飛鳥藤原マスターになりたくて『飛鳥・藤原まるごと博物館検定』の勉強をしているみくるです。
今回は「公式テキストブック」を読んでいて惹かれて参拝した、奈良県明日香村川原の「龍神社」をご紹介します。
龍神社は、奈良県高市郡明日香村の川原寺跡の敷地東側に並ぶ、照葉樹の下に鎮座する龍神様をお祀りする社です。
川原寺跡の龍神社と照葉樹
『飛鳥・藤原まるごと博物館検定 公式テキストブック』の記述を引用させて頂きます。
川原寺跡(龍神社)の照葉樹
川原寺跡の敷地東側には、飛鳥川や一部は県道多武峰見瀬線に沿うように、カシ類などの照葉樹の大木がならんでいます。県道を挟んで南側の橘寺や、飛鳥川の向こう側の飛鳥宮跡・飛鳥京苑池にもほど近い場所です。
県道沿いの一際高くこんもりとした照葉樹群の下には、龍神社(龍神さん)と呼ばれる祠がおかれており、その周囲には人も立ち入らず、霊木的な存在になっています。
こちらが「龍神社(龍神さん)」と呼ばれる祠です。
県道多武峰見瀬線より、石段で下ります。
石灯籠に「龍神社」と刻まれています。
橘寺から見た川原寺跡です。龍神社は南東隅に鎮座します。
川原寺跡の敷地東側に立ち並ぶ照葉樹の大木
地元の伝承をまとめた『明日香村の大字に伝わるはなし』によると、この龍神社はかつて弘法大師が龍王を招待した場所とされており、神聖視されているそうです。
雨乞い祈願が行われていたようで、すぐ傍を流れる飛鳥川の水を汲み、小祠に掛けて降雨を祈願したと伝わります。
形の良い大木たちが霊的な空間を創っていました。
川原寺跡(龍神社)へのアクセス
奈良県高市郡明日香村川原1109
川原寺跡に駐車場はありませんが、すぐ近くの「川原ポケットパーク」に駐車可能です。公衆トイレが設置されています。
龍神社の近くに周辺の地図が設置されていました。
照葉樹の木立の東側には小路が続いていました。
県道多武峰見瀬線を挟んで向かい側は、聖徳太子が御誕生されたと伝わる橘寺です。
最後までお読み頂きありがとうございます。