「紙工作ぺん」さんを通じて知った、釘(ピン)なしで作れる「糸かけ曼荼羅(糸かけアート)」にハマっているみくるです。
前回の記事では、「陰陽(いんよう・おんみょう)」の作り方を図面と一緒にご紹介しました。
今回は、アレンジを加えた「鳳凰」をご紹介します。基本の作り方を覚えたら、色々なかけ方ができるので、ますますハマっています。

スリット数32の台紙を使用します。通常の「糸かけ曼荼羅」は釘(ピン)を使って作成するので、「32ピン」と表現されます。
釘なしで作る糸かけ曼荼羅(糸かけアート)
糸かけ曼荼羅の基本の作り方
糸かけ曼荼羅とは、曼荼羅アートの1つで、木製の板などの台にピン(釘)を打ってピンに糸をかけて作ります。ある規則性を元に糸をかけていくと曼荼羅模様が出来上がります。ピンに糸をかけるから糸かけ曼荼羅です。
糸かけ曼荼羅が初めての方は、まずは基本のかけ方をマスターされて下さいね。
釘なしで作る糸かけ曼荼羅「鳳凰」
「糸かけ曼荼羅」「鳳凰」で検索すると、色々な画像が見つかりますが、今回ご紹介するのこちらのタイプです。「雫」と呼ばれることもあります。

「鳳凰」の基本の作り方はこちらの記事でご紹介しています。ダウンロードしてご利用頂ける無料図案(A4サイズのPDFファイル)も載せています。
アレンジを楽しむ糸かけ曼荼羅「鳳凰」
基本の作り方の記事でご紹介した「鳳凰」は、5周かけて作ったものでした。

10周かけて作ってみました。

スリットに糸がかかる数が多くなると、広がってくるのと、浅くなるのとで、外れやすくなってしまいます。10周くらいが限界かなと思いました。

たくさんかけると賑やかになって楽しいです。色々な組み合わせがしたくて、オレンジや濃いピンクの糸も欲しくなりました。
基本の糸かけ曼荼羅と「鳳凰」を組み合わせて
「鳳凰」を3周かけてから、基本のかけ方で周囲を飾ってみました。

7つ飛ばし、6つ飛ばし、5つ飛ばしで3周かけています。

同系色でまとめたシンプルな配色も綺麗ですね♪
基本の糸かけ曼荼羅と「八芒星」を組み合わせて
参考作品として、基本の糸かけ曼荼羅に「八芒星」を組み合わせたものもご紹介します。

基本の糸かけ曼荼羅を2周かけたものに、「八芒星」になるようにかけてみました。

「五芒星」と「六芒星」はお馴染みの模様ですよね。

上の図のように、スリット数30の台紙を使えば、「五芒星」と「六芒星」の両方がかけられます。
組み合わせて色々と作れそうなので、また次の記事でご紹介しますね。
最後までお読み頂きありがとうございます。