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【山の辺の道 北コース】弘仁寺の隠れ聖域「奥の院・寿楽庵」西門から繋がる静寂の動線

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山の辺の道を石上神宮から奈良まで歩いているみくるです。

奈良市郊外の高台に静かに佇む「弘仁寺(こうにんじ)」の本堂を参拝した後、ぜひ足を延ばしてほしい場所があります。それが、知恵の虚空蔵さんのさらに奥に佇む聖域、奥の院「寿楽庵(じゅらくあん)」です。

以前、車で東門(正門)から訪れた際は、本堂をお参りして再び東門に戻るという形になったのですが、今回「山の辺の道」を歩いて西側(裏手)から境内に入ったことで、驚くほどスムーズな参拝ルートに気づくことができました。

今回は、歩き旅の途中でふと出会った、この深閑とした奥の院の魅力をご紹介します。

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弘仁寺 奥の院「寿楽庵」

西門から始まる「一筆書き」の参拝ルート

「山の辺の道」北コースを南から歩いてくると、弘仁寺へは西側(裏手)から入ることになります。実はこのルート、奥の院まで無駄なく巡るには最高の動線だったのです。

裏手から入り、まずは知恵を授かる本堂へ。

参拝を終えて境内を横切るように進み東門(正門)側へ。

東門を出ると「奥の院」へと続く分岐点が現れます。

山門の横に小さな木製の案内板が立っています。

弘仁寺の付近案内図

山の辺の道の道標もありました。

車での参拝では「戻る」という感覚があった道も、西から東へ通り抜ける歩き旅なら、まさに「一筆書き」。本堂から吸い込まれるように奥の院の静寂へと導かれていました。

弘仁寺の境内から奥の院へ続く階段

石や木の根が張った山道を少し下ると、小さな建物(寿楽庵)が見えてきます。奥の院へは5分から10分程度で着きます。

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奥の院「寿楽庵」に漂う清らかな静寂

弘仁寺 奥の院「寿楽庵」とは

弘仁寺の奥の院「寿楽庵」は、本堂の裏にある小さな霊域で、かつて滝行や護摩修行などが行われた修験の場とされます。伝説によれば、空海もこの地で修行と瞑想を重ねたといいます。

弘仁寺 奥の院

弘仁寺は「知恵の虚空蔵さん」として親しまれていますが、この奥の院はそのさらに深い聖域という位置づけです。本堂の華やかさとは対照的に、鬱蒼とした木々や静寂に包まれており、「修行の場」としての厳かな空気が漂っています。

弘仁寺 奥の院

現在でもひっそりと石仏や祠が点在し、自然と信仰が共存する神秘的な空間が広がっています。

弘仁寺 奥の院 縁起書

奥の院ご本尊とされる不動明王像が祀られています。

弘仁寺 奥の院

閼伽井の井戸はには清水が湧き、眼病に効く霊水と伝えられています。

弘仁寺 奥の院 閼伽井の井戸

湧水

弘仁寺 奥の院 湧き水

護摩焚場と思われます。

弘仁寺 奥の院 護摩焚場

稚児の滝

弘仁寺 奥の院 稚児の滝

石碑や灯籠、神仏の石像が、歴史ある修験道の場を感じさせます 。高さは1mほどで、水を落とす石樋があります。かつて滝修行に使われていたにしては、あまりに小さなものでした。

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聖域を抜けて、再び「山の辺の道」へ

奥の院からさらに下ると、県道187号線(福住上三橋線)に出ます。

奥の院から山の辺の道へ

こちらが北側の参道です。山の辺の道とも重なっています。

奥の院から山の辺の道へ

県道187号線から入る道に、案内板が出ていました。「徒歩道」とあります。おなじみの山の辺の道の道標も立っていました。

奥の院から山の辺の道へ

この「奥の院から元の道へ戻り、そのまま次へ進める」というスムーズな繋がりは、ここが古くから旅人の祈りと共にあった道であることを教えてくれているようです。

寿楽庵で知恵と静寂を授かったら、いよいよ次は「円照寺(えんしょうじ)」を目指す約40分の道のりが始まります。
弘仁寺をあとにすると、景色は再びのどかな舗装路へ。 少し距離はありますが、この奥の院で整えた心なら、のんびりとした田舎道を楽しみながら歩いていけそうです。

道中に待っている「11番・大伴家持の歌碑」を楽しみに、再び北へと歩みを進めることとします。

弘仁寺 奥の院「寿楽庵」へのアクセス

奈良県奈良市虚空蔵町

弘仁寺へ詳しいアクセス方法は、こちらの記事からご確認ください。
駐車場の情報も載せています。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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