブラックエディション」ワックスベースであることが確認できます。

一方、同じファーバーカステルの高級ラインである「ポリクロモス」については、公式サイトで以下のように説明されています。

“The Polychromos Artists’ Color Pencils are comprised of vegetable oil, wax and the highest quality pigments with superior lightfast characteristics and brilliance. There are minimal amounts of wax used so that there is no waxy bloom produced.” (ポリクロモス アーティスト カラーペンシルは、植物油、ワックス、そして優れた耐光性と輝きを持つ最高品質の顔料で構成されています。ワックスブルーム(白い膜)が発生しないよう、ワックスは最小限の使用に留めています。)

つまり、ポリクロモスは植物油ベースで、ワックスは最小限しか使用されていないのです。

ワックスベースとオイルベースの違い

ワックスベース(ブラックエディション)の特徴

  • 柔らかい描き心地:軽い筆圧で濃く描ける
  • 鮮やかな発色:特に黒い紙での発色が美しい
  • 重ね塗りしやすい:色を重ねて混色効果を得やすい
  • 手頃な価格:一般ユーザーにも手が届きやすい

オイルベース(ポリクロモス)の特徴

  • 硬めの芯:細かい描写に適している
  • 耐光性に優れる:色褪せしにくい
  • ワックスブルームが発生しない:作品の表面に白い膜ができない
  • プロ仕様:長期保存が必要な作品に適している

まとめ

結論として…

  • 「ブラックエディション」 は、まず色鉛筆の楽しさを気軽に体験したい方や、濃い紙での表現に挑戦したい方に特におすすめです。なめらかな描き心地と鮮やかな発色が、描く喜びを倍増させてくれるでしょう。
  • 「ポリクロモス」 は、よりプロフェッショナルな用途や、作品の長期保存を重視する方に最適です。高い耐光性と堅牢な芯は、細密描写や本格的な絵画制作に真価を発揮します。

どちらも魅力的なので、両方揃えて用途で使い分けるのも良いですね!

「ポリクロモス」については、こちらの記事でご紹介しています。

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ブラックエディションを手に入れるには?

クラウドファンディングを経て日本での正式販売が開始されたため、現在は比較的多くの場所で購入できるようになっています。

オンラインストアでの購入

ファーバーカステル公式オンラインストア

最も確実に、正規の価格で購入できる場所です。新製品や限定セットなどもこちらで先行販売されることがあります。
ファーバーカステル公式オンラインストア

オンラインショッピングモール(楽天市場、Amazonなど)

様々な販売店さんが出品されています。

\Amazonと楽天はこちらから/

\楽天とYahoo!はこちらから/

ファーバーカステル「ブラックエディション」色鉛筆を使用した作品の一覧

実店舗での購入

世界堂(新宿本店など)
  • 住所:東京都新宿区新宿3-1-1(新宿本店)
  • 特徴:アート用品専門店で、試作用サンプルが用意されている場合があり、実際に試してから購入可能。12色~100色セットが揃っていることが多い。
ファーバーカステル直営店(東京ミッドタウン)
  • 住所:東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン
  • 特徴:公式直営店で、ブラックエディションを含む全ラインナップを試せる。店舗限定のキャンペーンや展示もあり。
その他の文具店・画材店
  • ロフト、東急ハンズ、伊東屋などの大型文具店でも一部セット(特に12色や24色)が取り扱われている場合があります。在庫は店舗により異なるため、事前確認がおすすめ。
世界堂オンラインショップ ファーバーカステル「ブラックエディション」色鉛筆
ファーバーカステル ブラックエディション 世界堂オンラインショップ
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価格情報

「ブラックエディション」はセット販売のみとなっており、単色での販売はされていません。必要な色数に応じて12色、24色、36色、100色セットを選びましょう。

(公式オンラインストアでの通常価格の目安)

  • 12色セット: 1,980円(税込)
  • 24色セット: 3,960円(税込)
  • 36色セット: 5,940円(税込)
  • 100色セット: 16,500円(税込)

大人の塗り絵をされる方には、まずは24色や36色セットから試してみて、気に入ったらより多くの色が入ったセットを検討するのも良いでしょう

100色セットはネオンカラーやパステルカラーも含み、幅広い表現ができます。

ファーバーカステル「ブラックエディション」色鉛筆 100色セット

※最新の在庫やキャンペーンは、ファーバーカステル公式オンラインショップで確認して下さい。

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まとめ:あなたの塗り絵ライフに「ブラックエディション」を!

初心者でも扱いやすく、塗り絵がもっと楽しくなる!

柔らかくて塗りやすく、色鉛筆に不慣れな方でもすぐに楽しく使えます。色がしっかり出るので、達成感も得やすく、モチベーションが続きます。

すでにポリクロモスを持っている人にも新しい発見を

芯の質感や描き味の違いを楽しむことができ、作品の表現の幅が広がります。「気分に合わせて色鉛筆を選ぶ」楽しさを、ぜひ体験してみてください。

私も、「ポリクロモス」「ホルベイン」などの高級色鉛筆や、「三菱色鉛筆880」「トンボ色鉛筆」などの学童用の色鉛筆や、ダイソーさんや、セリアさんなどの100円ショップの色鉛筆などを、気分や目指したい作品の雰囲気に合わせて選んでいます

いつも使用している色鉛筆のレビュー記事を一覧にしています。色鉛筆選びの参考にされて下さいね。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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