蓮と歴史を楽しむ旅【奈良・西ノ京ロータスロード2025】 四ヶ寺の特徴をまとめてご紹介(奈良県奈良市)

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歴史を感じるお寺や神社で拝見する季節の花に、格別な魅力を感じるみくるです。

今回は、奈良市内のお寺を巡る初夏の風物詩「奈良・西ノ京ロータスロード」をご紹介します。

薬師寺の蓮
薬師寺の蓮

奈良・西ノ京ロータスロード」は、奈良県奈良市西部の「西ノ京」エリア西大寺エリアにある4つのお寺(西大寺、喜光寺、唐招提寺、薬師寺)を巡る観光企画で、蓮の花が見頃を迎える初夏から夏(6月~8月頃)に開催されます。

2025年は6月12日(木)~8月11日(月・祝)に開催。
期間中は西大寺、喜光寺、唐招提寺、薬師寺の「四ヶ寺共通拝観券」が販売されます。
四ヶ寺共通拝観券には、オリジナルグッズが含まれるほか、購入者特典として周辺地域での食事や買い物がお得になるクーポンも進呈されます。

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蓮と歴史を楽しむ旅「奈良・西ノ京ロータスロード」

奈良・西ノ京ロータスロードの概要

早朝に咲いて、午後には閉じる、その神秘さが魅力の蓮の花。仏教とも深いかかわりがあり、お寺で目にしたことがあるひとも多いのではないでしょうか。

奈良・西ノ京ロータスロード」は、奈良県奈良市西部の「西ノ京」エリアと西大寺エリアにある4つのお寺(西大寺喜光寺唐招提寺薬師寺)を巡る観光企画で、蓮の花が見頃を迎える初夏から夏(6月~8月頃)に開催されます。

お寺の境内には無数の蓮の鉢が置かれ、初夏から夏にかけて様々な蓮の花が咲き誇ります。この四ヶ寺を繋ぐ道はロータスロードと呼ばれ、毎年多くの参拝者がお花を見にお寺を訪れられます。

ロータスロード開催中の西大寺
ロータスロード開催中の西大寺

このイベントでは、美しい蓮の花を鑑賞しながら、歴史あるお寺を巡り、奈良の文化や歴史に触れることができます。蓮は早朝に開花し、午後には閉じるため、観賞は午前中が最適です。

2025年は6月12日(木)~8月11日(月・祝)に開催されます。

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奈良・西ノ京ロータスロード2025

開催概要

  • 開催期間(2025年):6月12日(木)~8月11日(月・祝)
  • 場所:奈良市西ノ京エリア(平城京の朱雀大路の西側)と西大寺エリア
  • 対象寺院:西大寺、喜光寺、唐招提寺、薬師寺
  • 問い合わせ:0742-30-0230(奈良市観光協会 平日9:00~17:00)

四ヶ寺共通拝観券

期間中は西大寺、喜光寺、唐招提寺、薬師寺の「四ヶ寺共通拝観券」を販売されます。

四ヶ寺共通拝観券には、オリジナルグッズが含まれるほか、購入者特典として周辺地域での食事や買い物がお得になるクーポンも進呈されます。

共通拝観券提示で、各寺の御朱印所にて「奈良・西ノ京ロータスロード」限定の御朱印(書き置き)が授与されます (別途納経料必要)。

ロータスロード「四ヶ寺共通拝観券」
  • 販売期間:2025年6月12日(木)~8月11日(月・祝)
  • 販売場所:【紙券】奈良市総合観光案内所、近鉄奈良駅総合観光案内所、各寺拝観受付
    【電子チケット】 電子チケット購入ページ(外部サイト:アソビュー!
  • 販売価格:1枚 4,000円(四ヶ寺の拝観料、オリジナルグッズを含む)
    ※共通拝観券の子ども料金の取り扱いはありません。お子様は各寺にて子ども料金をお納めください(未就学児は無料)。
  • 販売枚数:1,500枚限定 ※紙券、電子チケットを合わせての枚数です。
  • 拝観場所:四ヶ寺(西大寺、喜光寺、唐招提寺、薬師寺)
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各寺の蓮の特徴

西大寺

西大寺(さいだいじ)は、奈良市西大寺にある真言律宗の大本山です。称徳天皇の命により、父である聖武天皇の菩提を弔うために、東大寺に対する「西の大寺」として建立されました。

西大寺の藍染堂
藍染堂

愛染堂裏の蓮苑に約100鉢の蓮が配置されます。

西大寺の蓮

拝観時間:通常8:30~16:30(ロータスロード期間中は7:00開門の場合あり、要確認)。
拝観料:本堂拝観500円、聚宝館300円(ロータスロード共通券で拝観可)。

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喜光寺

喜光寺(きこうじ)は、奈良県奈良市菅原町ある真言律宗の寺院で、壬申の乱(672年)で活躍した聖武天皇の命により行基が創建したと伝わります(『続日本紀』)。「行基寺」とも呼ばれます。

喜光寺

行基が東大寺造営の際に参考にした「試みの大仏殿」として伝承される喜光寺本堂の周囲には、約80種・250鉢の蓮が気品ある大きな花を咲かせます。

喜光寺本堂
喜光寺本堂と蓮

拝観時間:7:30~17:00(受付16:45まで、ロータスロード期間中の変更の可能性あり)。
拝観料:通常500円(ロータスロード共通券で拝観可)。

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唐招提寺

唐招提寺(とうしょうだいじ)は、奈良県奈良市五条町にある律宗の総本山の寺院で、1998年に「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録されています。

759年に、中国・唐の高僧である鑑真和上(がんじんわじょう)によって創建されました。鑑真和上は、当時の日本に戒律(僧侶が守るべき規則)を正しく伝えるため、幾多の苦難を乗り越えて来日を果たされました。

唐招提寺

真和上が中国から将来したと伝えられる「唐招提寺蓮」をはじめ、境内の池や各所に様々な種類の蓮が咲き誇り、美しい景観を楽しむことができます。

唐招提寺の蓮

拝観時間:通常8:30~17:00(受付16:30まで)、ロータスロード期間は7:00開門の可能性あり。
拝観料:通常600円(金堂・講堂)、宝蔵300円(ロータスロード共通券で拝観可)。

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薬師寺

薬師寺(やくしじ)は、奈良県奈良市にある法相宗の大本山の寺院で、唐招提寺と同じく「古都奈良の文化財」の一部として1998年に世界遺産に登録されています。

薬師寺の創建は、680年、天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈願して、飛鳥の藤原京に発願されたことに始まります。その後、持統天皇の時代に完成し、当時の大伽藍は「龍宮造り」と称されるほどの壮麗さを誇りました。

薬師寺

薬師寺の境内には、鐘楼周辺や大講堂と食堂の間を中心に、約250鉢もの蓮が置かれ、白色や淡いピンク色など様々な色の花を咲かせます。これはロータスロード参加寺院の中でも比較的多くの鉢数を誇ります。

薬師寺の蓮

薬師寺の伽藍は、創建当初の「龍宮造り」と呼ばれる華麗な様式を復興した朱塗りの建物が特徴です。この壮麗な伽藍と、清らかな蓮の花が織りなす風景は、まさに「仏国土さながら」と形容される美しさです。

薬師寺の蓮

拝観時間:通常8:30~17:00(受付16:30まで)、ロータスロード期間は7:00開門の可能性あり。
拝観料:通常1,100円(白鳳伽藍+玄奘三蔵院伽藍)(ロータスロード共通券で拝観可)。

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奈良・西ノ京ロータスロードへのアクセス

近鉄「大和西大寺駅」または「西ノ京駅」が主要。最寄り駅から各寺までは徒歩やバスでアクセス可能です。

大和西大寺駅:奈良県奈良市西大寺国見町1丁目1-1

西ノ京駅:奈良県 奈良市西ノ京町字金岡408


各寺に駐車場あり。

詳しくは、奈良県観光公式サイト「なら旅ネット」よりご確認下さい。

  • 西大寺 近鉄大和西大寺駅 南口から 徒歩5分 駐車場:普通車(1時間300円)
  • 喜光寺 近鉄 尼ヶ辻駅 徒歩10分 駐車場:無料
  • 唐招提寺 近鉄 西ノ京駅 徒歩10分 駐車場:乗用車(60分 550円)
  • 薬師寺 近鉄 西の京駅下車すぐ 駐車場:普通車(800円)

最後までお読み頂きありがとうございます。

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