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【2026年初詣】大和神社で154年ぶりの「御垣内参拝」霰舞う聖域と、未来へ繋がる干支大絵馬

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大和路の歴史散歩を楽しんでいる、みくるです。

令和8年(2026年)、新しい一年の幕開け。 私は再び、奈良県天理市の「大和(おおやまと)神社」を訪れました。

今回の初詣は、私にとって忘れられない特別なものとなりました。明治以来154年ぶりに開かれた聖域での体験、そして新旧の絵馬が織りなす物語……。感動に包まれた境内の様子をレポートします。

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2026年の初詣は奈良県天理市の大和神社へ

【はじめに】日本最古級の聖地「大和神社」とは?

本編に入る前に、少しだけ「大和神社」についてご紹介します。 ここは「おおやまとじんじゃ」と読み、第十代崇神天皇の時代に創建された、日本最古級の歴史を持つ神社です。

かつては世界最大最強を誇った「戦艦大和」の守護神でもあり、その参道の長さは艦体の全長とほぼ同じ。国土の守護神としての圧倒的な格式を誇る場所です。

詳しい御由緒や、有名な「最強守」、そして戦艦大和との深い関わりになどついては、前回の記事で詳しくご紹介しています。まだご覧になっていない方は、ぜひこちらから読んでみてくださいね。

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新春の凛とした空気に包まれて

二の鳥居の前には、立派な門松が飾られていました。

あの真っ直ぐな参道を歩き、この門松の間を抜けると、「今年も新しい一年が始まったんだ」という実感が湧いてきます。

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新しい風!南中学校美術部による「午」の大絵馬

拝殿を見上げると、そこにはこれまでとはガラリと雰囲気の違う、若々しい感性に溢れた大絵馬が掲げられていました。

昨年までの13年間、この場所を彩ってきたのは日本画家・塩谷栄一(しおや えいいち)氏による、力強く迫力に満ちた重厚な絵馬でした。

今回、制作を担当したのは地元・天理市立南中学校美術部の皆さん。 明るい色遣いで描かれた白馬が、カラフルな水しぶきを上げながら海の上を颯爽と駆けていく姿には、中学生らしい瑞々しい躍動感があふれていました。

長年、巨匠の筆によって守られてきた伝統のバトンが、こうして地元の若者たちへと手渡される……。その清々しい光景に、新しい一年の活力をいただいたような気がします。

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13年の軌跡:参集館で出会う「干支大絵馬」

拝殿の新しい絵馬に元気をもらった後は、参集館へと向かいました。

そこでは、先ほどご紹介した塩谷栄一氏による歴代の全作品が一挙公開されていたのです。

平成25年(巳)から令和7年(巳)まで。13年にわたり奉納され続けてきた大絵馬がずらりと並ぶ光景は、まさに圧巻の一言です。

私が2024年に拝殿で見上げていた、あの力強い「辰」の絵馬ともここで再会。

昨年見逃してしまった最後の一枚「」も含め、平成25年から始まったこの奉納の旅が、ここで一つの集大成として目の前にあることに、深い感動を覚えました。

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神社を跨ぐ物語:絵師・八平氏による「大天狗」の絵馬

もう一つ、拝殿で私の目を引いたのが、やや小ぶりで緻密な「丙午(ひのえうま)」の絵馬です。 こちらは文化財修復絵師・八平氏による作品。実はこの絵馬には、隣町の伊射奈岐(いざなぎ)神社と繋がる壮大な物語が隠されていました。

  • 大和神社には: 鞍馬山の大天狗
  • 伊射奈岐神社には: 牛若丸(源義経)

牛若丸が天狗に兵法を学ぶ物語を対(つい)にして描かれたそうで、二つの神社を巡ることで一つの物語が完結するようになっています。

天理駅で行われたワークショップで、地域の皆様と一緒に色付けをされたというこの絵馬。地域の絆が込められた、とても温かい作品でした。

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150年の時を超えて:霰(あられ)舞う「御垣内参拝」

そして、今回の参拝で最も心が震えたのが、公式サイトで案内されていた「御垣内(みかきうち)参拝」です。

明治4年に官幣大社となって以来、150年以上も閉ざされていた本殿間近の聖域。 特別な扉の先へ一歩足を踏み入れた瞬間、それまでの賑わいが嘘のように消え、肌を刺すような冷たく澄んだ空気に包まれました。

御垣内参拝 | 大和神社 最新情報

不思議だったのは、祈りを捧げている最中でした。 ふと空気が変わったかと思うと、空からパラパラと「霰(あられ)」が降ってきたのです。

よく「陽が差す」のが吉兆と言われますが、この清らかな霰は、聖域を浄化し、私たちの訪問を神様が伝えてくださったような、強烈な「神気」を感じさせる体験でした。自然と背筋が伸び、身が引き締まる……あの凛とした静寂は、写真には残せませんが、私の心に深く刻まれました。

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浄化の火に包まれて

参拝を終えた拝殿前では、お焚き上げが行われていました。

パチパチと薪がはぜる音と、独特の煙の香り。この火を眺めていると、心の中の煤まで一緒に清められていくような、穏やかな気持ちになります。

薪がはぜる音と、空へ立ち上る煙。御垣内で感じた霰の冷たさと、お焚き上げの火の暖かさ。その両方に包まれながら、古い御守に感謝を捧げ、新しい一年の無病息災を祈りました。

まとめ:過去から未来へ、バトンを繋ぐ初詣

13年の連作を終えた塩谷氏の絵馬から、地元中学生が描いた新しい白馬へ。 そして154年の封印を解いた聖域での、霰の奇跡。 2026年の大和神社は、悠久の歴史を大切にしながら、新しい未来へと大きく扉を開いているように感じられました。

さて、今回その素晴らしい連作を拝見した日本画家・塩谷栄一氏。 実は調べれば調べるほど、その創作活動に深い情熱を感じる方でした。

次回の記事では、「龍の画家・塩谷栄一氏」にスポットを当て、その作品の魅力をご紹介したいと思います。

皆様もぜひ、この特別な節目を迎えた大和神社へ足を運んでみませんか?
大和神社へのアクセス方法や駐車場については、前回の記事でご紹介しています。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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