天理教の聖地【天理教教会本部の枝垂れ桜】境内の桜景色も合わせて【奈良県天理市】

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山の辺の道の散策や、古墳巡りが好きで、よく天理に出かけているみくるです。奈良県天理市は、天理教教会本部の所在地として、全国初の宗教団体名を冠した宗教文化都市です。

今回は、そんな天理市を象徴する天理教教会本部枝垂れ桜と、境内に咲く様々な品種の桜をご紹介します。

天理教教会本部の枝垂れ桜

今回ご紹介する写真は、2025年3月31日に撮影しました。

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天理教教会本部の桜

別席場前広場の枝垂れ桜

天理教教会本部の境内には、全国の信者さんから献納されたさまざまな品種の桜が植樹されています。

中でもひときわ目を引くのは、別席場前広場に咲く3本の枝垂れ桜(シダレサクラ)です。

天理教教会本部の枝垂れ桜

天理教の特徴的な建物群は「おやさとやかた」と呼ばれます。

いくつもの千鳥破風を置いた屋根、高欄が付いた外回廊、窓枠などに施された朱色のアクセントカラーといった特徴を持つ建物は、ひと目でそれと分かるほど個性的です。

天理教教会本部の枝垂れ桜

3本の枝垂れ桜(シダレサクラ)が植えられているのは、天理教本部の敷地の中でも一番東寄りにある別席場べっせきじょうという建物の前の広場です。

別席(べっせき)

別席は「おさづけの理」を戴くために、おぢばで聴かせていただく親神様のお話です。このお話を聴くことを「別席を運ぶ」といいます。満17歳以上ならだれでも運ぶことができます。

おさづけの理は、教祖(おやさま)によってお教えくだされた救済の手立てです。

こちらの枝垂れ桜は、東北有数の桜の名所・秋田県角館かくのだての天理教教会から献納されたもので、丸太と竹で組んだ支柱に支えられた桜は高さ約10mと大きく成長しています。

天理教教会本部の枝垂れ桜

一般のエドヒガン系のシダレザクラと同じく、ソメイヨシノに比べると一週間ほど早咲きです。

天理教教会本部の枝垂れ桜

この3本でもそれぞれ微妙に開花時期が異なり、花の色も異なっています。

天理教教会本部の枝垂れ桜

別席場広場手前の枝垂桜は少し開花が早かったようで、見頃は過ぎていました(2025年3月31日撮影)。

天理教教会本部の枝垂れ桜

手前の枝垂れ桜越しに、広場の2本の枝垂れ桜を見ています。

天理教教会本部の枝垂れ桜

夜間ライトアップ(19時から20時までの1時間)が行われていて、幻想的でとても綺麗です。

雨上がりの水に桜が反射し円を描くように見える「桜ボール」は神秘的です。いつか見てみたいと思いつつまだ叶っていません。

最新の開花状況は、天理教の広報伝道活動をされている「道友社」さんのライブ配信で確認できます。

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天理教教会本部の桜と花壇

境内の各所に、全国の信者さんから献納されたさまざまな品種の桜が植樹されています。

天理さくらウォーク おやさと桜マップ
天理さくらウォーク~おやさと桜マップ~ – 道友社

天理教教会本部 修養科前

天理教教会本部の東側 修養科前のソメイヨシノとアタミサクラ

天理教教会本部の東側 修養科前のソメイヨシノとアタミサクラ

アタミサクラは日本列島で最も早咲きの桜で、インド原産の寒桜の一種です。開花期間は1 か月以上と長く、一重で淡いピンク色の花を咲かせます。開花時期:3月初旬~下旬。

天理教教会本部の東側 修養科前のソメイヨシノとアタミサクラ

桜の種類によって開花時期が異なるので、長い間楽しめます。

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東礼拝場前

神殿の四方を囲むように建てられている礼拝場を、東から見ています(東礼拝場)。

天理教教会本部 東礼拝場前

美しく手入れされた花壇の花が甘い香りを放っていました。

天理教教会本部 東礼拝場前の桜と花壇

桜とのコラボレーションも綺麗です。

天理教教会本部 東礼拝場前の桜と花壇

花の種類に詳しくなく、どの木なのか定かではないのですが、プリンセス雅という種類の桜もあるそうです。

天理教教会本部 東礼拝場前の桜と花壇

プリンセス雅は、雅子様のご成婚を記念して名付けられた品種です。花弁は一重の濃いピンク色で、サイズが大きく、その重さでうつむき加減に咲くのが特徴です。

天理教教会本部 東礼拝場前の桜と花壇
天理教教会本部 東礼拝場前の桜と花壇

濃いピンク色の枝垂れ桜も咲いていました。

天理教教会本部 東礼拝場前の枝垂れ桜

最新の開花状況は、「天理さくらウォーク」さんのインスタグラムでご確認下さい。

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天理教教会本部

天理教教会本部は日本国内に約1万6千あると言われる天理教教会の本部です。

天理教教会本部は親神(おやがみ)・天理王命(てんりおうのみこと)によって人間創造の地点とされている聖地「ぢば(地場)」があり、日本国内にある天理教の教会は聖地「ぢば」の方角を向いて建てられています。

天理教教会本部の神殿と礼拝場

この日は何か行事があったのか、椅子が並べられていました。

天理教教会本部の神殿と礼拝場

天理教教会本部では聖地「ぢば」を中心に総桧造そうひのきづくり神殿と四方(東西南北)を取り囲むように「かんろだい(甘露台)」を芯に礼拝場らいはいじょうが建てられています。

また神殿北側に教祖殿きょうそでん・祖霊殿も建てられ、約800メートルの長い回廊で繋がれています。神殿と四つの礼拝場は合わせて3,157畳の広さがあります。

天理教教会本部の神殿と礼拝場
2021年11月撮影

どなたでも自由にご参拝いただけるよう、本部神殿は365日24時間開かれています(夜間は南礼拝場からご参拝ください)。拝観料、事前申し込みは不要です。

ぜひ神殿に上がられて、天理教の聖地「ぢば(地場)」を体感されて下さい。

天理教の公式サイトで、参拝の仕方を確認できます。

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天理教教会本部へのアクセス

奈良県天理市三島町1-1

天理駅から「ぢば」のある神殿まで約1.3km。大人の足で約17分くらいです。

天理教教会本部では、神殿周辺の各所に24時間無料で利用できる参拝者専用駐車場が設けられています。

天理教教会本部の駐車場

詳しくは、天理教の公式サイトでご確認下さい。

こちらの記事では、布留川河川敷の桜並木をご紹介しています。5種類の桜が少しずつ時期をずらして咲くので、長期間にわたって色の変化を楽しむことができます。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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