色を塗ることに集中していると、いつの間にか心が落ち着き、頭の中もすっきりしてくる――
そんな時間を楽しめるのが、『心を癒して脳活性 和のパズル塗り絵60』です。
この本は、数字に対応した色を塗っていくことで、和のモチーフが完成するパズル塗り絵。
季節の花や動物、日本らしい風景などが描かれていて、配色に迷わず取り組めるのも魅力です。

今回ご紹介するのは、私が塗った「柴犬とタンポポ」のページ。
背景にはタンポポや桜、蝶々が描かれていて、まだ寒さの残る今の時期に、ひと足早く春を感じさせてくれる一枚です。
『心を癒して脳活性 和のパズル塗り絵60』の魅力
『和のパズル塗り絵』シリーズのご紹介
『和のパズル塗り絵』はブティック社さんから出版されている塗り絵本です。
『心がなごむ 和のパズル塗り絵 』(ブティック・ムック-2020/7/16)と『脳活性! 和のパズル塗り絵 』(ブティック・ムック-2021/7/28)が先に出版されていました。
今回ご紹介する『心を癒して脳活性 和のパズル塗り絵60』(ブティック・ムック-2022/10/27)は、この2冊のパズル塗り絵が1冊になった本で、収録されている絵柄は同じです。
先に出ていた2冊は片面印刷で30枚収録されています。切り離して塗ったり、裏抜けするマーカーや水彩色鉛筆などで着色される方は、片面印刷の方を選ばれると良さそうです。
『心を癒して脳活性 和のパズル塗り絵60』の特徴
『心を癒して脳活性 和のパズル塗り絵60』は日本の四季や行事、動物などのパズル塗り絵が60点掲載されている本です。先に出版された2冊とは異なり両面印刷になっています。
東京慈恵会医科大学付属第三病院 リハビリテーション科教授 医学博士 渡邊 修先生による「パズル塗り絵の効果」の解説のページが最初にあります。
ここでは項目名のみご紹介します。詳しくは本書でご確認ください。
- 脳を解放する
- 脳を活性化させる
- 身体を修復する
- 充足感と達成感を得る
配色に迷うことなく取り組めるため、塗ることそのものに集中しやすい構成になっています。
図案は、季節の花や動物、日本らしいモチーフなど、やさしい和の雰囲気が中心。
細かすぎず、かといって単調でもないパズル構成なので、無理なく最後まで塗り進めやすいのも特徴です。
数字を追いながら色を重ねていく作業は、自然と集中力を必要とするため、「気持ちを落ち着けたいとき」や「頭をすっきりさせたいとき」にも向いている塗り絵だと感じました。
実際に塗って感じた魅力(柴犬とタンポポのページ)
季節感のある和風のパズル塗り絵が収録されています。
「節分」「雛祭り」「七夕」「お正月」などの行事のページが多くあるので、季節の行事に合わせて塗り絵を楽しめそうです。
今回ご紹介する「柴犬とタンポポ」のページは、動物モチーフの中でも特にやわらかく、親しみやすい印象の図案です。
塗るまで絵柄が分からないのがパズル塗り絵だと思うのですが、この本は塗る前からほとんど分かってしまいます。
柴犬の中にも桜の花びらが描かれていたり、塗り分けない部分にも線が引かれているので、「パズル塗り絵」ということになりそうです。

中央の柴犬を囲むように、タンポポや桜、蝶々が描かれていて、春の訪れを感じさせてくれます。

指定色があるため、色選びに悩みすぎることはありませんが、色の濃淡や塗り重ね方によって、仕上がりに自分らしさを出せるのもパズル塗り絵の楽しいところです。

「36色セットの色鉛筆を目安に色を選んでいます」とあるのですが、普通の36色セットに入っていない薄い色がたくさん使われています。この絵柄だと、8番と12番がそうです。
今回使った「トンボ色鉛筆」には薄い緑が無いので、「うすあお」で塗りました。クリーム色は「ポリクロモス」のものを使いました。
「トンボ色鉛筆」は落ち着いた色合いなので、和柄に似合います。

まだ寒さの残る今の季節に、このページを塗ることで、ひと足早く春の景色を楽しめたように感じました。
どんな人に向いている塗り絵?
この本は、次のような方に特に向いていると思います。
- 和風モチーフや季節感のある絵柄が好きな方
- 配色を一から考えるのが少し苦手な方
- 静かな時間を過ごしながら、手を動かす趣味を楽しみたい方
- 1ページずつ、無理なく達成感を味わいたい方
「上手に塗らなければ」と構えず、数字に沿って淡々と色を重ねていくだけでも、自然と一枚が完成します。
その過程そのものを楽しめる塗り絵だと思います。
季節に合わせて楽しめる一冊として
60点の図案が収録されているため、「今の季節に合いそうなページを選んで塗る」という楽しみ方もできます。
春を待つ時期には「柴犬とタンポポ」のような明るいモチーフを、季節が進めば、また違った雰囲気のページに取り組むことができるのも、この本の魅力です。
そのときの気分や季節に寄り添ってくれる、そんな一冊として楽しめる和のパズル塗り絵だと感じています。
まとめ|塗る時間を大切にしたくなる和のパズル塗り絵
『心を癒して脳活性 和のパズル塗り絵60』は、上手に仕上げることよりも、色を重ねていく時間そのものを楽しめる塗り絵だと感じました。
数字を追いながら、ひとつひとつのマスを丁寧に塗っていくと、いつの間にか気持ちが落ち着き、「今、この時間」に自然と意識が向いていきます。
今回塗った「柴犬とタンポポ」のページは、春を感じさせるモチーフに囲まれながら、ゆっくりと季節を先取りするような、穏やかな塗り絵時間を与えてくれました。
忙しい日々の中で、少しだけ手を止めて、色と向き合う時間を持つ。
そんなひとときを大切にしたい方に、そっと寄り添ってくれる和のパズル塗り絵だと思います。
使用した大人の塗り絵の本
決定版 和のパズル塗り絵60 ブティック社(2024/07/16)
使用した色鉛筆
トンボ色鉛筆 NQ 黄色缶 36色セット
最後までお読み頂きありがとうございます。


