聖徳太子ゆかりの橘寺【往生院の天井画】260点もの華の絵は浄土のような美しさ(奈良県明日香村)

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生まれも育ちも奈良県で、明日香が大好きなみくるです。

今回は、奈良県明日香村の橘寺の天井画をご紹介します。橘寺たちばなてらは聖徳太子生誕の地とされ、太子建立の七ヶ寺の一つです。

橘寺については、こちらの記事でご紹介しています。

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「橘寺」往生院の天井画

往生院の天井画

橘寺の天井画は、東門を入ってすぐの所にある往生院おうじょういんの天井に描かれています。

阿弥陀三尊を本尊とする往生院は、聖徳太子の念仏精神を今日に生かさんとして、念仏写経道場として平成9年に再建され、多目的道場として活用されています。

境内図の17番が往生院です。

分かりやすく案内されています。浄土を見るかのような素晴らしさですので、見逃しのないようお参り下さい。

往生院の入口です。写経体験の案内もされています。

全国各地より奉納された260点の華の天井画が、道場内の格天井を彩っています。

天井画は、「和をもって貴しとなす」と唱えた聖徳太子の心を思い、「華」をテーマに描かれています。

平成9年(1997年)の往生院落慶に合わせ、当時の住職・高内良正たかうちりょうしょうさんが発願されました。

「寝転んで見上げて下さい」と仰るのですが、その勇気は無くでした。それでも、首を精一杯曲げて見上げると、小さな円形に描かれて260枚の花の絵が、降り注ぐように迫って来ます。圧巻の素晴らしさでした。

大広間は、24畳の広さです。

往生院では天井画の下で、写経体験ができます。随時10~16時。所用時間は約1時間。料金は、拝観料+1500円です。

詳しくは、明日香村の公式サイトをご覧ください。

お庭を見ると大きな礎石がありました。調べましたが情報がなく、何の礎石か分からずです。

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梅前佐紀子さんの「飛鳥古代史チャンネル」

YouTubeの「飛鳥古代史チャンネル」では、飛鳥応援大使を務められている梅前佐紀子さんが飛鳥時代を中心とした日本の古代史を、初心者にもわかりやすく、楽しく、そして面白く、解説して下さるチャンネルです。一緒に旅しているような気持ちになれるお気に入りのチャンネルです。

橘寺を解説されている動画では、副住職さんのご案内のもと、境内の見どころをご紹介して下さっています。往生院の天井画も美しい動画で楽しめます。

開始位置を合わせていますので、ぜひご覧下さい。

飛鳥と古代史をこよなく愛されている梅前佐紀子さんは『皓月 皇極・斉明天皇物語』を執筆されている作家さんでもあります。

橘寺へのアクセスと駐車場

奈良県高市郡明日香村橘532

近鉄 橿原神宮前駅又は飛鳥駅より
明日香周遊バス 川原または岡橋本下車 徒歩5分

無料駐車場は西門前に二か所と東門(正門)前にあります。

拝観料は、大人400円です。往生院の天井画は拝観料のみで見られます(写経体験には別途1500円必要です)。

拝観時間は午前9時から午後5時まで(受付終了時間は午後4時30分)です。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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