無心になってスッキリできるパズル塗り絵を楽しんでいるみくるです。
今回は、世界中の美しい景色を自分の手で彩ることができる一冊、『Creative Haven Around the World Color by Number』をご紹介します。

世界の46の都市を巡る塗り絵です。24色の色指定のある本で、全ページ共通の色を使います。
日本の「脳トレ」とは一味違う?アメリカ発・超緻密なパズル塗り絵の世界
大人向け塗り絵の代名詞「Creative Haven」シリーズ
この本を手掛けるのは、アメリカの老舗出版社 Dover Publications。彼らが展開する「Creative Haven」は、大人向け塗り絵の代名詞的存在として世界中にファンを持つ巨大なシリーズです。
植物、動物、幻想的な風景など、数百種類ものタイトルが出版されていますが、その多くは自由に色を選ぶタイプ。一方で、今回ご紹介する本のように「数字ガイド」が付いたものは、日本で言うところの「パズル塗り絵」として楽しむことができます。
日本のパズル塗り絵との違いは「緻密さ」と「密度」
日本で親しまれているパズル塗り絵(グラフィック社の『和のパズル塗り絵』など)の多くは、どちらかというと「脳トレ」としての側面も大きく、幅広い年代が楽しめるように線画が整理され、見やすく工夫されているのが特徴です。
対して、この「Creative Haven」シリーズは、まさに「大人向け」に特化した密度が持ち味。
- 日本のパズル塗り絵: 塗りやすさを重視した、洗練されたシンプルな構成が多い。
- Creative Haven: 余白がほとんどないほど描き込まれた緻密なデザイン。
「数字が見えにくい」という点も、日本の親切な脳トレ塗り絵に慣れていると驚くかもしれませんが、そのぶん完成した時の「塗り絵感」のなさは圧倒的です。
Creative Haven Around the World Color by Number
実践レポート:グアテマラの「アンティグア」を塗ってみました!
私が最初に選んだのは、中米グアテマラの古都「アンティグア」のページです。スペイン統治時代の名残を感じさせるオレンジや黄色の壁が並ぶ、とてもカラフルで可愛い街並み。
実際に塗ってみて感じた、この本のリアルな魅力をお伝えします。
色指定は表紙裏のみ
24色の色指定のある本で、全ページ共通の色を使います。
片面印刷でミシン目が付いていて切り離せるようになっているのですが、本のまま取っておきたいので、対応表を作って塗り始めました。

日本の「パズル塗り絵」は、各ページに色指定が載っていますが、この本は表紙の裏にしかありません。
「数字が見えにくい」は、実はメリット?
Amazonのレビューでは「細かすぎて数字が見えにくい」と★1を付けている人も見かけました。確かに、かなり細かく数字が振られているので、最初は苦労するかもしれません。

でも、実際に塗ってみて気づいたんです。「見えにくいからこそ、塗り終わった後に数字が全く目立たず、綺麗な絵として完成する」ということに。仕上がりの美しさを優先するなら、この絶妙な薄さはむしろ嬉しいポイントでした。
「色指定」があるからこそ広がる世界
実際にある景色を塗ろうとすると、普通は「何色なんだろう?」と検索するだけで時間が過ぎてしまいます。この本は最初から色指定があるので、迷うことなくすぐに筆を動かせます。

特に関心したのは、グアテマラ名物の派手なバス「チキンバス」の配色!自分では到底思いつかないような鮮やかな色彩感覚に触れることができ、「次はこんな色を使ってみよう」と、今後の色選びの勉強にもなりました。

素晴らしい色彩感覚に関心しながら、楽しく塗り進めて完成です。

色鉛筆は、鮮やかに発色して柔らかすぎず、細かい部分も塗りやすい「ポリクロモス」を選びました。
次の目的地は、幻想的な青の街「モロッコ・シャウエン」
次に挑戦するのは、モロッコのページ。描かれているのは、街全体が青く染まった「青の街」として有名なシャウエンのようです。
表紙の裏と、裏表紙の裏に着色見本が載っているのですが、「Morocco」といった国名しか書かれていません。

- 「ここはどの街だろう?」と調べる楽しさ: 描かれた特徴的な建物や風景から場所を特定していく作業は、まるで旅の計画を立てているようなワクワク感があります。
- 意外な色指定:シャウエンといえば「青」一色のイメージですが、この本ではあえてカラフルな色指定がなされています。自分では選ばないような色が混ざることで、どんな「絵画のような一枚」に仕上がるのか、今から楽しみです。

まさに「塗ることで体験する脳内旅行」。完成したときには、その場所の空気感まで感じられるような達成感があります。
次なる目的地の「モロッコ・シャウエン」は、「インドネシア・サモシール島」のページと合わせて、こちらの記事でご紹介しています。
まとめ:緻密な世界に没頭し、塗り絵で「世界一周」へ
今回ご紹介した『Creative Haven Around the World Color by Number』は、日本の書店でよく目にする「脳トレ」を目的としたシンプルなパズル塗り絵とは一線を画す、非常に密度の高い一冊です。
実際に手に取ってみて感じた、この本ならではの魅力を改めてまとめます。
- 「見えにくい数字」が美しさの鍵:Amazonのレビューでも指摘されている「数字の小ささ」は、実はこの本の最大の長所でもあります。数字が見えにくいからこそ、塗り終わった後はガイドの跡が目立たず、まるで自分で一から描き上げたような本格的な風景画が完成します。
- 「色指定」が教えてくれる新しい感性 :「グアテマラのチキンバス」のように、自分では思いつかないようなカラフルな配色を体験できるのがこの本の醍醐味。色選びの悩みを捨てて無心に手を動かすうちに、自分の中の色彩感覚がアップデートされていくのを感じます。
- 調べ、想像し、旅をする楽しさ :次に私が挑戦するのは「モロッコ」。国名しか書かれていないページから「これはシャウエンの街並みだ!」と特定し、その土地の歴史や文化をリサーチする過程は、まさに「脳内旅行」そのものです。青い街をあえてカラフルに彩る指定に、今からワクワクしています。
「いつものパズル塗り絵より、もう少し手応えのあるものに挑戦したい」「無心で手を動かしながら、世界中の美しい景色に浸りたい」
そんな方に、この『Creative Haven』シリーズは最高のパートナーになってくれるはずです。あなたも一色ずつページを埋めながら、絵画のような美しい世界へ旅に出かけてみませんか?
「Creative Haven Color by Number」シリーズ
『Creative Haven Around the World Color by Number』
Creative Haven Around the World Color by Number
➡『Around the World Color by Number』投稿一覧
あなたのお気に入りはどこ?「運命の一冊」を探す楽しみ
今回ご紹介した『Around the World』は、実は膨大な「Creative Haven Color by Number」シリーズのほんの一部にすぎません。
このシリーズの最大の魅力は、その圧倒的なラインナップの多さです。 数字ガイド付きのパズル塗り絵だけでも、
- 自然の造形美に癒やされる: 『Birds(鳥)』や『Sea Life(海の生き物)』
- 幻想的な世界に浸る: 『Enchanted Garden(魔法の庭園)』
- 四季の移ろいを感じる: 『American Landscapes(アメリカの風景)』
など、多種多様なテーマが揃っています。さらに、数字ガイドのない通常版を含めると、その数は数百種類にも及びます。
【保存版】Creative Haven 数字ガイド付き塗り絵・人気シリーズリスト
「世界一周」の次はどこへ行きますか?テーマ別にお気に入りの一冊を見つけてみてください。
風景・旅行系(旅気分を味わいたい方に)
- 『American Landscapes』:アメリカの広大な国立公園や美しい田舎道。今回の「世界一周」が気に入った方には一番のおすすめです。
- 『Cityscapes』:世界中の有名な都市のスカイラインやランドマークを凝縮。より都会的な景色を楽しめます。
自然・動物系(癒やしを求めている方に)
- 『Birds Color by Number』:非常に評価の高い一冊。色鮮やかな鳥たちが、指定の通りに塗るだけで生き生きと浮かび上がります。
- 『Sea Life Color by Number』:サンゴ礁や熱帯魚、クジラなど、青を基調とした美しい海の世界に没頭できます。
- 『Butterfly Gardens』:花々と蝶のコントラストが美しく、完成後の華やかさが随一です。
幻想・デザイン系(非日常を味わいたい方に)
- 『Enchanted Garden』:まるでおとぎ話の世界。隠れ家のような庭園や魔法のような植物のデザインが魅力です。
- 『Mosaics Color by Number』:風景画よりも「パズル感」が強い、モザイク画風のデザイン。幾何学的な美しさを楽しめます。
【プラスアルファ】季節の行事を塗り絵で祝う。
『Around the World』で世界旅行を楽しむのも素敵ですが、このシリーズには「季節のイベント」に特化した本も用意されています。
特におすすめなのが、『Creative Haven Christmas Color by Number』です。
- クリスマスの魔法を再現: 豪華に飾り付けられたツリー、暖炉でくつろぐ猫、雪化粧をした街並みなど、ページをめくるだけで冬のワクワク感が伝わってきます。
- 配色に悩まないから、忙しい時期にも: 何かと忙しい12月。色選びをガイドに任せて無心で手を動かす時間は、最高の癒やしになります。アドベントカレンダーのように、毎日1ページずつ塗り進めて当日を待つのも素敵ですね。
「次はどの国に行こうかな?」と考える合間に、こうした季節の一冊を挟んでみるのも、Creative Havenシリーズの贅沢な楽しみ方の一つです。
探し方のコツ
まずはAmazonや楽天などのECサイトで、「Creative Haven Color by Number」と検索してみてください。ずらりと並ぶ表紙を眺めているだけでも、次はどこへ旅しようか、何を塗ろうかと想像が膨らみます。
「次は猫のデザインがいいな」「もっとお城が出てくる本はないかな?」と、自分の直感に従って宝探しをするような感覚で、お気に入りの一冊を探し出してみてくださいね。
使用した色鉛筆
ポリクロモス色鉛筆 60色セット
さすがのポリクロモス、細かい所も塗りやすくクッキリ&カラフルに塗れました。
最後までお読み頂きありがとうございます。


