「紙工作ぺん」さんを通じて知った、釘(ピン)なしで作れる「糸かけ曼荼羅(糸かけアート)」に「ハマっているみくるです。
前回の記事では、「紙工作ぺん」さんのYouTubeチャンネルを見て作った、カラフルな「糸かけ曼荼羅(糸かけアート)」を4点と、応用作品の図案をご紹介しました。
今回は、「鳳凰」の作り方を順を追ってご紹介します。ダウンロードしてご利用頂ける無料図案(A4サイズのPDFファイル)をご用意しましたので、ぜひ作ってみて下さいね。

スリット数32の台紙を使用します。通常の「糸かけ曼荼羅」は釘(ピン)を使って作成するので、「32ピン」と表現されます。
釘なしで作る糸かけ曼荼羅(糸かけアート)
糸かけ曼荼羅とは
糸かけ曼荼羅とは、曼荼羅アートの1つで、木製の板などの台にピン(釘)を打ってピンに糸をかけて作ります。ある規則性を元に糸をかけていくと曼荼羅模様が出来上がります。ピンに糸をかけるから糸かけ曼荼羅です。
Amazonなどで、材料が揃ったキットが販売されています。
今回ご紹介するのは、板も釘も必要ない「糸かけ曼荼羅」の作り方です。材料はすべてダイソーさんなどの100円ショップで揃います。

釘なしで作る糸かけ曼荼羅「鳳凰」
糸かけ曼荼羅「鳳凰」無料図案
「糸かけ曼荼羅」「鳳凰」で検索すると、色々な画像が見つかりますが、今回ご紹介するのこちらのタイプです。「雫」と呼ばれることもあります。

ダウンロードしてご利用頂ける無料図案(A4サイズのPDFファイル)です。

鳳凰のコースター
100円ショップなどで購入できる紙製のコースターを使うと簡単です。

ダイソーさんで販売されている「ペーパーコースター白 丸」は、8枚入りで100円。サイズは3.54インチ(約9㎝)です。
ダイソーさんで購入した糸のセットです。

こちらの糸を、6色巻きつけて作った「糸かけ曼荼羅(鳳凰)」です。

裏側はこうなっています。

作り方は次の項目でご紹介します。
赤い鳳凰の作り方
ダイソーさんで購入した「A4サイズの厚紙」を「コンパスカッター」で切って作った糸かけ曼荼羅の作り方を、順を追ってご紹介します。

図案の右側の図は、手順をご紹介したものです。

作り方
- 半径4.5㎝に切った厚紙の裏面に、半径4.2㎝の円をコンパスで書く(3㎜の切り込みを入れるため)。
- 図案の上に乗せて、印をつけてハサミで3㎜の切り込み(スリット)を入れる。
- 裏側の中央に糸端をテープで留め、1番のスリットに糸をかけ、表側に回す。

次に、16番のスリットに糸をかけて裏側にまわす。
表側です。今回は赤の色画用紙を貼っています。

裏側です。

次に、2番と17番に糸をかけて裏側にまわす。

同じように繰り返し糸をかけ、1番まで戻る。

裏側です。

次に糸の色を変えて、1番と15番に糸をかける。

同じように、1番に戻るまで糸をかける。

裏側です。

以下同じように糸をかけると完成です。

糸をかける回数は、お好みで増減して下さい。

かけすぎると、切り込みが広がって外れやすくなるかもしれません。
裏側です。最後に糸端をまとめて切って、テープで留めています。慣れるまでは、糸を変えるごとに止める方がやりやすいと思います。

「色画用紙」はダイソーさんで購入したしたこちらを使いました。

最後に
今回は、鳳凰の糸かけ曼荼羅を作ってみました。
糸かけ曼荼羅は、糸の掛け方や、色の組み合わで、様々のものが作れて楽しいです。こちらは、「陰陽」の糸かけ曼荼羅の図案です。

ただいま作り方を研究中ですので、完成したらまたご紹介しますね。
最後までお読み頂きありがとうございます。